転スラ 17巻 なろうとの相違点(なのか?)感想(なのか?)
グレンダさん、おひさー
※完全ネタバレです。自己判断で。
いつものノリでタイトルつけましたが、書下ろしなので相違点もなにもありませんw話自体、ミョルマイルは「四か国通商同盟」「三賢酔」(リエガー)の話、ヴェルグリ姐さんは時空間跳躍による並行世界の話、カリギュリさんはマサユキを新皇帝に帝国再建にがんばる話と書籍から加わった設定による物語なのでweb版には元々繋がらない感じの話ばかり。かろうじてレインの話はweb読者にも通じる話だと思いますが、レイン自体が名前変わってましたねwなんでしたっけ?
なのでタイトルはスルーで。
・ミョルマイルさんのお話。
予想したアイン以外のキャラが登場。リムル、エルメシアと始めた悪だくみには
ガゼルやドラン(プルムンド国王)、ヨウムも1枚咬んで順調にスタート。ミョルマイルが華麗に掌握して仕切っているという話。
興味深いのはベニマルの年収が金600枚なのが判明。ポイント以外にも金銭が発生してたんですね。年収7000万てとこでしょうか。大国の最高司令なら順当でしょうか。ミョルマイルの裏稼業からもベニマル、ソウエイには毎月金50枚が上納されているらしく別個でおこづかいが年間600万。(物理的にも)怖い2人の妻がいても安心して飲みに行けますね。あとはビットがBランクの冒険者に成長してた事とゴブエモンが予想通り鬼人に進化してた事。テンペストには思った以上に鬼人に進化したゴブリンが大量にいるような感じです。リムル恐ろしい子。
推しキャラの一人グレンダが元気そうでなによりでした。裏社会のボスらしく羽振りのよい暮らしをしてるのにポイントに命を懸けてるとこ変わりませんでしたw
リムルさん、ポイントいっぱい上げて下さい。
ゴブエモンさん、いつの間にこんなにカッコ良く・・・
・ヴェルグリンドさんのお話
ルドラの魂を探すヴェルグリ姐さん。その中のひとつの世界でのお話。石器時代風の世界でルドラのかけらを見つけ時代をすっ飛ばして鉄与えて王国作っちゃたり、導かれるままに出会いと別れを繰り返し、その世界で神話の女神となっていくヴェルグリ姐さん。すべてのルドラを記憶していく、戦艦の館長、詐欺師、科学者・・・。その人生を見届けながら集まったかけらは膨大な量となっていた。そしてたどり着いた日の本。すでに老人になっていたかけら所有者の皇帝、その側近にはあの荒木幻生や近藤も。戦っているのはなんと妖魔。コルムがリーダーとして侵攻してきます。もちろん姐さんが防いでくれます。16巻でコルムがやらかした失敗ってこれだったんですね。邪魔した姐さんに結局瞬殺されるというね・・・wそしてまたひとつ、ルドラのかけらの行く末を見届けるヴェルグリンドであっ・・・。って感じのお話。
妖魔が出てくる時点でリムル達の物語に大きく影響しそうな物語です。ただこの世界も三上がいた世界とは違う(ルドラについた近藤も何人いるんだよ?w)。今回の収録の中で一番長いお話。いや、彼女はほんの一瞬で長い長い時を刻んでいたんですね。しかもそれは多くの人に多大な影響を長らく与え続ける女神伝説のように。最終的に三上のいた世界から戻ってきたのでジーンズだったり言葉使いも現代日本ナイズされてましたねw
黒髪もお美しい・・・。
・カリギュリオさんの話。
ミニッツと95階エルフのお店で前妻との思いで出世欲にまみれた過去を後悔しながら語らうカリギュリさん。もう捕虜じゃないよねw別の席にたまたま居合わせたリムルとマサユキの軽口を華麗にスルーしながら翌日出発する帝国に思いをはせた。
ここからヴェルグリ姐さんの威厳、マサユキクオリティ、的確なテスタロッサの戦略で調略し人心を把握、国民をまとめ上げていく。マサユキも帝国貴族に心の友を見つけ順風なスタートとなった。そしてテスタロッサのやさしさで過去も清算しやり直していくカリギュリオさん。そんなお話。
クリシュナさん久々登場もweb版同様に行き過ぎたリムル信仰者になってましたwザムドもリムルの元で喜々として飛空船の研究にあけくれているらしい。テンペスト移住を希望した帝国軍人は20万人もいたらしく、リムルが闘技場に集めうまい事彼らを説得して帰ってもらった。そして我らのテスタ様。カリギュリさんも認める有能っぷり。そんなテスタ様の粋な計らいで元嫁とやり直す事となったカリギュリさん。まじ有能。カリギュリさん、お幸せに!
まぁ諜報はモスががんばったんですけどねw
・.レインさんのお話
皆様、はじめまして。私はレインと申します。
え?知らない?お前ふざけんなよ。シバくぞ。
こんな調子で始まるレインさんの語りはもう言いたい放題。原初で一番目だたなかった原初の青、レインがこんな性格だったとは・・・・。ミザリーとともにギィにケンカを売ってボロ負けし配下に。そして従者のメイドとして働くレイン。
ディアブロの事はアホ、ディーノの事はクズ、そして神祖の事まではた迷惑な馬鹿野郎やクソ野郎と(心の中で)堂々と言い放つレインさん。
一方でミリムの強さやダグリュールへの敬意、ルミナスへの賛辞、あのラミリスにさえ一目置く(全盛期を知ってる事と恩もある)。基本、様づけ呼びも本音でしたくないディーノ以外には尊敬の念を持っている。リムルにも。スライム可愛いいし魔王としても有能に見えたらしいwクレイマンに対しては自分より弱いのに魔王名乗ってる事が腹にたったらしいが、少し煽てるとなんでも引き受けてくれたので便利に使ってたらしい・・・w
リムルを呼びに行ったミザリーが帰ってくるなりクレイマン、終わったなと語っていたとか。そしてクロの存在に気が付く。
かつてクロとギィが引き分けた戦いを見ていたレインはクロとは敵対しない事を心に決めたそうだ。
最悪です・・・クロと戦う事になりました。どうして私がこんな目に。
日ごろからいい子なのに不思議です。
西方動乱でディアブロと対峙する事になったレイン。リムルを認めてる彼女ですが挑発の意味で「雑種の魔王に名づけされたあなたと違うのです」
ドヤ
「は?死にたいのですか?」
って、その目はマジなやつですね。
残りの原初3人娘も名づけされ配下になってる事実に絶句するレイン。リムルがレインのヤバい奴リストのダントツ一位になった瞬間でした。ミザリーと
「リムル様にはケンカは売らないようにしましょう」「同感です」
そしてリムルの手によって悪魔王に進化するレイン。
ヤバイよ、ヤバイよ!
リムル様、マジでヤバいよ!私たちまで進化させちゃいました!
本当ですよ、私は真実を告げちゃう良い子なのです。
ディアブロに呼びつけられてギィとやってきた魔国。丁寧にリムルにあいさつされ
惚れるよね。
勘違い系の女子のフリしてグイグイ行こうと思ったけど空気読んでやめた。
ディアブロとケンカ出来るシオンを感心したり、その2人をたしなめるシュナに只者ではないと思ったり。美味しいケーキのレシピも教わりご満悦のレイン。
テスタロッサ達もいるリムルが自分の力を必要とするか疑問だけど助力が必要ならがんばろうと心に誓うレインであった。
そしてミザリーと戦闘訓練中にギィの支配領域に侵入者が・・・・。
面白かった。てかレインやばい。こんなヤツだったのか。ぜひみなさんにも読んで欲しい。そして最後に18巻に繋がるポイントが。
てっきりヴェルザードが暴れると思ってたけど、侵入者だと?ユウキか?ユウキなのか?(たぶん違います)。万が一、操られたレオンかヒナタ(書籍では力を維持してる)だったらギィが本気になれない分、壮絶な事になりそうですがはたして?
イチゴのショートケーキに感激のレインさん(幼児化)とミザリー嬢。