転スラ18巻なろう(web)との違い ユウキと道化連の現在位置
※完全ネタバレです。自己責任で
2期面白かったですね。なろうだと数話で終わってる内容が分厚い書籍1冊分になってweb勢から会議アニメと比喩されながらも原作を守ってくれて嬉しく思います。
さて遅くなりましたが、19巻がいよいよ発売という事で18巻の核心でもあり
なろうから大きく設定が変わった中庸道化連の物語を。
近藤が死んだときにカガリは支配から解放された。「よお!」目の前にはディーノ、
そして無表情のユウキ。フットマン、ティアの命令を解除しディーノからここまでのいきさつを聞く。ここは異界、天星宮。逃げる事は出来ない。かつての仲間、ヴェガを媒体に受肉したグノムが現れ天使族(またはそれに近い精神生命体)が自分の作り出したデスマンを媒体に受肉しようとしてる事を悟る。
カガリはデスマンへの妖魔たちの受肉を手伝いながら自らもデスマンへと
憑依した。自我が残るかはカガリにとっても賭けであった。
彼女は深い眠りの中でとても懐かしい夢を見ていた。ハイニューマンが築いたエルフの楽園・超魔道大国。彼女はその国の美しい姫だった。いつしかやさしく穏やかな父である王が突然狂った。彼は自ら魔導大帝ジャヒルを名乗り、暴虐を尽くし始めた。
カガリはそんな父に殺され醜い姿とカザリームの名を与えられデスマンとしてよみがえさせられたのだった。ジャヒルはミリムを傀儡にすべく怒りを買い(お伽話の件)首都
ソーマは滅びた。ジャヒルは生死不明。自分の周りの多くの者たちをしんでしまった。
彼女は優しく見守ってくれた侍女(ティア)や騎士(フットマン)や民(クレイマン)達をデスマンとして復活させて名前をつけた。そして国を復興することを誓うのだったが暴れまわるカオスドラゴンの襲来によって大地すら汚染されてしまった。
カガリはティアたちを連れ安住の地を求め旅立つ。道中、カオスドラゴンと戦い死にかけた勇者に出会う。名をサリオン・グリムワルト。死にかけた彼にカガリは一つの提案をする。やがて彼はデスマンとして復活した。名をラプラスと変えて。
魔王にまで上り詰めたカザリームはレオンの美しさに嫉妬し襲い掛かりやぶれた。
かろうじて精神体としてさ迷った彼女は「ワタクシを助けて、奪われるのはもう嫌、ただみんなと楽しく生きたいだけ・・」誰も答えない。あとは朽ちて滅びるだけ。
「いいぜ、でも疲れてるみたいだから僕の体の中でおやすみ」彼だけが救いの手を差し伸べたのだった。
レオンの元へ攻め込む妖魔たち。黄金郷エルドラドは戦火に包まれた。迎えうつのは
レオンと配下、ギィと配下そしてディアブロ。激しい戦いの中、カガリはティア、フットマン、ようやく合流出来たラプラス、いまだにミカエルの支配下にあるユウキとともにレオンの前に立ちふさがった。
レオンに襲い掛かるカガリ。しかし彼女はレオンにささやく「私たちには監視がある。迷宮(テンペスト)に逃げたい」「わかった」「ミカエルの狙いは天使スキル持つあなたよ」「天使スキル所有は否定はない、ラミリスの迷宮までの転移用魔方陣がここにある」2人は戦うふりをして魔方陣に近づいていく。
「脱出は5人か?」「他は(殺されるわけじゃないから)置いていく」「連れていってやればいい」「やさしいのね、わたくしの時は手加減してくれなかったくせに」「魔王が攻めてきたんだ、民を守るためにそんな余裕はなかった」「それもそうね」「変わったな・・・」
「貴方はどうするの?」「私は残る」転移魔方陣のある扉の前にやってきた。
「あなたって不器用なのね」「私は悪徳をきわめた。たった一人の愛する人のために他者の犠牲を許容した、その報いだ」しかし、ミカエルが突然、天使の支配を強めた。
オーベラの裏切りに気が付いて激怒したのだ。フェルドウェイもカガリの裏切りに気が付きこの場に姿を現した。カガリはもちろん、レオンも自分の意志では動く事も出来なくなった。シルビアが加勢にやってきたがレオンを止めるのに精一杯だった。
ラプラス、クロード、アルロスそしてシルビアだけでは圧倒的に不利になった。
「やれやれ、僕の出番かな?」
ユウキは自分の中の自我を持った強欲之王に支配を肩代わりさせて難を逃れていたのだ。ユウキは得意のスキルスティールでカガリらの支配を解除。
戸惑うフェルドウェイは「目覚めろジャヒル!そのガキ(ユウキ)を殺せ」と叫んだ。
ユウキを貫く手刀。その主はフットマンだった。
「クソ、しくじった」ユウキはくやしそうにフットマンをにらむ。フットマンはカガリの狂った父、ジャヒルに取って変わられていたのだ。それはユウキがこの世界に来るずっとずっと遥か昔から仕組まれた罠だった。クレイマンが近藤に操られはじめた数十年前からフットマンもまたジャヒルの手の中にあったのだ。
全力で対抗するが劣勢のユウキたち。(いつもこの世は理不尽だね)ユウキは思う。(リムルさんだったら諦めないんだろうね。後からきて好き放題やって僕の考えより素晴らしい結果を生むんだから)不快でない笑顔がこぼれる。「何を笑っておる?」怪訝そうに聞くジャヒルに
「あんたよりもっと怖い人がいるのを思い出してね」「リムルはんやな、あの方は規格外やで」ラプラスが同調すると「だろ?もうすぐあの人がここに来る」ユウキの言葉に
「時間稼ぎなら」カガリも立ち上がった。リムルが来るまで・・・。
道化達の希望を打ち砕くようにジャヒルは大火球を放つ。
「やれやれ、がんばってみたけどここまでかな?みんな悪いね、僕が下手うってみんなをこんな目に合わせて」ユウキの嘆きにカガリは「私たちの失態です」と否定する。
そんなカガリにティアが「泣かないで姫様!」となぐさめる。「ティアあなた・・・」
「思い出したよ、アタイ姫様の侍女だったんだ。最後までお供できるのがすごくうれしいよ。フットマンもクレイマンもみんな姫様が大好きなんだ。最後にみんなで力を合わせるの楽しいね!」ラプラスも自分が何者か思い出していた。それでも
「ええねん、ワイはラプラスや。中庸道化連の副会長や」
「ほんとバカばっかだね」苦笑いしながら話すユウキに「ボスに言われたくないわ」と
ラプラスがつっこみ笑いに包まれた。
ジャヒルの閃光がすべてを消し去るまでユウキたちの笑顔は消えなかった。
道化たちは何百年も探し続けた楽園にやっとたどり着けたのかもしれません。
転スラ18巻 なろう版(web)との相違点 魔王たちの宴・リムル漫遊記
※完全ネタバレです。自己判断で。
・魔王達の宴・ワルプルギス(2回目)
アニメ2期後半はいよいよ魔王たちの宴1回目。webしか読んでない方は人魔会議から違和感感じるでしょうが、その後はもう知らないキャラ、知らない戦い、知らない展開でなんだこりゃ?と思うことでしょう。アニメ3期からはもう別ルートに進むと考えてOKです。そんな別ルートを進む書籍以降の転スラにも2回目のワルプルギスがやってきました。
ボロボロのレインに案内されて転移してきたギィの居城もまたボロボロ。ラミリスになぜかヴェルドラがついてきたり、先についていたルミナス、レオンとリムルが「さん」付けする相手としない相手についてのどーでもいい議論とか、ギィが(従者も含め)自分を呼び捨てでいいと気さくさアピールしたり色々脱線しつつ本題へ。
リムルから「天使長の支配」の影響でディーノが裏切りったまでのいきさつを説明。
ここで天使系と悪魔系などの究極能力についての説明、そのほかスキルの継承などの話は長くなりそうなので割愛でwとりあえずギィの居城にフェルドウェイが侵入しヴェルザードがそれに加担し去っていったらしい。天使長の支配ヤバくね?って事になって天使系だれか持ってる?という流れになり(ラファエルさんがまさに天使系)なリムルが黙秘をする中で何故かギィを除く魔王たちがリムルを信じる宣言。呆れるギィにレオンが「私のスキルは天使系」と告白。レオンさんピンチ。今は妖魔相手だがこれすなわち天魔大戦が始まるということ。魔王が全面協力の下で迎え撃つ事になった。
・リムル漫遊記
きたる妖魔との戦いの準備する各地をリムルが巡ります。
聖墟ダマルガニア・ダグリュールの領地、ウルティマと配下達がせっせと転移門の準備。ウルティマたちはここに滞在する。webと違い裏切る理由のなくなったダグリュールさんは「アイツ(ウルティマ)本当に暴れださないのか?」と原初の紫の暴走を心配。そんな大巨人の質問を聞かなかった事にして立ち去る主人公。
ルベリオス・ルミナスの領地。ここにはシオンとアダルマン達が滞在する。「料理が出来ないのは残念です」というシオンに知らずに空いている台所を好きに使えと言ってしまうルミナス。「後はまかせた!」と戸惑うアダルマンに全投げして立ち去る主人公。
旧ユーザラニア領地・ここにはウルティマとの特訓から解放されたガビルと飛竜衆、カレラと従者たち。時間に遅刻して迎えにやってきた竜を司る民のジャギがガビルをリムルと勘違いし、リムルに無礼を働いた事でJC風ギャル悪魔公エスプリがキレて戦闘に。なんとジャギはエスプリと互角にわたりあった。ミッドレイに平謝りされる中、カレラが魔王級に覚醒したカリオン、フレイの戦闘訓練に名のりを上げたため2人を迷宮で訓練させることに決め不満顔のカレラを横目にさっさと立ち去る主人公。
黄金郷エルドラド・レオンの領地。一度ミザリーと訪れてるためソウエイ、ランガを引き連れ転移で移動。都市の美しさと結界の強力さに感動するリムル。迎えに来たアルロスに色々教えてもらう。そしてレオンは白シャツにジーンズの普段着で登場。
「チっ、やはりクロエはいないのか」とクロエ大好きムッツリ魔王(リムル命名)はいきなり嫌味を。それもそのはず、ギィが配下全員引き連れこの地に滞在するため嫌がらせでリムルはここにディアブロを送り込んでいた。ただでさえ苦労性のレオンは頭痛がひどくなるばかりw(自慢の居城があっちこっち壊れるし)
ニコニコとリムルを迎えるディアブロとレイン。「来るのおせーよ」と文句を言うギィ。西側諸国の戦闘対策など忙しいリムルに「他国まで気にかけ、だからクロエもお前を」と褒めるレオンに「おれはお前と違ってロリ・・・・シスコンじゃないから」
と不用意な一言。「ふざけるな、殺すぞ」と一触即発にw
異世界転移前にレオンは建築家を目指していた。そこに共通点を見出すリムル。
ロリコンって意味じゃないよ?と弁解も忘れない主人公。
ここではディアブロとレインの掛け合いが絶妙です。ぜひ読んで欲しい。
ドワルゴン・ここにはハクロウの祖父アラキビャクヤである事が確定したアゲーラを派遣している。ガゼルは同じ朧流の創始者から日々指南を受ける日々。webと違い最前線で戦い続けてるガゼル王。ここからさらに敵を迎え撃つにはやはり究極能力が必要。
そこはもう気合という結論に達する(?w)もし攻めてきた相手がヴェルザードなら逃げて欲しいとお願いし数日滞在する主人公。いったい滞在の理由は何エロフの店なんだか・・・。
・ファルメナス王国・ヨウム王の国。ここへもソウエイ、ランガを引き連れ転移移動。派遣していたガドラが出向にやってきた。ガドラからマサユキの帝国新皇帝の載冠式の様子を聞く。テスタロッサとヴェルグリンドを後ろにつけたマサユキは順調に式を終えた。カリギュリオはテスタロッサが不穏分子を皆殺しにしないかハラハラしているが、そこは優秀なモスも控えているので心配なしとの事。
ヨウム、ミュウランが待つ王城につくと重鎮が揃ってお出迎え。シレっとエドマリス元国王もいたけど気まずいので無視する主人公。ヨウムたち3人組の掛け合いを堪能した後は国内の視察、敵が攻めてきた時の対策などを話し合った。最近強くなった気がすると話すグルーシスにカリオンの覚醒の祝福だと教えてあげた後は強者たちが修行する修行場へ。ガドラ、ラーゼン、サーレ、グレゴリーが出迎える。
ここでサーレたちにラーゼンは師匠(まぁこれは納得)、師匠の師匠であるガドラは尊師と呼ばれていた(?!)サーレ、グレゴリーはリムルの配下と力試ししたいと希望したのが運の尽き、グレゴリーを見つけたランガが嬉しそうに影から飛び出してきた。「ゲっ!犬野郎・・・ではなくランガ殿?!・・・」ランガとかつて戦い犬嫌いになり怯えるグレゴリーを「よく言った!グレゴリーといったか、見どころある奴だと思ってた。ワレでよければ腕試しに付き合うぞ!」と咥えて連れていってしまった。
「荒治療ってやつか」と感心するリムル。生暖かく見守るその他のみなさん。
サーレ「あの、僕は未熟なんで腕試しは下の方からでお願いします」
動かなくなるグレゴリー。(まぁ絶対戦いたくない相手って言ってたのになw)とヨウム、サーレ。ランガ「このものの気迫に圧倒されやりすぎました!」
プルムンド王国・すでに自分の庭のように何度も訪れてるこの国が最後の訪問先。世界中央駅が絶賛建設中の町は活気が溢れていた。そしてその一等地に建設された十階建ての「四か国通商連盟」本社ビル。その新築祝いのパーティーに参加するためだ。オーナーはリムル。代表はミョルマイル、本部長にベルヤードが就任した。ロッゾ一族の生き残りドラム王も役員に加わった。
ガバーナが目を光らせてるおかげで人払いが出来てパーティーを楽しむリムルはヒナタを発見。
リムル(美しい・・・この映像を記録して)
シエル(そんな機能はありません)
リムル(いや?あるよね??)
シエル(否、必要性が認められませんでした)
「何見てるのよ、殺すわよ」
「ゴメンナサイ」
翌日、西方評議会の皆様への事情説明や対策、西の帝国が評議会に参加したいと言ってるなどを伝えリムルの訪問作業は終了しました。
魔王たちの和気あいあいっぷりが凄いです。その中でwebでは語られていないスキルという謎の存在の仕組みなどが明かされます。
リムルのぶらり旅はけっこう濃厚な内容なので書籍購入お願いします!
次回はいよいよ道化達の話、ユウキの立ち位置。18巻の核心となる話を記事にします。なるべく早めにw
転スラのアニメの原作は書籍原作のコミックです。web(なろう)とは内容が変わっています。こちらを参考に。
転スラ 書籍とweb版(なろう)との違い16巻までのまとめ - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
加筆しました!
18巻発売前にリムル陣営を整理しよう - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
転スラ 18巻 色々感想(その1レインと存在値)
※完全ネタバレです、自己責任で。
前回18巻の相違点を走り書きしましたが。改めてゆっくり感想などを。
1回じゃ語り切れないので何回かに分けて書きます。
・出世キャラ、その名はレイン
18巻で カガリさんが大出世を遂げますが、もう一人目立った出世キャラがいます。そうそれは原初の青(ブルー)レインさんです。
なろうではヒラリーって名前でしたね。原初自体が色分けされずにあやふやな
感じでしたが書籍ではアノ強者ラーメンが・・・ラーゼンが知った途端に
気絶するほどの脅威として早い時期から語られていました。同僚である原初の緑(ヴェール)ミザリーとともにアニメ2期後半中盤に初登場する彼女ですが書籍もなろう同様に存在感薄いキャラでした。西方動乱時にディアブロと対峙し、受肉しネームドになった原初同士が初めて戦うという見せ場は貰ったものの以降はなろう同様リムルによって魔王級に覚醒したくらい。しかし17巻でダメ原初である事が発覚。コミックスにはすでにそんな設定が早くも生かされてますが、書籍にも反映されました。エルドラドで毎日ケンカしているディアブロとの関係にも変化。リムルに元々好意的だったからなのかディアブロのリムル話についていける快挙をなしとげ、リムルに「ファンなんです」と言い切る始末。ギィとディアブロの手合わせ中に「気合い入れんか!」とディアブロを応援していたこともレオンの告げ口で明るみに。ギィに「俺じゃなくてディアブロの応援かよ!?」と怒られます。レインのいい加減で謝らない適当な性格に拍車がかかってきました。実は
どうも彼女は創造と芸術の天才肌のようです。さすが原初。出所不明のリムルのヌード肖像画が数枚出回っているという話が出てくるんですけど(ミョルマイルの部屋に人型、ディアブロがスライム型を隠し持っていた)どうも出所はレインのようです。そんな彼女は「今日は本気を見せるつもりです」と戦いに参加。外に出た途端に「寒いです」。ミザリーに本気出すんじゃなかったの?とツッコまれると「寒いからです」と逆ギレ。都市をも壊滅させる大魔法「氷結魔法」でかまくらを作り対峙したピコ、ガラシャとぬくぬく女子会を始めてしまいます。主であるギィがヴェルザードを必死に相手しているのにwまぁ敵がディーノの友達コンビだったので双方に戦意が薄かったのもありますけども。そんなレインさんの筆頭部下の悪魔公ミソラがヴェガ相手に活躍。まぁ苦労してるよねきっとw他にもカーンという悪魔公も戦いに参加しています。こっちはミザリー筆頭かな?
記憶が定かではないのですが、たしか悪魔召喚の際にほとんど現れないのが黒の眷属、交渉出来ないのが赤や白の眷属。交渉しやすいのが青の眷属という設定があったはずです。交渉しやすいのは主のフランクな性格も反映してるのかもしれません。いや、普段から「わたしの物はわたしの物、ミザリーの物もわたしのもの」的なスタンスで眷属たちがバイト(召喚)しないといけないだけかも知れませんがw
・魔王級に覚醒したカリオン、フレイはどんな感じ?
以前記事にした「魔物の強さの基準」を書き直そうかと思えるほど色々な事が
わかりました。究極能力や天使系、悪魔系。スキルの獲得や分け与えや引継ぎ、ラーメン・・・ラーゼンが肉体ごとショウゴのスキル奪ったり出来た理由に繋がる話なんかも登場しました。が、そこらへんはキリがないのでまた「強さの基準・改訂版」をそのうち書こうと思います。それよりも今巻で新たに解ったEP(存在)。
カリオン EP277万 種族・光霊獣(獣神)
フレイ EP194万 種族・空霊鳥(鳥神)
予想通り神性をおびたおかしな進化してますねwEPだけでもテンペスト勢に負けてません。実戦経験などは上でしょう。ただしスキルがユニーク止まり。そこがポイントでしょうか。カリオンは「獣王閃光吼」といった究極奥義を習得、フレイの最大の武器である爪もそれが神話級に相当するようになりましたけどねw
カリオンはベニマルと互角、ゼギオンには瞬殺。ゼギオンどんだけ強いんだよw
フレイはゼギオンとは戦わずにアダルマントリオやクマラ、アピトを撃破していました。
他には
サーレ EP100万越え グレゴリー EP40万 ラーゼン EP40万以上
サーレ、グレゴリーはさすが悪魔公なみのEPでした。ラーメン・・・ラーゼンはグレゴリーよりやや上ですがアーツやスキルで圧倒出来ます。ちなみにグルーシスはグレゴリー以下、ヨウムは対象外ですwグルーシスはカリオンのギフトを貰ったようです。サーレ、グレコリーはさすが元聖人。その2人と三武仙と呼ばれていたリムル配下のグレンダもソウエイが(書籍10巻)でソーカより強いと言ってましたので40万は越えているなと。40万ってハッキリいって悪魔公なみの数値です。
サーレはアピトと修行するそうです。グレゴリーはランガと・・・。実は三武仙の3人はwebでは聖騎士としてテンペストで戦っています。グレンダは例のソウエイのSM責め受けてましたねwグレゴリーはランガに遊ばれて犬嫌いになります。
書籍ではファルムスの戦闘に参加。なのにグレゴリーの相手はランガでした。同じ運命を辿り犬嫌いになります。なのにグレゴリーを見た途端ランガが影から現れ「このものは私と遊びたがっています!」と楽しそうに連れて行ってしまいました。「なるほど荒治療ですか!」その姿を生暖かく見守るリムル、ガドラ、ラーゼン、サーレであった。
ガドラ EP112万 称号・ポチ。おじいちゃんになんて称号つけるんだディアブロはwまぁ予想通りかなり強くなってますね。
ちなみにユウキは200万越え、通常でフットマン、ティアは100万越だったようです。敵の下の戦力である妖死族でもEP1000あるらしいです。これ大丈夫なのか?
ちなみにラプラスは100万越えてません。意外ですね。
次回は「魔王達の宴と各国の様子」。いつものメンバー総出演。
その次は「ユウキと道化たち」。ユウキの現在位置と出世から大出世と
なったカガリさん。そして道化たちの夢が砕け散る18巻メインのお話。
その後に18巻までの敵戦力やら魔物の強さの改訂などを記事にしたいと思っています。
ヒナタみっけ。12巻以来の登場です。
なろうとの相違点はこちら。
転スラ 18巻 なろうと書籍の相違
※完全ネタバレです。自己責任で。
やばい。18巻やばい。とにかくやばい。ちゃんと書籍を、せめて14巻から(出来たら7巻から)読んで欲しい。正直、web版とは比べ物にならないくらい面白い。
始原の七柱の一柱、オペーラがミリムの天空城を訪れミリム、ミットレイに配下に
加わりたい(フェルドウェイを裏切る)と申し出る所から物語が始まる。
「ワルプルギズ」
・本作2度目の魔王達の宴(アニメでは2期後半中盤以降に1回目が開催されます)。リムル発動のwebと違いギィが招集。
・白氷宮(ギィの居城)にフェルドウェイが侵入。それにヴェルザードが加担。彼女が敵側に回った事が明かされる。
・リムルが今までの顛末を説明。敵が自我を持ったミカエルである事、フェルドウェイ率いる妖魔、蟲型、妖獣(滅界竜)、操られたカガリさんによって作られた妖死族が加わった、ディーノが裏切ったなどを説明。「天使之軍勢」によって天使軍団も参戦する可能性も出てきた。
・天使系、悪魔系のスキルの説明。「天使長の支配」のヤバさを理解。天使系のスキル持ちのレオンは狙われる危険性大。
・来るべき全面戦争に備える事で一致。リムル配下も各領地へ派遣する。
・ミリム領にはガビル、ゲルド、カレラ。ルベリオスにはシオンとアダルマンと配下たち。ダグリュールの元にはウルティマ。立場があやういレオンの元にはディアブロが配置される(ギィも配下全員引き連れてレオンの元に)。
・ヴェルダナーヴァ復活を敵が目指しているがその兆しすらない事を確認
お前ら仲良すぎじゃありませんか?真剣な話が和気あいあいに進みますw魔王達ほんと仲いいwすでに支配されてるのでは?というレオンの「馬鹿め。俺にはクロエが・・・」という言葉に「あ、大丈夫だ」と納得するリムル。
配下配置の際にカレンをダグリュール、レオンが本気で拒否してるのが面白い。ミリムが引き取ったがウルティマをゴリ押しされてダグリュールさんは不満そうだった。そういえばダグリュールはwebと違って裏切らなそうに描かれてますがルミナスの領地を欲しがってるのは事実のようです、どうなりますかね?それとギィへの嫌がらせでディアブロを同じとこに行かせましたw
「幕間 天帝と元勇者」
ここは閑話です。タイトル通り天帝はエルメシア、元勇者はレオン。ワルプルギスの帰りにレオンはエルちゃんのとこへ立ち寄った。それはエルメシアの母シルビアへの応援要請だった。勇者時代のレオンの師匠でもある。サリオンにとっての秘密兵器の投入をレオンは要請したのだった。
迷宮で手合わせ中のカリオンとクマラ
「束の間の日常」
リムルが各地を巡ります。
・ディーノと連絡を取り戦いに加わらない事を要請。
・そこでミカエル側の情報をディーノから聞く。
・ダグリュールの支配地「聖墟」ダマルガニアに転移門設置。
・ウルティマが本当に暴れ出さないか心配する巨人の王w後は任したとサッサと帰るリムル。
・何も知らずにシオン用の台所を約束してしまうルミナス。青ざめるアダルマン(ガイコツなので実際はしらん)。後は任したとサッサと帰るリムル。
・ミリム領で特訓がなくなり喜ぶガビルたち。そしてヨイショ3人組の名前が初めて登場。カクシン、スケロウ、ヤシチ。誰が誰かはしらん。
・竜を祀る民の強者ジャギィ登場。エスプリと互角。
・カリオン、フレイは迷宮で訓練。カリオンはベニマルに一歩及ばずもクマラには完勝。ゼギオンには瞬殺された「今ならおれも負ける」(ベニマル)。
・フレイはアダルマントリオ、クマラ、アピトを撃破。
・クロエ大好きムッツリ魔王(リムル命名)が建築家を目指していた事が解る。
・クロエが一緒じゃない事に不満顔のクロエ大好きムッツリ魔王(リムル命名)
・ギィとディアブロが揃ってるためゲッソリ顔のクロエ大好き(以下略)。
・「お前と違ってロリ・・・シスコンじゃないから」リムル発言に一触即発。
・なぜか芽生える信頼関係。ギィとディアブロの手合わせにディアブロの応援をするレイン。完全に17巻通りの性格に描かれるようになったダメ原初メイド。
・ドワルゴンにも転移門設置。
・ガドラからマサユキの載冠式の様子を聞く。ガドラ、ラーゼンの師弟コンビが面白い。サーレ、グレゴリーは訓練のため迷宮行き。
・ヨウムへグルーシス「お前の後釜」発言。リムル「死亡フラグはたてるなよ?」
・現在のファルメナスの状況が詳細に描かれる。ミュウランかわいい・・・。
・10階建てのプルムンド「四か国通商連盟」本部長にベルヤード。
・西側諸国、西方協議会の要人を集め状況説明。テスタロッサの絶大なる西側への信頼の高さに驚くリムル。
本部間前にてリムルとソウエイ
リムル陣営のみなさんそれぞれの準備。お馴染みの顔ぶれに新顔も登場しわちゃわちゃ楽しく読めました。ここから始まる悲しい道化の物語も知らずに・・・
こっからはじっくり語りたい。なので「道化達の追憶」以降は後日詳細しますが要点だけ書いておきます。かなり衝撃ですよ。覚悟して。
・カザリームは近藤が死んだとき支配が解かれた。カザリーム・・・カガリさんは狂った父ジャヒルのせいで醜い姿に変わり果てたが実はエルフの美しいお姫様だった。国はミリム支配を狙い滅びた(たぶん御伽話の国)。
・ティア、フットマンは姫の側付きだった。
・ラプラスは元勇者、名をサリオン・グリムアルト。サリオン・・・そう彼こそがエルメシアの父である。
・敵蟲魔王ゼラヌスの腹心でもある十二蟲将。その中でラズルは裏切りグランベルについた。ミナザはルドラに貸し出しシオンにやぶれた。2体は逃げた。現在8体である。2体逃げた?もうゼギオン、アピト確定。
・フェルドウェイからにじみ出る小物感。
・誕生した妖死族にマイらが憑依。
・カザリームがレオンにちょっかいを出したのは美しいレオンに嫉妬したから。
・ことの顛末はすぐディーノからリムルに報告があった。最初に攻めるのがレオンの国と確定、リムルはベニマル、ソウエイ、ランガ、クマラを連れ援軍に駆け付けるのだが・・・。
・ヴェガの暴走により戦端が早くも開かれる。カガリは思念でラプラスに連絡。ミソラ、メーテルvsヴェガ。オキシアン、カーンvsアリオス。ソラン、キゾナvsオルリア。南国エルドラドは猛吹雪に。その中でギィとヴェルザード、ディアブロとザラリオが激突する。(web版と通じるものがる)そんな緊迫感の中でミザリー、レインvsピコ、ガラシャはレインの作った雪よけドームの中でお茶を飲みながら女子会wあとでギィに怒られるよw
・レオンの玉座にはカガリ、フットマン、ティア、ユウキ、ラプラス。レオンとカガリは対峙するが実はカガリは転移扉で迷宮に避難する機会を狙っていた。レオンもそれを悟り戦う演技しながら扉のある隠し部屋に誘導する。「あなたって本当に不器用なのね、自分を捨ててまで他者にために必死になって」「愛する人のために他者を犠牲にした、その報いだ」。
・ミカエルがオーペラの裏切りに気が付き支配を強めた。
・カガリはもちろんレオンもその支配には勝てなかった。そこにシルビア参戦。
・ユウキやっぱり支配されたふりをしていた。そしてカガリの支配を解いた。
・ユウキの中の何か。それは自我が芽生えたマリアベルから奪い取った「強欲之王」だった。ユウキはミカエルの支配を強欲之王に身代わりさせて回避していた。「なんか気持ち悪くて(強欲之王)を信用してなかったからねw」
・さぁ転移して・・・しかしユウキにフットマンの刃が!そうフットマンはすでにジャヒルに取ってかわられていた。そう、カガリさんの狂った父だ。
・シルビアとレオンは戦いながらリムルが来るのを待っていた。
・(やれやれ、がんばったけどここまでかな・・・)ユウキは「悪いね、みんな。こんなめにあわせちゃって」。「ワタシの失態です」嘆くカガリにティアが言う
「泣かないで、姫様。最後にみんなで力合わせるの楽しいね。」
・ジャヒルの放った閃光がすべてを無に帰した。
ユウキ退場しちゃったじゃねーか。リムル間に合ってないやんwどーすんのこれ。
いや、まだだ。19巻はもっと超展開してくれるはず。うんうん。
ドヤ顔のレインさんとミザリーさん
18巻発売前にリムル陣営を整理しよう
※完全ネタバレです。自己責任で。
※5/12 18巻の内容、EP、究極能力、贈与も追加
ちょっとまとめてみたくなったので。間の巻をふっとばしで
アニメから、なろうから書籍新刊をいきなり
読む方が巻を追うごとに増えてるようなので簡単にまとめて
みたくなりました。参考程度に。
リムルにとってずっ友的な3人。
ジュラ・テンペスト連邦国(魔国連邦)
広大なジュラの森に位置し、八星魔王のリムルが納め、同じ八星魔王のラミリス、この世界最強の竜種でもあるヴェルドラの3柱が君臨する魔物の国。覚醒魔王級や悪魔公級がゴロゴロいる軍事大国でもあり、文化、流通の中心でもある。
今やこの世界ごく一部を除くほとんどの国、地域と同盟、友好関係を築く。
リムル=テンペスト
種族・ 竜魔粘性星神体(アルティメットスライム)
主人公・以下省略
EP・968万1123(+龍魔刀228万) 究極能力・神智核(シエル)
虚空之王(アザトース)豊穣之王(シェプニクラト)
ヴェルドラ=テンペスト
種族・竜種 以下略
EP・8812万6579 究極能力・混沌之王(ナイアルラトホテップ)
ラミリス
種族・妖精 八星魔王の一柱。最古の魔王の一柱。テンペストの地下迷宮の主。天才肌のおこちゃま。推しキャラ。 特殊固有能力・迷宮創造(チイサナセカイ)
ベニマル(紅丸)
種族・炎霊鬼(鬼神) 聖魔十二守護王の一人。赫怒王(フレアロード)の称号を持つ軍事部門の統括。直属部下に紅炎衆(クレナイ)と緑色軍団(グリーンナンバーズ)がいる。奥さんが2人いる。
EP・439万7778(+紅蓮114万) 究極能力・陽炎之王(アマテラス)
シオン(紫苑)
種族・闘霊鬼(闘神) 聖魔十二守護王の一人。闘神王(ウォーロード)の称号を持つ
リムルの秘書兼護衛。直属部下に紫克衆(ヨミガエリ)とシオン親衛隊がいる。爆乳。
EP・422万9140(+神・剛力丸108万)
種族・悪魔王(魔神) 聖魔十二守護王の一人。魔神王(デーモンロードの称号を持つ。 リムルの第二秘書。元原初の悪魔(黒ノワール)。直属部下に黒色軍団(ブラックナンバーズ)がいる。リムルの役に立つ事だけを至上の喜びと感じるヘ〇タイ。悪魔族箱推し。単推し。
EP・666万6666 究極能力・誘惑之王(アザゼル)
シュナ(朱菜)
種族・妖鬼 テンペストの母。ほぼ全知全能。基本的には非戦闘員ながら戦闘力は高い。多方面に弟子がいる。ちょっと嫁面が鬱陶しい(※個人の感想です)
ソウエイ(蒼影)
種族・闇霊鬼(鬼神) 闇の盟主(ダークマスター)の称号を持つ。諜報、隠密部門を一手に受け持つ。直属部下に藍闇衆(クラヤミ)がいる。ソーカやリティスなどモテモテ。極度のサディスト。
EP・128万1162 究極贈与・月影之王(ツキヨミ)
ハクロウ(白老)
種族・妖鬼 テンペストの師範代。軍事顧問。 剣術は今でもトップクラス。
EP・約6万
リグルド
種族・ホブゴブリン テンペスト内政の責任者。ゴブリンキングの称号を持つ。宴会が好き。
ゴブタ
種族・ホブゴブリン 狼鬼兵部隊(ゴブリンライダー)の隊長。リムルと気軽に接する権利を唯一保有する。ランガと合体して戦う。愛すべきキャラである。
EP・2万
リグル
種族・ホブゴブリン 父リグルドの補佐。有能。
ゴブア
種族・鬼人 紅炎衆(クレナイ)を指揮するベニマルの右腕。元々最初の村出身のゴブリナだったがベニマルへの憧れから早い段階でオーガに進化し鬼人に登りつめた。ベニマルへは気持ちが届かなかったが、今はフォビオとイチャラブ中。
※ゴブアの他にもゴブエモンなど多くの元ゴブリンがオーガ、鬼人に進化している。
ランガ(嵐牙)
種族・風霊狼(神狼) 聖魔十二守護王の一人。星狼王(スターロード)の称号を持つ。嵐牙狼族の長。ゴブタと合体出来る。個人的にゴブタとの合体技「疾風魔狼演舞」(ダンス・ウィズ・ウルブス)のネーミングが好き。
EP・434万0084 究極能力・星風之王(ハストゥール)
ガビル
種族・水霊龍(真・龍神族) 聖魔十二守護王の一人。天龍王(ドラグロード)の称号を持つ。直属部下に青色軍団(ブルーナンバーズ)と飛空龍(ワイバーン)。スキル通りのお調子者だがムードメーカーでもある。
EP・126万3824 究極贈与・心理之王(ムードメーカー)
部下のEPは12,3万くらい。
ゲルド
種族・地霊猪(猪神) 聖魔十二守護王の一人。守征王(バリアロード)の称号を持つ。ハイオークの長。直属部下に橙色軍団(オレンジナンバーズ)黄色軍団(イエローナンバース)。マジめ。転スラ日記でホッコリ。
EP・237万 究極贈与・美食之王(ベルゼバブ)
種族・悪魔王(魔神) 聖魔十二守護王の一人。虐殺王(キラーロード)の称号を持つ。元原初の悪魔(白ブラン)。直属配下は200名の上位悪魔達。テンペストの外交武官。西方評議会直属の西方配備軍の将軍。現在は東の帝国に出向中。知的で優雅しかし残酷。テンペストではシュナと並ぶ有能なキャラ。悪魔族箱推し。単推しキャラ。
EP・333万3124 究極能力・死界之王(ベリアル)
カレラ
種族・悪魔王(魔神) 聖魔十二守護王の一人。破滅王(メナスロード)の称号を持つ。元原初の悪魔(黄ジョーヌ)。直属配下は200名の上位悪魔達。テンペストの最高裁判所の長官。レオンにちょっかいを出すのが好き。悪魔族箱推し。
EP・701万3351(+黄金銃337万) 究極能力・死滅之王(アバドン)
種族・悪魔王(魔神) 聖魔十二守護王の一人。残虐王(ペインロード)の称号を持つ。元原初の悪魔(紫ヴィオレ)。直属配下は200名の上位悪魔達。テンペストの検察の総長。ボクっこ。悪魔族箱推し。
EP・266万8816 究極能力・死毒之王(サマエル)
ベレッタ
種族・聖魔金属生命体(カオスメタロイド) ラミリス配下。地下迷宮統括者。ラミリスの護衛にリムルが召喚した悪魔。苦労性。早くアニメに出してくれ!(2期後半にはセリフあり)悪魔族箱推し。究極能力・機神之王(デウス・エクス・マキナ)
EP・197万8743
トレイニー
種族・霊樹人形妖精 ドライアド全員でラミリス配下になる。アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ(作戦室オペレーター)など全員で受肉、ネームドになり迷宮運営に携わる。ラミリスの秘書(甘やかし担当)。上位精霊と一体化出来る。ポテチはうすしお。妹にトライア、ドリスがいる。ラプラスが嫌い。
EP・60万(+精霊王憑依100万)
ゼギオン
種族・水霊蟲 聖魔十二守護王”の一人。幽幻王(ミストロード)の称号を持つ。迷宮十傑。存在が神話級のリムル配下最強の戦士。寡黙。まさかの本編でなくアニメは日記で初登場になるという・・・。
EP・498万8856 究極能力・幻想之王(メフィスト)
アピト
種族・風霊蜂 迷宮十傑。ヒナタの弟子。ゼギオンの妹分。CVが上田麗奈に決まったそうだ。こちらも日記から登場するらしい。直属配下は英雄型9体を含む無数の上位蟲型魔獣。※もうこんな姿はしていません。
EP・77万5537 究極贈与・女王崇拝(プロセルピナ)
クマラ(九魔羅)
種族・地霊獣 聖魔十二守護王の一人。幻獣王(キメラロード) の称号を持つ。迷宮十傑。ありんす娘。2期後半から登場。ケンヤら子供達の友達。超俗配下は八尾の上位魔獣。経験が浅いがスペックが高くリムル期待の若手。アニメ2期後半から登場。
EP・189万9944 究極贈与・幻獣之王(バハムート)
アダルマン
種族・光霊骨 聖魔十二守護王の一人。冥霊王(ゲヘナロード) の称号を持つ。迷宮十傑。直属の部下は後述の2人とスケルトン軍団。まじめだが暑苦しい。アニメ2期後半から登場。推しキャラ。
EP・87万7333 究極贈与・魔道之書(ネクロノミコン)
アルベルト
種族・炎霊人 迷宮十傑。生前からアダルマンの護衛をしていた元聖騎士長。イケメン。強い上にリムルから贈られた神話級一式で身を固める。現役の聖騎士の指南役も務めている。アニメ2期後半から登場。推しキャラ。究極贈与・不老不死(イモータル)
EP・68万2639
ウェンティ
種族・冥霊竜王 迷宮十傑。元デスドラゴン。アダルマンのペット。アニメ2期後半から登場。美少女。アニメ2期後半から登場。推しキャラ。
究極贈与・不朽不滅(エターナル)EP・98万4142
エウロス / ゼピュロス / ノトス / ボレアス
種族・竜王 迷宮十傑。ラミリス配下。 EP・70万
ガドラ
種族・金属性悪魔族 迷宮十傑。元東の帝国の魔術師団の団長。ラーゼンがリーインカーネーションという大魔法を使う師匠の話をしていたが、それがこの人だ。悪魔族箱推し。単推し。
EP・112万6666 究極贈与・魔道之書(グリモワール)
カリス
種族・炎の聖魔霊王 唯一のヴェルドラ配下。元イフリート。ヨイショが板についてきた。もう上位精霊なんてもんじゃなくなった。
EP・推定160万
ゴズール、メズー
種族・牛鬼族、馬頭族 気のいい奴ら。上位魔物だがテンペストでは霞む・・・w EP・13万
シンジ・タニムラ、マーク・ローレン、シン・リュウセイ、ルキウス、レイモンド
種族・人間 異世界人。ラミリスの部下。各自の戦闘力も高い。東の帝国から移籍。全員シュナのファン。 EP・12万~13万
種族・妖鬼 天才鍛冶師。多くの優秀な弟子を持つ。
カイジン、ガルム、ドルド、ミルド、ベスター
種族・ドワーフ ガゼルに託された天才たち。国家発展に欠かせない人物たち。
多くの弟子、助手がいる。
ソーカ(蒼華)
種族・龍人族 ガビルの妹。トウカ、サイカ、ナンソウ、ホクソウの部下とともに藍闇衆(クラヤミ)としてソウエイ直属の配下に。ソウエイが好き。 EP・26万1898
部下4人はEP・20万前後
モミジ(紅葉)
種族・長鼻族 長鼻族の代理族長。ベニマルの第一夫人。ハクロウの娘。
種族・獣人 元ユーラザニア獣王戦士団トップ。三獣士の一人。ベニマルの第二夫人。推しキャラ。
モス、シエン
種族・悪魔公 テスタロッサ配下のツートップ。超有能な2人。悪魔族箱推し。
EP・107万9397、28万6596
ヴェイロン、ゾンダ
種族・悪魔公 ウルティマ配下のツートップ。執事と料理人。悪魔族箱推し。
EP・88万2869、30万1316 究極贈与・真贋作家(アーティスト)※ヴェイロン
アゲーラ、エスプリ
種族・悪魔公 カレン配下のツートップ。アゲーラはハクロウの祖父。悪魔族箱推し。
EP・73万3575,55万2137 究極贈与・刀身変化(アゲーラソード)※アゲーラ
ヴェノム
種族・悪魔公 異例の進化をとげた若い悪魔。マサユキ護衛にあたる。悪魔族箱推し。
EP・40万
クロエ・オベール
種族・人間(勇者) レオンとともに異世界に転移した。正体は最強の勇者クロノア。
究極能力・神智核(クロノア)時空之王(ヨグ・ソトース)希望之王(サリエル)
三崎 剣也(ケンヤ・ミサキ)、関口 良太(リョウタ・セキグチ)、アリス・ロンド、ゲイル・ギブスン
吉田 薫(カオル・ヨシダ)
種族・人間 異世界人。この世界最高のスィーツ職人。実は強い。推しキャラ。
グレンダ・アトリー
種族・人間 異世界人。元三武仙かつ十大聖人。現在は三賢酔の表のボス。藍闇衆の一員でもある。推しキャラ。
EP・推定40万
ジラード、アイン
種族・人間 元・緑の使徒(ヴェルト)。藍闇衆と三賢酔で活躍。アインは推しキャラ。
ガルド・ミョルマイル
種族・人間 テンペストで唯一の人間の大幹部。ゴブエモン、ビット、三賢酔らを従える。
種族・妖死族 中庸道化連の副会長。仲間を救うべくリムル軍に加わる。道化連箱推し。その正体は元勇者サリオン・グリムアルト。エルメシアの父親である。
EP・約100万
超克者リーダー各3名
種族・吸血鬼 ルミナス配下だが研究のためテンペストに在住する。なんだかんだ戦闘にも参加する。語首にミーが付くのはお約束。EP・30万。
武装国家ドワルゴン
ガゼル・ドワルゴ
種族・ドワーフ 英雄王。アゲーロと剣術の特訓中。
EP・100万以上
バーン、ドルフ、アンリエッタ、ジェーン
種族・ドワーフ 英雄王の盟友たち。あれ?アンリエッタさんってエル・・・・。
ブルムンド王国
ドラム・ブルムンド
種族・人間。 ブルムンド王。プルムンド箱推し。
ベルヤード
種族・人間。 貴族。貴族が名誉職になる政策が決定したため子爵を陞爵し、「四か国通商連盟」本部長に就任。プルムンド箱推し。
ガーバナー
元裏社会の大物。けっこう有能。イングラシア方面に精通してる。
フューズ
種族・人間。 ギルドマスター。プルムンドの諜報参謀。プルムンド箱推し。
ファルメナス王国
ヨウム・ファルメナス
種族・人間 英雄王。リムルとは飲み友達。ベニマルやソウエイとも定期的に飲みにいってるらしい。推しキャラ。
ミュウ・ファルメナス
種族・魔女 元ミュウラン。王妃。魔法と薬草の知識にたけている。リムルの構想を人魔共栄圏という言葉で表した張本人。激推しキャラ。
グルーシス
種族・獣人 騎士団長。ヨウムとミュウランの間の娘ミームを娘と勝手に読んでいる。
EP・30万くらい
サーレ、グレゴリー
種族・人間 元十大聖人。ヨウムの護衛。
EP・100万、40万
ラーゼン
種族・人間 ヨウムを支えるファルメナスの宮廷魔術師長。ガドラの弟子。姿は奪い取ったショウゴのまま。
EP・約40万
エドマリス
種族・人間 元ファルムス王。テンペストを責めさせた張本人。今は顧問としてヨウムを支える。
エドガー
種族・人間 フォルメナスの各部署の要人(?)
魔導王朝サリオン
エルメシア・エルリュ・サリオン
種族・風精人(ハイエルフ)。国を興した見た目は美少女年齢は(以下略)。レオンも逆らえない実力者。 覚醒魔王級らしい。リムルにエルちゃんと呼ばれ、飲み友達であり頼れる姉貴分。エレンの伯母でもある。リムルとともに三賢酔を裏で操る。サリオンの魔法師団はこの世界でトップクラスの実力を持つ。吉田さんのケーキの大ファン。推しキャラ。
エラルド・グリムワルト
種族・エルフ。 皇帝エルメシアの叔父にあたる大公爵。娘のエレンが好きすぎてウザがられている。実質国の運営をまかなっている。
シルビア
エルメシアの母。サリオンの秘密兵器。
EP・200万以上 究極能力・雷霆之王(インドラ)
エリューン・グリムワルト(エレン)
種族・エルフ エラルドの娘。3バカの一人。おとも(護衛)はガバルとギド。
ミリム領
ミリム・ナーヴァ
種族・竜魔人(ドラゴノイド) 最古の魔王の一柱。八星魔王。父はヴェルダナーヴァ、ヴェルドラは伯父にあたる。別名は竜皇女。
究極能力・憤怒之王(サタナエル)
ミッドレイ、ヘルメス
種族・龍人族 ミリムの組手相手が出来るほどの実力者たち。
ジャギ
エスプリと互角の実力者
カリオン
種族・獣神 元十大魔王。真なる魔王に覚醒済み。
EP・277万3537
フォビオ、スフィア
種族・獣人族 獣王戦士団三獣士。フォビオはゴブアと交際中。
フレイ
種族・鳥神 元十大魔王。真なる魔王に覚醒済み。ミリムの姉(母)替わり。
EP・194万8732
ルチア、クレア
種族・有翼族(ハーピィ) フレイの側近の双子。
神聖法皇国ルベリオス
ルミナス・バレンタイン
種族・吸血鬼 八星魔王でありこの世界唯一の神。中盤最強の敵グランベルロッソを打ち取り、クロエの「無限牢獄」に取り込まれていたヒナタの魂を掬い上げる活躍を見せる。ヴェルドラとは犬猿の仲。実はルベリオスの軍事力はこの世界の上位。推しキャラ。 究極能力・色欲之王(アスモデウス)
ルイ・ヴァレンタイン
種族・吸血鬼 ルベリオスの法皇。ラプラスと同等の強さを誇る。
ギュンター
種族・吸血鬼 ルミナスの執事。道化連では歯が立たない実力の持ち主。
ニコラウス・シュペルタス
種族・人間(たぶん) ヒナタ大好きの実力者。ヒナタ以外には興味ない。
ヒナタ・サカグチ(坂口 日向)
種族・人間 異世界人。法皇直属近衛団の筆頭騎士と聖騎士の団長を兼任する十大聖人の一人。肩書の多さはリムル、ルミナス、ユウキにひけをとらない。クロエにクロノアと名付けた影響で一部スキルや勇者の卵は失ったが強さは失ってない。推しキャラ。
EP・100万以上
レナード・ジェスター、アルノー・バウマン、バッカス、リティス、フリッツ
種族・人間 聖騎士の団長クラス。ヒナタの部下で元十大聖人。人間の中では頂点の人達。レナード以外はテンペストに入り浸る(アルノーはアピトに会いに、リティスはソウエイを探したり)ダメな人たち。フリッツはリムルになつく。
EP・50万(レナード、アルノーのみ)
黄金郷エルドラド
レオン・クロムウェル
種族・元人間 クロエとともにこの世界にやってきた異世界人。ラミリスを脅して勇者になり、カザリームを倒して覚醒魔王になった希少な人物。当初はラスボスにも思えたがただのロリコンだった。シズへの対応はやさしさからだったが寡黙すぎて伝わらないwギィに愛されてるためヴェルザードには嫌われている。エルメシアには頭が上がらない。クロエにはウザがられている。カレンには(たぶん)好かれている。嫌いになれない愛しいキャラ。 究極能力・純潔之王(メタトロン)
黒騎士卿クロード、銀騎士卿アルロス
種族・人魔族 レオンの側近。
白騎士卿メーテル、青騎士卿オキシアン、赤騎士卿フラン、黄騎士卿キゾナ
種族・人魔族 各騎士団団長。
白氷宮
ギィ・クリムゾン
種族・悪魔王 最古の魔王。八星魔王。原初の悪魔(赤ルージュ)。すべてに最強。ディアブロが苦手。悪魔族箱推し。 究極能力・傲慢之王(ルシファー)
種族・悪魔王 原初の悪魔(緑ヴェール)。まじめ。悪魔族箱推し。
レイン
種族・悪魔王 原初の悪魔(青ブルー)。ふまじめ。というか適当。悪魔族箱推し。
ミソラ、カーン
種族・悪魔公。ミザリーとレインの配下筆頭。他に4柱の悪魔公がいる。EP・約70万
東の帝国
がんばれ・・・・・
マサユキ・ルドラ・ナム・ウル・ナスカサ(本条 正幸)
種族・人間 帝国の新たなる皇帝。別名勇者マサユキ。異世界人。この世界最強のラッキーマンであり巻き込まれ体質(あれ?主人公??)。恐ろしいエクストラスキルの持ち主。とりあえずがんばれ。 究極能力・英雄之王(シンナルエイユウ)
ヴェルグリンド
種族・竜種(灼熱竜) ヴェルドラのお姉さん。ルドラ(魂)を愛する。つまりマサユキを愛してる。帝国の守り神。 究極能力・炎神之王(クトゥグァ)
バーニィ、ジウ
種族・人間 バーニィは異世界人。元勇者マサユキのパーティーメンバー。今はマサユキの側近。帝国戦後に生き残った帝国近衛トップ10(ひとけた数字)はこの2人だけ。2人とも推しキャラ。
カリギュリオ
種族・人間 帝国機甲軍団の軍団長を務める隻眼の将校。復活の際にスキルや強さを奪われたが実は捕虜の間に悪魔公なみの強さを取り戻す。マサユキの皇帝就任に尽力し、元嫁との仲まで取り戻す。推しキャラ
ミニッツ
種族・人間 カリギュリオの腹心。アピトと相打ち出来る強さを持つ。現在は宰相職を務める。カリギュリオほどではないが今は強さを少し取り戻す。ユニークスキルも目出たく復活した。気さくなナイスガイ。推しキャラ。
種族・人造人間 元機甲軍団の少将。リムルの世界の空支配計画に感化されて迷宮内の飛行船改良場で働く。たぶん帝国には帰ってない。
クリシュナ、バザン、レイハ
種族・人間 元近衛ふたけた数字。復活後はアダルマンに説得され帝国にしぶしぶ戻ったが国が安定したらテンペストに移住予定。
ミスラ
種族・人間 門閥貴族を束ねる。マサユキの心の友。ヴェルグリンドとテスタロッサに夫婦仲の危機を救ってもらった貴重な人物。
イングラシア王国、西側諸国
※ヴェルザードは敵側になったようなので省きます。
※「不毛の大地」はダグリュールの立ち位置が不明瞭のため省きます。
ヴェルザード、ダグリュール。この2人の行動が気になる。
いよいよ書籍18巻3/31発売!!
※完全ネタバレです。自己責任で!
※3/7追記
今回は転スラシリーズ同時5冊「ラノベ」「コミック」「日記」「トリニティ」「転ちゅら」。リムルはピンチが続きますが、ファンはお財布がピンチですw
本編1年ぶりの再開です!そして表紙が明らかに。
なんと道化達です。なろうと違い書籍版では初期から登場し、その存在感を高めた彼らの主役回がやってきたようです。ミカエルとフェルドウェイの管理下にある道化連達。もう不幸しか見えない展開ですが、リムルが道化たちを絶対助けると約束してるので主様を信じるしかありません。18巻で道化たちの何かしらの決着はあるのでしょうか?あるとしたらそれは最終決戦前なのか?開始された後なのか?16巻に登場しなかったラプラスがカガリたちを探してるはずです(リムルがラプラスを探して見つからなかったのでテンペスト外にいるのでは)。彼らの運命がここから先のユウキの立ち位置にも影響してくるので重要な所でしょう(たぶん・・・)
そして「魔王達の宴」発動。たしかなろうではリムルがディーノの裏切り、天使の迷宮侵攻などを理由に主催しましたが、書籍はギィが緊急的に号令をかけました。いった何が起こったのか?すでになろうとは違う物語なので先がなかなか読めませんねw迎えに来たダメ原初・・・もとい、レインはボロボロだったようですし。
毎回予想の斜め上をいく展開なので楽しみです。
※3/7追記
宣伝文が出ましたね。
「最悪だな。ミカエル陣営に、ヴェルザードさんまで加わったのか……」
ミカエル率いるセラフィム軍団の侵攻計画が進む中、
その対策のために開かれたワルプルギスに集結する八星魔王たち。
ミカエルの能力『天使長の支配(アルティメットドミニオン)』により、
竜種の長女でもあるヴェルザードすらも敵の手中に落ちてしまったこの状況を打破するため、
リムルはテンペストの戦力を各所に配置するのだが――。
完全にヴェルザ姐さん持ってかれちゃったんですねw狂暴さは姉妹随一の彼女。
なろうではギィとクロエの戦いに嫉妬しヴェルグリ姐さんも巻き込んでスッタ
モンダの大騒ぎになってましたが展開が予想通り変わりましたね。
操っているのはヴェルダ(ユウキ)という小物からミカエルという小物に変わってますし(小物なのは変わらないけどw)ドワルゴン、プルムンドやファルメナス、サリオンといったなろうでは比較的無事な国家も巻き込まれる大規模戦闘になる展開ですね。ここまで大風呂敷広げたら本の分厚さに定評ある転スラでも3巻じゃ収まりませんよねw帝国戦のように各所の戦闘も詳細に描かれるだろうし、なろうの倍以上に戦闘場所が増えるだろうし・・・。書籍の良い所はなろうでは後半まったく出番がなくなったキャラが活躍する所なので増えるのはアリです。w帝国戦以降もエルメシアはもちろん、ガゼルたちドワルゴン勢、カリオン、フレイらミリム領勢も生き返った帝国勢にすらかっこいい感じに見せ場が出来上がっています。転スラならきっと戦い増えても仲間は死なないだろうし(決めつけ)。
あれ?マジでミカエルがラスボス?ユウキは?
知人がふと「書籍のユウキって負け続けてるよね」と苦笑いを浮かべてました。
そうなんだよね、ここまで負け続け失敗続きで何一つ成功していない最弱小物の彼の見せ場はあるのでしょうか?私は19または20巻でユウキが表紙に来る展開を期待してますけどね。
転スラ ネタバレ もう一度ユウキの立ち位置を整理しよう。
※完全ネタバレです。自己責任で。
※衝撃の18巻のネタバレはこちら
転スラ18巻なろう(web)との違い ユウキと道化連の現在位置 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
1期のニコニコ動画のコメよりは少なくなりましたが、今だにユウキが登場するとラスボスと本人としては最高のネタバレをして自慢するつもりのコメが流れます。
なろうを原作の小説と信じてやまない方々でしょうけど、ここでまず大前提なのは
「原作は書籍(ラノベ)です」という事。その書籍はまだ最終決戦まで行っていないという事。なので今は
ユウキはラスボスかもしれないし、ラスボスじゃないかも知れない。どーなるかまったく解らない状況で17巻まで進んでいます。
書くなら「web版ならラスボス」にした方が良いのではw
そこでずいぶん前にユウキの相違点の記事を書きましたが17巻までのユウキの違いをもう一度整理しようかなと思います。
まずは良い笑顔のユウキ君をお届け。
違いその1・ラプラス、ティア、フットマンそしてカガリさんの合流が早かった。なろうを読んでいるとユウキのラスボス感を出すために早く登場させたと思ってました。しかし話が進むにつれてそうではなかったと思うようになりました。
オークロードの黒幕はクレイマン。魂獲得や傀儡魔王誕生を目指しての事ですが、けしかけたのは誰か?のちに近藤だという事が判明します。ユウキはただ手伝ってただけ。クレイマンは数十年前から近藤と親密な関係になっていました。
ユウキはカザリームに憑依する強靭な肉体を求め召喚されますが、ほんの十年前です。そこからカザリーム復活という大義名分で道化連やクレイマンに入り込みますが、ラプラスが語ったように知将だったクレイマンがおかしくなったのはユウキが召喚されるずっと前なのです。クレイマンの暴走はユウキが後ろで糸を引いていたという話はいまのところありません。書籍11巻まで精神系支配するスキルを読む限りユウキは持っていなかったようです。ただクレイマンを利用しようとしたのは間違いありませんでしたけど。
カガリさんは書籍よりさらにコミックで早く登場しました。日記の方でもシュークリーム大好きお姉さんキャラとしてすでに登場してますし、アニメにもすぐ登場しそうですね。
違いその2・ヒナタとの関係。西側掌握のために西方教会を邪魔と考えていたユウキにとってはヒナタは敵。ダムラダにリムルがシズを殺したと嘘の情報を流し敵対させたのはなろうと一緒ですが、教会の秘密を探る作戦は2度失敗しています。棺を盗むどころか存在すら知らないまま教会への襲撃は終了してしまいました。
フォルムスをテンペストにけしかけたのはダムラダのようですが、こちらはマリアベルの差し金です。ユウキは知っている程度でした。
聖騎士戦もユウキは一切関与していません。もちろんヒナタの精神にもなにも小細工はしていませんでした。ましてはヒナタにリムルと敵対しないように忠告までしていました。後述してますが「勇者育成プログラム」は出てきませんので蟲の下りもありません。ヒナタ死亡により発動する「時間旅行」。仕掛けたのはグランベルロッソ。ユウキは時間旅行が発動した時には必死で東に逃げてギィに捕まっていましたw
違いその3・クロエの存在。クロエは途中でテンペストに移住します。そのためにクロエを誘拐するイベントもヒナタ、レオンと戦うイベントもなくなりました。レオンの探し人がクロエだという事は書籍11巻で気が付きます。もう手遅れですw
もちろん勇者覚醒にも関与していませんし、クロエも精神に影響を与えていません。むしろ、おいおいマジかよ、クロエが勇者クロノアだったのかよwと傍観していただけでした。書籍では「勇者育成プログラム」なるものは出てきませんので、ユウキに何度も負けて霊体(でしたっけ?)飛ばすループネタは存在しません。ループはしますけどユウキ絡みは何もないという事実wなろうでは半分はユウキ管理下に置かれてましたが書籍ではギィにも存在を知られ、リムル以外にも溺愛するレオン、ルミナス、ヒナタ(なろうと違い戦闘力はそのまま)と優秀なボディーガードが揃っていて手が出せる存在でもなくなってますがwそんなクロエはリムルの元で学園に通い、帝国戦、迷宮侵攻戦にも参戦と楽しくやっています。あ、レオンとも無事に再会してますよ(白目)。
かくしてクロエを未来で倒すという未来そのものがなくなったのでした。
違いその4・心理描写。書籍ではユウキ、カガリ、ラプラスの心理描写が丁寧描かれいます。ユウキは仲間を守る力がない自分を嘆き、ギィを前にしても仲間を逃がそうとすなど道化連をコマとしか思っていないなろうとは違います。カガリはレオン憎しの心から自分が魔王の時にもっと上手く立ち回っていたら、力より信じあえる仲間が必要だったと悟りました。ラプラスは道化連の仲間が幸せになる事だけを探しています。そしてラプラスはテンペストにて道化連達の過去を赤裸々に語り、仲間を助けて欲しいと頭を下げました。
リムルと合流する直前に受けた近藤の襲撃時のユウキは仲間をとにかく逃がします。裏切ったダムラダと対峙する時も彼を信じ彼でさえ近藤に操られている事を見抜きます。しかしそんなユウキ自身も近藤に支配されてしまいます。なろうと同じ世界征服という子供じみた夢を持ち、なろうと違い挫折を何度も繰り返し、自分の弱さを認めながら仲間と見る夢のためにがんばってる印象を受けました。
すっかりいい女になったカガリさん。
違いその5・リムル、そしてリムル配下。ユウキにとってリムルは夢の実現のためやはり邪魔な存在です。ちょっかいを出しますがなろうのようにちゃんとした敵対は実は1度もしていません。マリアベルに操られてるていでリムルと戦ったのと、近藤に操られ立ちはだかった事はありますが。(どちらもフリなのかもしれませんが)なにより書籍ではヴェルドラをはじめリムル陣営のメンバーやミリムらと直接交流を持っています。迷宮最下層でラスボスがヴェルドラなのを本人から聞いていたりもします。子供達もあっさりリムルに引き取らせているし、17巻までは本気で敵対する意思を一度も見せていないのが事実です。しかも人に聞かれればリムルを本心から褒めたりする。ガドラを通し帝国戦で協力するのはなろうと同じですが、リムルと合流を目指し一緒にルドラを討つという行動に出ます。結果は近藤に邪魔され合流に失敗してしまいますが、けっこう意外な展開で驚きました。w
リムルは今でも信用できないが憎めないでいます。
カガリもリムル達と遺跡調査(といっても元自分の持ち物)したり交流を深めましたね。リムルはカガリがカザリームと知ってもカガリさんと呼びます。リムルにとっては仲良くなった今のカガリさんがすべてなんですね。
違いその5・ギィ。ユウキたちはギィ配下になっています。ギィに敗北して帝国を内部から諜落する事を約束し東に向かいました。ギィと面識を持ち、しかも配下扱いになるのも予想外でした。
そして今のユウキ。精神支配のスキルを持つミカエルとフェルドウェイという現在の最強の敵たちにカガリ、フットマン、ティア、マイらとともに支配され操られています。ティアは自我が残っておりテンペスト勢に自分を止めるように嘆願しました。カガリは支配された時に絶望感が大きいほどより支配される近藤のスキルに、仲間を助けられない自分への絶望感からMAX状態で操られる事になってしまいました。フットマンは不明w
さてユウキですが、支配されてる割にノリがいつも通りの気がします。ラプラスはその違和感に気が付いたんじゃないかなと。(まぁ憶測ですけどねw)
ならユウキはどう動くのか。直前のあのダムラダとの戦いの中で見せた熱い部分。
裏で暗躍するより、仲間を救い出す機会を狙ってるのではと考察しています。
もっと言ってしまうと、リムルとともにミカエルらと戦い、最後はユウキが何かに憑依されラスボスになる。ユウキを助けるためにリムルたちは戦う。そんな展開を大胆に予想します。
なろうほど悪い奴になりきれなかったユウキとカガリさん。なろう通りのラプラス、ティア、フットマン。18巻以降が楽しみですね。
なにせ1度だけ、ユウキすらしらない何かが彼の中に存在する事を匂わせる描写があるのだから・・・。
八方ふさがりのユウキさん。なろうみたく「私はヴェルダ」なんて狂言はもう使えませんw