「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

転スラ キャラ別なろうと書籍の相違 クマラ、アダルマン

※完全ネタバレです。自己責任で

※2021/2/19追加

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・妖魔獣 クマラ

なろうでは帝国戦前に突然現れた感じのクマラ。書籍の

初登場は6巻だった。クレイマン配下としてランガと対峙。思念で「助けて」と少女の声が聞こえ、攻めあぐねていたランガに気がつきリムルが支配の呪術を解除し保護した。実はカンザス率いる帝国軍が故郷である魔獣の里(帝国とジフターブ国境の山頂付近)を滅ぼし、族長である母を目の前で惨殺されクレイマンに売りつけられた過去を持つ。その後は呪術によってクレイマン配下となっていた。元々高位の魔物種で高い魔素量を保有している。地下迷宮の階層守護者探しの時にヴェルドラの魔素のためにジャングル化してしまった80~90階層の開拓も含めてランガが推薦。「クマラ」と名づけられた。それまでは尻尾が3本だったが名づけとともに9本に増え九尾狐となる。見た目と違い腹黒い面を持ち、散歩がてらに様子を見に来たリムルに9頭の魔獣の友達の名前を呼んで欲しいとせがまれ、クマラに復唱するようにリムルに名前を呼ばせ名づけさせた。この9頭は自分の尻尾1本づつの眷属(八部衆)であり、名づけによって1頭1頭がAランクオーバーの魔物化しクマラの体に戻る事で力を独占して自身も強力な魔獣となった。地下迷宮90階層守護者、迷宮十傑、九狐獣クマラの誕生である。

普段は幼女の姿でケンヤ達に「クーちゃん」と呼ばれ一緒にハクロウやヒナタから戦闘訓練を受け、学園設立後は一緒に入学し学園生活を送っている。ルベリオスへの音楽交流会にも子供たちと一緒に参加し、西方動乱に巻き込まれリムルから子供達の護衛を任せられる。

帝国戦時は10万の敵兵を眷属とともに殲滅。里を滅ぼしたカンザス(自分の出世のために魔物討伐として村を攻め実際その武勲で出世していた)とタイマン勝負となり精神攻撃を受けるも見事に討ち取り過去を清算した。カンザスはこの戦いで魂まで壊され復活しなかった。もっともリムルはどっちにしろコイツは復活させる気がなかったと語っていた。同じ地下迷宮の守護者アピトとは女同士であり直情的なアピトと相性が悪く良く口ゲンカしている。

帝国戦後は「幻獣王」の称号をリムルに与えられ聖魔(リムル)十二守護王として大幹部になる。魔王級に覚醒をとげ祝福(ギフト)は八部衆に送られ、結果、自分に還元された。さすがの腹黒さである。

妖魔の迷宮侵攻後にリムルにスキルのおねだりをして新しいスキルも手に入れた。

その迷宮侵攻ではピコと交戦。

ランガからペット枠の強奪を秘かに狙っている。

クマラに関しては書籍の加筆分が大半を占めるオリキャラのような存在だ。

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この姿で「リムルさま~」って尻尾振りながら抱きつくのでワガママが通ってしまう。w

 

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・死霊 アダルマン

クマラに比べるとなろうでも多少の出番があったアダルマン。書籍初登場はクマラと同じ6巻。クレイマン配下として登場したのも同じだ。元々はルベリオスでルミナスに使えていた神官。自分達にとって邪魔な存在になりそうだと感じた七曜の老師によって罠にはめられ命を落とした。しかし大親友のガドラに「輪廻転生」を施されていたため死霊となり現世に留まった。さらにクレイマンの術法により死霊の王となりクレイマンの居城の守護をしていた。その居城を襲撃に来たシュナの機転によって敗北。シュナになついてしまいテンペストまでついて来た。(まとわりつかれるのが鬱陶しい)シュナが地下迷宮の守護者に推薦。60階層を任されるが聖騎士の訓練で敗北。実は信仰する神が不在のため得意とする神聖魔法が使えなくなっていた。リムルは自分を信仰するように提案し、複数相手には複数で戦えとアドバイス。それにより名づけもされてないのに魂の繋がりを勝手に作るほどリムルを唯一神として仰ぎ強力な神聖魔法の使い手となる。元聖騎士団長の死霊アルベルト、ペットのウェンティ(デスドラゴン)とパーティーも組み、リムルとルミナスからそれぞれ授かった魔法を応用しオリジナル魔法「聖魔反転」を習得。聖属性と魔属性を逆転する事で死霊系が苦手な聖系の攻撃を無効にするという反則的な魔法により全盛期を越えた怪物となり70階層の守護に昇格、死霊の王誕生である。のちにガドラと再会、ガドラは60階層の守護者になる。

帝国戦では10万の兵士を壊滅。精鋭97名で攻めてきた時も94人までは退けたが、アルベルトの武器が長時間の戦いで折れてしまい思わぬ敗北を喫する。

その後は「冥霊王」の称号を授かり聖魔(リムル)十二守護王として大幹部になる。魔王級に覚醒もとげた。性格はいたって真面目だが、真面目すぎて周りからは変人扱いされている。アルベルトのように人の姿にもなれるのだが「雰囲気重視」のために骨のままでいる。生き返った帝国兵が70階で保護されているために世話役を任されている。

なろうでは天魔大戦の時にルベリオスまでスケルトン軍団1万とともに援軍に向かっているが書籍でもせひ同じ遠征に参加して欲しいですね。肉体派の敵の大幹部と「実は私は肉体派なのだ!」と肉弾戦に持ち込む所がすごく好きなシーンなので・・・。普段鍛えているとか言ってたけどアンタ骨やんwそばにいたガドラやアルベルトは呆れていましたねw

ガドラがかつての弟子ラーゼンの守護するファルメナスの防衛に着任しました。ひょっとするとアダルマンはルベリオスでなくファルメナスに向かうかもしれませんね。すでに光霊骨なる意味不明な存在になっているアダルマンと悪魔公なみの強さを誇る新種の金属性悪魔に進化したガドラの魔法ガチ勢コンビの活躍を期待しましょう。

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イケメン死霊聖騎士アルベルト殿。リムルに神話級の剣を授かり折れる心配がなくなりました。