転スラ18巻 なろう版(web)との相違点 魔王たちの宴・リムル漫遊記
※完全ネタバレです。自己判断で。
・魔王達の宴・ワルプルギス(2回目)
アニメ2期後半はいよいよ魔王たちの宴1回目。webしか読んでない方は人魔会議から違和感感じるでしょうが、その後はもう知らないキャラ、知らない戦い、知らない展開でなんだこりゃ?と思うことでしょう。アニメ3期からはもう別ルートに進むと考えてOKです。そんな別ルートを進む書籍以降の転スラにも2回目のワルプルギスがやってきました。
ボロボロのレインに案内されて転移してきたギィの居城もまたボロボロ。ラミリスになぜかヴェルドラがついてきたり、先についていたルミナス、レオンとリムルが「さん」付けする相手としない相手についてのどーでもいい議論とか、ギィが(従者も含め)自分を呼び捨てでいいと気さくさアピールしたり色々脱線しつつ本題へ。
リムルから「天使長の支配」の影響でディーノが裏切りったまでのいきさつを説明。
ここで天使系と悪魔系などの究極能力についての説明、そのほかスキルの継承などの話は長くなりそうなので割愛でwとりあえずギィの居城にフェルドウェイが侵入しヴェルザードがそれに加担し去っていったらしい。天使長の支配ヤバくね?って事になって天使系だれか持ってる?という流れになり(ラファエルさんがまさに天使系)なリムルが黙秘をする中で何故かギィを除く魔王たちがリムルを信じる宣言。呆れるギィにレオンが「私のスキルは天使系」と告白。レオンさんピンチ。今は妖魔相手だがこれすなわち天魔大戦が始まるということ。魔王が全面協力の下で迎え撃つ事になった。
・リムル漫遊記
きたる妖魔との戦いの準備する各地をリムルが巡ります。
聖墟ダマルガニア・ダグリュールの領地、ウルティマと配下達がせっせと転移門の準備。ウルティマたちはここに滞在する。webと違い裏切る理由のなくなったダグリュールさんは「アイツ(ウルティマ)本当に暴れださないのか?」と原初の紫の暴走を心配。そんな大巨人の質問を聞かなかった事にして立ち去る主人公。
ルベリオス・ルミナスの領地。ここにはシオンとアダルマン達が滞在する。「料理が出来ないのは残念です」というシオンに知らずに空いている台所を好きに使えと言ってしまうルミナス。「後はまかせた!」と戸惑うアダルマンに全投げして立ち去る主人公。
旧ユーザラニア領地・ここにはウルティマとの特訓から解放されたガビルと飛竜衆、カレラと従者たち。時間に遅刻して迎えにやってきた竜を司る民のジャギがガビルをリムルと勘違いし、リムルに無礼を働いた事でJC風ギャル悪魔公エスプリがキレて戦闘に。なんとジャギはエスプリと互角にわたりあった。ミッドレイに平謝りされる中、カレラが魔王級に覚醒したカリオン、フレイの戦闘訓練に名のりを上げたため2人を迷宮で訓練させることに決め不満顔のカレラを横目にさっさと立ち去る主人公。
黄金郷エルドラド・レオンの領地。一度ミザリーと訪れてるためソウエイ、ランガを引き連れ転移で移動。都市の美しさと結界の強力さに感動するリムル。迎えに来たアルロスに色々教えてもらう。そしてレオンは白シャツにジーンズの普段着で登場。
「チっ、やはりクロエはいないのか」とクロエ大好きムッツリ魔王(リムル命名)はいきなり嫌味を。それもそのはず、ギィが配下全員引き連れこの地に滞在するため嫌がらせでリムルはここにディアブロを送り込んでいた。ただでさえ苦労性のレオンは頭痛がひどくなるばかりw(自慢の居城があっちこっち壊れるし)
ニコニコとリムルを迎えるディアブロとレイン。「来るのおせーよ」と文句を言うギィ。西側諸国の戦闘対策など忙しいリムルに「他国まで気にかけ、だからクロエもお前を」と褒めるレオンに「おれはお前と違ってロリ・・・・シスコンじゃないから」
と不用意な一言。「ふざけるな、殺すぞ」と一触即発にw
異世界転移前にレオンは建築家を目指していた。そこに共通点を見出すリムル。
ロリコンって意味じゃないよ?と弁解も忘れない主人公。
ここではディアブロとレインの掛け合いが絶妙です。ぜひ読んで欲しい。
ドワルゴン・ここにはハクロウの祖父アラキビャクヤである事が確定したアゲーラを派遣している。ガゼルは同じ朧流の創始者から日々指南を受ける日々。webと違い最前線で戦い続けてるガゼル王。ここからさらに敵を迎え撃つにはやはり究極能力が必要。
そこはもう気合という結論に達する(?w)もし攻めてきた相手がヴェルザードなら逃げて欲しいとお願いし数日滞在する主人公。いったい滞在の理由は何エロフの店なんだか・・・。
・ファルメナス王国・ヨウム王の国。ここへもソウエイ、ランガを引き連れ転移移動。派遣していたガドラが出向にやってきた。ガドラからマサユキの帝国新皇帝の載冠式の様子を聞く。テスタロッサとヴェルグリンドを後ろにつけたマサユキは順調に式を終えた。カリギュリオはテスタロッサが不穏分子を皆殺しにしないかハラハラしているが、そこは優秀なモスも控えているので心配なしとの事。
ヨウム、ミュウランが待つ王城につくと重鎮が揃ってお出迎え。シレっとエドマリス元国王もいたけど気まずいので無視する主人公。ヨウムたち3人組の掛け合いを堪能した後は国内の視察、敵が攻めてきた時の対策などを話し合った。最近強くなった気がすると話すグルーシスにカリオンの覚醒の祝福だと教えてあげた後は強者たちが修行する修行場へ。ガドラ、ラーゼン、サーレ、グレゴリーが出迎える。
ここでサーレたちにラーゼンは師匠(まぁこれは納得)、師匠の師匠であるガドラは尊師と呼ばれていた(?!)サーレ、グレゴリーはリムルの配下と力試ししたいと希望したのが運の尽き、グレゴリーを見つけたランガが嬉しそうに影から飛び出してきた。「ゲっ!犬野郎・・・ではなくランガ殿?!・・・」ランガとかつて戦い犬嫌いになり怯えるグレゴリーを「よく言った!グレゴリーといったか、見どころある奴だと思ってた。ワレでよければ腕試しに付き合うぞ!」と咥えて連れていってしまった。
「荒治療ってやつか」と感心するリムル。生暖かく見守るその他のみなさん。
サーレ「あの、僕は未熟なんで腕試しは下の方からでお願いします」
動かなくなるグレゴリー。(まぁ絶対戦いたくない相手って言ってたのになw)とヨウム、サーレ。ランガ「このものの気迫に圧倒されやりすぎました!」
プルムンド王国・すでに自分の庭のように何度も訪れてるこの国が最後の訪問先。世界中央駅が絶賛建設中の町は活気が溢れていた。そしてその一等地に建設された十階建ての「四か国通商連盟」本社ビル。その新築祝いのパーティーに参加するためだ。オーナーはリムル。代表はミョルマイル、本部長にベルヤードが就任した。ロッゾ一族の生き残りドラム王も役員に加わった。
ガバーナが目を光らせてるおかげで人払いが出来てパーティーを楽しむリムルはヒナタを発見。
リムル(美しい・・・この映像を記録して)
シエル(そんな機能はありません)
リムル(いや?あるよね??)
シエル(否、必要性が認められませんでした)
「何見てるのよ、殺すわよ」
「ゴメンナサイ」
翌日、西方評議会の皆様への事情説明や対策、西の帝国が評議会に参加したいと言ってるなどを伝えリムルの訪問作業は終了しました。
魔王たちの和気あいあいっぷりが凄いです。その中でwebでは語られていないスキルという謎の存在の仕組みなどが明かされます。
リムルのぶらり旅はけっこう濃厚な内容なので書籍購入お願いします!
次回はいよいよ道化達の話、ユウキの立ち位置。18巻の核心となる話を記事にします。なるべく早めにw
転スラのアニメの原作は書籍原作のコミックです。web(なろう)とは内容が変わっています。こちらを参考に。
転スラ 書籍とweb版(なろう)との違い16巻までのまとめ - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
加筆しました!
18巻発売前にリムル陣営を整理しよう - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い