「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

転スラ 18巻 色々感想(その1レインと存在値)

※完全ネタバレです、自己責任で。

 

前回18巻の相違点を走り書きしましたが。改めてゆっくり感想などを。

1回じゃ語り切れないので何回かに分けて書きます。

 

・出世キャラ、その名はレイン

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18巻で カガリさんが大出世を遂げますが、もう一人目立った出世キャラがいます。そうそれは原初の青(ブルー)レインさんです。

なろうではヒラリーって名前でしたね。原初自体が色分けされずにあやふやな

感じでしたが書籍ではアノ強者ラーメンが・・・ラーゼンが知った途端に

気絶するほどの脅威として早い時期から語られていました。同僚である原初の緑(ヴェール)ミザリーとともにアニメ2期後半中盤に初登場する彼女ですが書籍もなろう同様に存在感薄いキャラでした。西方動乱時にディアブロと対峙し、受肉しネームドになった原初同士が初めて戦うという見せ場は貰ったものの以降はなろう同様リムルによって魔王級に覚醒したくらい。しかし17巻でダメ原初である事が発覚。コミックスにはすでにそんな設定が早くも生かされてますが、書籍にも反映されました。エルドラドで毎日ケンカしているディアブロとの関係にも変化。リムルに元々好意的だったからなのかディアブロのリムル話についていける快挙をなしとげ、リムルに「ファンなんです」と言い切る始末。ギィとディアブロの手合わせ中に「気合い入れんか!」とディアブロを応援していたこともレオンの告げ口で明るみに。ギィに「俺じゃなくてディアブロの応援かよ!?」と怒られます。レインのいい加減で謝らない適当な性格に拍車がかかってきました。実は

どうも彼女は創造と芸術の天才肌のようです。さすが原初。出所不明のリムルのヌード肖像画が数枚出回っているという話が出てくるんですけど(ミョルマイルの部屋に人型、ディアブロがスライム型を隠し持っていた)どうも出所はレインのようです。そんな彼女は「今日は本気を見せるつもりです」と戦いに参加。外に出た途端に「寒いです」。ミザリーに本気出すんじゃなかったの?とツッコまれると「寒いからです」と逆ギレ。都市をも壊滅させる大魔法「氷結魔法」でかまくらを作り対峙したピコ、ガラシャとぬくぬく女子会を始めてしまいます。主であるギィがヴェルザードを必死に相手しているのにwまぁ敵がディーノの友達コンビだったので双方に戦意が薄かったのもありますけども。そんなレインさんの筆頭部下の悪魔公ミソラがヴェガ相手に活躍。まぁ苦労してるよねきっとw他にもカーンという悪魔公も戦いに参加しています。こっちはミザリー筆頭かな?

記憶が定かではないのですが、たしか悪魔召喚の際にほとんど現れないのが黒の眷属、交渉出来ないのが赤や白の眷属。交渉しやすいのが青の眷属という設定があったはずです。交渉しやすいのは主のフランクな性格も反映してるのかもしれません。いや、普段から「わたしの物はわたしの物、ミザリーの物もわたしのもの」的なスタンスで眷属たちがバイト(召喚)しないといけないだけかも知れませんがw

 

・魔王級に覚醒したカリオン、フレイはどんな感じ?

以前記事にした「魔物の強さの基準」を書き直そうかと思えるほど色々な事が

わかりました。究極能力や天使系、悪魔系。スキルの獲得や分け与えや引継ぎ、ラーメン・・・ラーゼンが肉体ごとショウゴのスキル奪ったり出来た理由に繋がる話なんかも登場しました。が、そこらへんはキリがないのでまた「強さの基準・改訂版」をそのうち書こうと思います。それよりも今巻で新たに解ったEP(存在)。

 

カリオン EP277万 種族・光霊獣(獣神)

フレイ  EP194万 種族・空霊鳥(鳥神)

予想通り神性をおびたおかしな進化してますねwEPだけでもテンペスト勢に負けてません。実戦経験などは上でしょう。ただしスキルがユニーク止まり。そこがポイントでしょうか。カリオンは「獣王閃光吼」といった究極奥義を習得、フレイの最大の武器である爪もそれが神話級に相当するようになりましたけどねw

カリオンはベニマルと互角、ゼギオンには瞬殺。ゼギオンどんだけ強いんだよw

フレイはゼギオンとは戦わずにアダルマントリオやクマラ、アピトを撃破していました。

他には

サーレ EP100万越え グレゴリー EP40万 ラーゼン EP40万以上

サーレ、グレゴリーはさすが悪魔公なみのEPでした。ラーメン・・・ラーゼンはグレゴリーよりやや上ですがアーツやスキルで圧倒出来ます。ちなみにグルーシスはグレゴリー以下、ヨウムは対象外ですwグルーシスはカリオンのギフトを貰ったようです。サーレ、グレコリーはさすが元聖人。その2人と三武仙と呼ばれていたリムル配下のグレンダもソウエイが(書籍10巻)でソーカより強いと言ってましたので40万は越えているなと。40万ってハッキリいって悪魔公なみの数値です。

サーレはアピトと修行するそうです。グレゴリーはランガと・・・。実は三武仙の3人はwebでは聖騎士としてテンペストで戦っています。グレンダは例のソウエイのSM責め受けてましたねwグレゴリーはランガに遊ばれて犬嫌いになります。

書籍ではファルムスの戦闘に参加。なのにグレゴリーの相手はランガでした。同じ運命を辿り犬嫌いになります。なのにグレゴリーを見た途端ランガが影から現れ「このものは私と遊びたがっています!」と楽しそうに連れて行ってしまいました。「なるほど荒治療ですか!」その姿を生暖かく見守るリムル、ガドラ、ラーゼン、サーレであった。

ガドラ EP112万 称号・ポチ。おじいちゃんになんて称号つけるんだディアブロはwまぁ予想通りかなり強くなってますね。

ちなみにユウキは200万越え、通常でフットマン、ティアは100万越だったようです。敵の下の戦力である妖死族でもEP1000あるらしいです。これ大丈夫なのか?

ちなみにラプラスは100万越えてません。意外ですね。

 

次回は「魔王達の宴と各国の様子」。いつものメンバー総出演。

その次は「ユウキと道化たち」。ユウキの現在位置と出世から大出世と

なったカガリさん。そして道化たちの夢が砕け散る18巻メインのお話。

その後に18巻までの敵戦力やら魔物の強さの改訂などを記事にしたいと思っています。

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 ヒナタみっけ。12巻以来の登場です。

 

なろうとの相違点はこちら。

harunatan.hatenablog.com