転スラ 18巻 なろうと書籍の相違
※完全ネタバレです。自己責任で。
やばい。18巻やばい。とにかくやばい。ちゃんと書籍を、せめて14巻から(出来たら7巻から)読んで欲しい。正直、web版とは比べ物にならないくらい面白い。
始原の七柱の一柱、オペーラがミリムの天空城を訪れミリム、ミットレイに配下に
加わりたい(フェルドウェイを裏切る)と申し出る所から物語が始まる。
「ワルプルギズ」
・本作2度目の魔王達の宴(アニメでは2期後半中盤以降に1回目が開催されます)。リムル発動のwebと違いギィが招集。
・白氷宮(ギィの居城)にフェルドウェイが侵入。それにヴェルザードが加担。彼女が敵側に回った事が明かされる。
・リムルが今までの顛末を説明。敵が自我を持ったミカエルである事、フェルドウェイ率いる妖魔、蟲型、妖獣(滅界竜)、操られたカガリさんによって作られた妖死族が加わった、ディーノが裏切ったなどを説明。「天使之軍勢」によって天使軍団も参戦する可能性も出てきた。
・天使系、悪魔系のスキルの説明。「天使長の支配」のヤバさを理解。天使系のスキル持ちのレオンは狙われる危険性大。
・来るべき全面戦争に備える事で一致。リムル配下も各領地へ派遣する。
・ミリム領にはガビル、ゲルド、カレラ。ルベリオスにはシオンとアダルマンと配下たち。ダグリュールの元にはウルティマ。立場があやういレオンの元にはディアブロが配置される(ギィも配下全員引き連れてレオンの元に)。
・ヴェルダナーヴァ復活を敵が目指しているがその兆しすらない事を確認
お前ら仲良すぎじゃありませんか?真剣な話が和気あいあいに進みますw魔王達ほんと仲いいwすでに支配されてるのでは?というレオンの「馬鹿め。俺にはクロエが・・・」という言葉に「あ、大丈夫だ」と納得するリムル。
配下配置の際にカレンをダグリュール、レオンが本気で拒否してるのが面白い。ミリムが引き取ったがウルティマをゴリ押しされてダグリュールさんは不満そうだった。そういえばダグリュールはwebと違って裏切らなそうに描かれてますがルミナスの領地を欲しがってるのは事実のようです、どうなりますかね?それとギィへの嫌がらせでディアブロを同じとこに行かせましたw
「幕間 天帝と元勇者」
ここは閑話です。タイトル通り天帝はエルメシア、元勇者はレオン。ワルプルギスの帰りにレオンはエルちゃんのとこへ立ち寄った。それはエルメシアの母シルビアへの応援要請だった。勇者時代のレオンの師匠でもある。サリオンにとっての秘密兵器の投入をレオンは要請したのだった。
迷宮で手合わせ中のカリオンとクマラ
「束の間の日常」
リムルが各地を巡ります。
・ディーノと連絡を取り戦いに加わらない事を要請。
・そこでミカエル側の情報をディーノから聞く。
・ダグリュールの支配地「聖墟」ダマルガニアに転移門設置。
・ウルティマが本当に暴れ出さないか心配する巨人の王w後は任したとサッサと帰るリムル。
・何も知らずにシオン用の台所を約束してしまうルミナス。青ざめるアダルマン(ガイコツなので実際はしらん)。後は任したとサッサと帰るリムル。
・ミリム領で特訓がなくなり喜ぶガビルたち。そしてヨイショ3人組の名前が初めて登場。カクシン、スケロウ、ヤシチ。誰が誰かはしらん。
・竜を祀る民の強者ジャギィ登場。エスプリと互角。
・カリオン、フレイは迷宮で訓練。カリオンはベニマルに一歩及ばずもクマラには完勝。ゼギオンには瞬殺された「今ならおれも負ける」(ベニマル)。
・フレイはアダルマントリオ、クマラ、アピトを撃破。
・クロエ大好きムッツリ魔王(リムル命名)が建築家を目指していた事が解る。
・クロエが一緒じゃない事に不満顔のクロエ大好きムッツリ魔王(リムル命名)
・ギィとディアブロが揃ってるためゲッソリ顔のクロエ大好き(以下略)。
・「お前と違ってロリ・・・シスコンじゃないから」リムル発言に一触即発。
・なぜか芽生える信頼関係。ギィとディアブロの手合わせにディアブロの応援をするレイン。完全に17巻通りの性格に描かれるようになったダメ原初メイド。
・ドワルゴンにも転移門設置。
・ガドラからマサユキの載冠式の様子を聞く。ガドラ、ラーゼンの師弟コンビが面白い。サーレ、グレゴリーは訓練のため迷宮行き。
・ヨウムへグルーシス「お前の後釜」発言。リムル「死亡フラグはたてるなよ?」
・現在のファルメナスの状況が詳細に描かれる。ミュウランかわいい・・・。
・10階建てのプルムンド「四か国通商連盟」本部長にベルヤード。
・西側諸国、西方協議会の要人を集め状況説明。テスタロッサの絶大なる西側への信頼の高さに驚くリムル。
本部間前にてリムルとソウエイ
リムル陣営のみなさんそれぞれの準備。お馴染みの顔ぶれに新顔も登場しわちゃわちゃ楽しく読めました。ここから始まる悲しい道化の物語も知らずに・・・
こっからはじっくり語りたい。なので「道化達の追憶」以降は後日詳細しますが要点だけ書いておきます。かなり衝撃ですよ。覚悟して。
・カザリームは近藤が死んだとき支配が解かれた。カザリーム・・・カガリさんは狂った父ジャヒルのせいで醜い姿に変わり果てたが実はエルフの美しいお姫様だった。国はミリム支配を狙い滅びた(たぶん御伽話の国)。
・ティア、フットマンは姫の側付きだった。
・ラプラスは元勇者、名をサリオン・グリムアルト。サリオン・・・そう彼こそがエルメシアの父である。
・敵蟲魔王ゼラヌスの腹心でもある十二蟲将。その中でラズルは裏切りグランベルについた。ミナザはルドラに貸し出しシオンにやぶれた。2体は逃げた。現在8体である。2体逃げた?もうゼギオン、アピト確定。
・フェルドウェイからにじみ出る小物感。
・誕生した妖死族にマイらが憑依。
・カザリームがレオンにちょっかいを出したのは美しいレオンに嫉妬したから。
・ことの顛末はすぐディーノからリムルに報告があった。最初に攻めるのがレオンの国と確定、リムルはベニマル、ソウエイ、ランガ、クマラを連れ援軍に駆け付けるのだが・・・。
・ヴェガの暴走により戦端が早くも開かれる。カガリは思念でラプラスに連絡。ミソラ、メーテルvsヴェガ。オキシアン、カーンvsアリオス。ソラン、キゾナvsオルリア。南国エルドラドは猛吹雪に。その中でギィとヴェルザード、ディアブロとザラリオが激突する。(web版と通じるものがる)そんな緊迫感の中でミザリー、レインvsピコ、ガラシャはレインの作った雪よけドームの中でお茶を飲みながら女子会wあとでギィに怒られるよw
・レオンの玉座にはカガリ、フットマン、ティア、ユウキ、ラプラス。レオンとカガリは対峙するが実はカガリは転移扉で迷宮に避難する機会を狙っていた。レオンもそれを悟り戦う演技しながら扉のある隠し部屋に誘導する。「あなたって本当に不器用なのね、自分を捨ててまで他者にために必死になって」「愛する人のために他者を犠牲にした、その報いだ」。
・ミカエルがオーペラの裏切りに気が付き支配を強めた。
・カガリはもちろんレオンもその支配には勝てなかった。そこにシルビア参戦。
・ユウキやっぱり支配されたふりをしていた。そしてカガリの支配を解いた。
・ユウキの中の何か。それは自我が芽生えたマリアベルから奪い取った「強欲之王」だった。ユウキはミカエルの支配を強欲之王に身代わりさせて回避していた。「なんか気持ち悪くて(強欲之王)を信用してなかったからねw」
・さぁ転移して・・・しかしユウキにフットマンの刃が!そうフットマンはすでにジャヒルに取ってかわられていた。そう、カガリさんの狂った父だ。
・シルビアとレオンは戦いながらリムルが来るのを待っていた。
・(やれやれ、がんばったけどここまでかな・・・)ユウキは「悪いね、みんな。こんなめにあわせちゃって」。「ワタシの失態です」嘆くカガリにティアが言う
「泣かないで、姫様。最後にみんなで力合わせるの楽しいね。」
・ジャヒルの放った閃光がすべてを無に帰した。
ユウキ退場しちゃったじゃねーか。リムル間に合ってないやんwどーすんのこれ。
いや、まだだ。19巻はもっと超展開してくれるはず。うんうん。
ドヤ顔のレインさんとミザリーさん