「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

転スラ キャラ別 なろうと書籍の相違点 ヒナタ・サカグチ

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

シズの教え子の1人。DVの父親から母を守るために父を殺したが、母親は父を失って壊れた。そんな15歳の時にこの世界にやってきたヒナタ。卑劣な盗賊などを躊躇なく殺すなど荒れた生活をしてる時にシズに保護される。しかし1ヶ月で実力がシズを上回った。シズから初めて「やさしさ」を教えられたヒナタは強くなった事でシズから疎まれる事を恐れシズの元を去った。その後、人々を魔物から守る聖騎士たちに感銘を受けルベリオスを訪れる。そこで神ルミナスを心迎し平等に仕事、衣食住が与えられてるルベリオスに理想郷を求め聖騎士になった。メキメキ頭角を現したが神ルミナスが実は魔王であると知り戦いを挑むが敗北。しかしそのルミナスに心酔し配下になる事になった。

まぁヒナタはなろうでも書籍でもそんな生い立ちを持った人物として描かれています。

 

そしてアニメ1期の最後の最後で顔見せ。2期の重要人物なのは間違いありません。

てか、最初のOPカッコいいのに出番なしとかガッカリですよね。

しかし、ヒナタはここから猛烈に話に絡んできます。

 

アニメ2期冒頭で訪れるであろうリムルとの戦い。なろうとの変更点はヒナタはユウキの干渉を受けてないという事。数年来取引して信頼していたダムラダからリムルの話を聞いた。教典の魔物は認めないという教えに背くように国を作ったズライム、魔国との取引をしようとする人々。無視できない事実だった。さらにシズを殺したと・・・・。

怒りを通り越し無感情ですらあったヒナタが圧倒、リムルは分身体を使ってギリギリで逃げることに成功した。ここまではなろうとだいたい同じ。

リムルとヒナタを対峙させるためダムララに情報を流したのはユウキだがダムラダには別の意図もあった(その方が大きい?)。

そしてここからヒナタも書籍ではなろうとは違う道を歩む事になります。

 

ダムラダに利用されていた事に気がつき、さらにリムルは死ななかったばかりか魔王になっていた。魔王の宴から戻ったルミナスから宴での詳細を聞きヒナタはリムルの話に聞く耳を持たなかったことを後悔する。そんな中、ファルムス軍に同行し生き残ったレイヒムがリムルからの伝言である映像記憶装置を持ってきた。「一騎打ちで勝負だ」。内容はそれだけ。実は七曜の老師が改ざんしていた(元々は和解を提案した上で納得しなければ一騎打ち的な内容だったが最後以外は消されていた)。

ヒナタは和解を前提に反対を押し切り一人で旅立った。のちにアルノー他4人が合流。冬なのに賑やかなプルムンドの街、とんこつラーメンにギョーザとライスを割り箸で・・どうやったら隣国の食堂にまで割り箸を普及させられるのか。そしてジュラの森を目指すと街道は整備され側溝もあり水はけバッチリ、冬でも凍らない。結界装置で外から街道への魔物の進入を防ぐ、無料の水のみ場は野営地(ほぼキャンプ場のノリ)、細かい標識、交番、宿屋、警備するホブゴブリン・・・やりたい放題だった。

情報で知っていても実際見るともっと凄かった。人との共存を望んでるのは間違いないのでなんとか話し合いでと思ったヒナタだったが七曜に踊らされて開戦してしまう。

リムルにやぶれたヒナタ。これで和解かと思ったら七曜によって瀕死に追い込まれる。七曜の目的はヒナタ暗殺だった。現れたルミナスによってヒナタは救われその場にいた七曜3人は滅ぼされた(ファルムスにてディアブロが残り3人討ち取った、日曜師グランのみ生存)。これでルベリオス、西方教会とも和解が成立した。それからは首都リムルにルミナス教の教会が建ち聖騎士達も常駐するようになる。

なろうに存在する「勇者育成なんちゃら」は登場しないので蟲というキーワードは出てこない。ユウキの干渉は一切なかった。

 

開国祭では子供たちの面倒を見て、そのままテンペストに移住する彼らの面倒も見るようになり子供たちからも絶大な信頼を得る。テンペストの西方評議会参加にも助力。地下迷宮ではサクサク100階のヴェルドラまで進みやぶれるもののすべての技をヴェルドラから引き出す健闘を見せる。その時ヴェルドラから「もう、終わりか。弱い、それで人類の守護者か、グわははは」などなど受けた屈辱を忘れない(それが伏線になる)。

ミョルマイルに100階一番乗りの報奨金の請求も忘れません。

アピトに修行をつける。ついに魔物の弟子も獲得。

そして運命の時間旅行。クロエについて書くので細かい所は省略しますが、ルベリオスでの音楽交流会にクロエも参加したことで日曜師グランことグランベルロッゾ最後の陰謀が始まった。それはルミナスが結界によって保護したクロノアの結界破壊とクロエの抹殺による完全なる勇者の復活だった。クロエをかばいヒナタは死亡する。その魂はクロエとともに2000年過去へと飛ぶ・・・・。ヴェルドラを封印した勇者こそがクロエとその肉体に宿ったヒナタだった。むしろ地下迷宮での屈辱を晴らすべくヒナタ主導でヴェルドラを翻弄し封印したのだった。手の内知ってるもんねwしかも当時のヴェルドラさんの方が弱いしwのちにヴェルドラに封印した時の事を本人にヒナタが語り「これで1勝1敗ね」「ぐぬぬ・・・」という流れになったけどwリムルによって現世に戻ってきたヒナタ。ヒナタがかえす事が出来なかった勇者の卵はクロエに残した(かくして前代未聞の勇者の卵2つもちになったクロエはあっさりかえして勇者爆誕となるのだが・・)

以上が14巻までの書籍のヒナタ・サカグチ。ずいぶんなろうと違うでしょうか。

それに準じて部下である聖騎士のみんさんの行動もけっこう変わってきてます。なにせ三武仙というなろう未登場の強者もいますから。未登場らしく3人はそれぞれリムル、ヨウム配下になりますけどねw

 

個人的には1~4巻までのヒロインはシズ。

5~11巻のヒロインはヒナタなのかなと思っています。

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アピトに修行をつけるヒナタさん

 

転スラ 14巻 感想あれこれ

f:id:harunatan:20190402183211p:plain凛々しいヴェルドラさんとラミリスさん

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

14巻までササっと書いたら書くものがなくなった・・・wで、キャラ別に違いでも

書いていこうかなと思うのですが、その前にせっかくなので14巻の感想でも。

 

「幻の共闘」

リムルとユウキが待ち合わせて帝国の中核に攻め込む。いきなりそんな計画からスタートした本巻。けっきょくそういうワケにはいきませんでしたがw

クーデターもバレてるっぽいのでリムルと一緒に強引に攻め落としちゃえ的な甘い思惑も相手が1枚も2枚もうわてでした。

 

「近藤中尉」

不気味です。精神支配が万能ではない、カザリームに対してのように効果的に使ってこそ。そして冷徹。まぁそれは解るのですが近藤本人の心理描写がほとんどない。皇帝に

忠誠的。でもそれって周りが思ってる印象。本当に今でもそうなのか?何か思惑が別にありそうな気がします。なによりヴェルグリンドなんか情弱過ぎる、ルドラもダムラダが潜らせたバーニィから一番正確な情報を得ていた。情報を巣食う怪物である近藤はなにしてるの?テンペストの戦力など知らないはずがない。情報上げてないのでは?ガドラやダムダラの裏切りすら報告してないようです。唯一報告してるのはユウキのクーデター。なんかやっぱ変だよね?マサユキを邪魔に思ってるふしもあるだけに謎が深まるばかりです。

なろうと違ってユウキが出番も多く心理描写も多いために不気味さがまったくなくなっている現状で(書籍だけ読んでる層にはただのうっとおしい賑やかしにか思われてないしw)ラスボスとまでは言わないけど終盤のカギを握ってる一番の人物である事は間違いなさそう。

 

「魔物の進化」

必要な魂が足りないので(横並びに進化させた方がいい)悪魔3人娘以外の9人の戦闘用幹部達が魔王級に覚醒しました。収穫祭です。ギィから魂をちょろまかしてまだ4人進化出来るので次巻以降に悪魔3人娘とベレッタを魔王級に進化させるでしょう。で、なろうと同じくシオンが変化なし。なのにシオン直下の部下たちにはちゃんと祝福(ギフト)が届きそれぞれ強くなってる。何故なんでしょうね?

魔物の進化って自分の想いが反映されるって描かれています。ソウエイに憧れて力になりたい、そのためには隠密として活動できるような外見が欲しいと願い人間に近くなったソーカ達。強さを求め鱗の堅さにこだわったガビル(まぁモテたいから人間型にしとけば良かったと後悔してるみたいですがw)。ペットを目指したランガ(?)。死霊という立場から雰囲気重視で骨のままのアダルマン。ゴブリンからオーガに憧れ見事オーガに進化した紅炎衆。センスの差はあるが自分の望む姿に進化している。ドラゴン達が名付けで当たり前のように人型になったり(他の者と言葉のコミュニケーションがとりたい、色々な技をお覚えたいという思いから)、蟲型のゼギオン、アピトが人間風になったり。という事はシオンは進化を望まなかったのではないかと。ゴブタもそうだけど今のままで変わらずリムルや仲間と過ごしたい。そんな思いが強く反映された結果なのかなぁと思ってたりします。シオンは単純明快なので・・・。

それはそうと今回、悪魔3人娘を進化させなかったのが悪い方へ出てしまいましたね。3人がかりでヴェルグリンドに手も足も出ませんでした。

 

「帝国チーム」

リムルが生き返った帝国のみなさんを帝国チームと呼び始めましたねw全員がこのままテンペストで働く事を望みました。マサユキのパーティとして9巻で登場以来なにかとリムルに食って掛かる役回りだったバーニィ、あれだけ悪態をついてただけに敬語で理路整然とバーニィが話すたびにリムルが心で(・・って思ったらバーニィだった)(こいつほんとにバーニィか?)と、ツッコミを入れるほど。今までのが素だと知ってホっとするリムル。アピトを辛くも退けたミニッツさんも生き返ってましたね。けっこう気さくなナイスガイです。スキルがなくなってるだけに今後出番があるかは微妙ですが、マサユキやジンライにバーニィ達が謝る機会があるといいですね。

ミニッツとテスタロッサの会話が面白かったです。まさか原初の白と会話する機会があるなんて思いもしてなかったでしょうねwクリシュナはリムル信仰が危ない域に入ってきました。アダルマンと話し合いそうですねwそういえばレイハは無事かなぁ・・・・。

 

「ヴェルドラと2人のお姉さん」

この世に4体しか生まれてない竜種。この世に還元する姿がドラゴンに似てるだけでその正体は滅びることのない精神生命体。神に限りなく近い最上位の存在。ウェンティなどのドラゴンはあくまで魔物としてのドラゴン。竜種とドラゴンはまったく違う定義になっている。チョロいと定評あるヴェルドラさん。タコヤキをはじめ鉄板焼きの腕ばかり上がっているヴェルドラさんに威厳はないが最上位の存在なのは間違いない。そんなヴェルドラさんの姉2人が揃って登場。なろうでは意識的にニアミスだったヴェルザードさんとも無事に再会。迷宮でボロボロになるくらい親交を温めた。もっともヴェルザードはギィとヴェルドラが何度か顔を合わせてるので弟の現況も正しく把握している。問題なのはもう一人。前述の通りヴェルグリンドは情弱。今でも弟は悪いスライムにたぶらかされ本来の力も失ってると。弟を救うくらいの気持ちでいますw

そして迷宮上空にてヴェルドラvsヴェルグリンドは始まるのですが力はヴェルドラが上。魔素量でも圧倒しています。しかし、ルドラや近藤まで現れて事態急変。真のヒロイン、ヴェルドラさんは捕らわれの身に・・・・。

 

「リムルさんの強さ」

正直すでにこの世界で一番強いんじゃないでしょうか?自覚ないだけで。そのリムル様が本気宣言。もう誰にも止められない。

 

「15巻の行方」

リムルさんが圧倒するんじゃないでしょうか?今はどっかに隔離されちゃってますが、リムルなら一瞬で戻って来れるでしょう。ドワルゴンは支配されてる道化達やユウキの部下、覚醒した数体がいるはず。ラプラスが向かいそうですが現状でがんばってもらうんじゃないでしょうか。近衛3~6位4人は数ピッタリでベニマル、ディアブロ、シオン、ソウエイが相手するとしてリムルはルドラ、ヴェルグリンド、近藤3人相手でもいけるんじゃないでしょうか?ゼギオンが収穫祭終えて飛び出してきて近藤の相手するのもありかな。ダムラダの相手はユウキしかいないでしょう。ユウキは支配されてるとは思えませんしねw

あ、ヴェルドラさんがいた。といってもガチ勝負にはならないでしょ。リムルがすぐ開放しちゃうはず。

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「両手に花」状態になったベニマルさん。アルビス推しなので、ちょっとイラっとしました。

転スラ 14巻 なろうと書籍の相違

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※完全ネタバレです。自己責任で。

話が2転3転します。褒美と進化はあるので

なろうとのシンクロ率20%。

今回はなろう勢が書籍を読みたくなるような感じで。

 

◆なろうからの変更点、加筆

・ユウキとリムルは合流して共闘する事になった。

・裏切ったダムダラの真意を推測するユウキ一派の前に本人登場。

・追加の援軍としてフォビオ、双翼(ルチア、クレア)が援軍を連れて合流。

・ドワルゴンからジェーンが使者として来訪。褒美の祭典に参加。

・ゲルド、アダルマンも進化に応じる。悪魔3人娘除く合計9人魔王級に覚醒。

・ベニマルはモミジとアルビス2人と婚約。1夫1妻のテンペストで何故?答えは書籍で!ちなみにどっちもご懐妊。

・その陰でフラれたフォビオ君とゴブアにもなにやら・・・・

・そのゴブア。ゴブリン→ゴブリナ→オーガ。そしてついに鬼人に進化。

・ついにネームドとなったデスドラゴン改めウェンティの挿絵が可愛い・・・・

・ジェーンおばあちゃんの憂鬱。

・祭典の報告を聞きカリオンとフレイに覚醒への興味が。

・ヴェルドラ、ついに上着を着る。

竜王の人化後の容姿の詳細。竜のおもかげを残している。

・生き返った帝国兵の思い。ミニッツ生存確認。リムルも驚くバーニィの変わりよう。

そしてバーニィとジウのマサユキへの想い。2人がマサユキについていた本当の理由と交差した思惑。皇帝が戦争を起こす真意に気づく。

・原初4柱を紹介されたり大スクリーンで自分たちの行動が筒抜け、ガドラ、ユウキとの連動など「そりゃ勝てないわぁ」と帝国の面々。元帥がヴェルドラの姉ヴェルグリンドと気づく。

テスタロッサの「ヴェルグリンド様がいたから大人しくしてた」発言に帝国組「あれで?」

・なろうと同じくギィから魂ゲット。ミザリー、レイン(なろうではヒラリー)覚醒。悪魔3人娘も覚醒予定。

ヴェルドラのもう一人の姉、ヴェルザード初登場。ヴェルドラと感動(?)の再会にラミリス巻き込まれる。

・「三巨頭」に対抗(?)してリムル、エルメシア、ミョルマイルで秘密結社「三賢酔」結成。表の顔としてグレンダ、ジラード、アインが担当。酔っ払い3人組が酔った勢いで話た事が現実に。西側の犯罪組織を短期間で完全掌握。

・ロッゾ一族の残党を使って商人組織をリムルとエルメシアが創立。ミョルマイル主導の対抗組織も作り、ロッゾ方式で経済の活性化を目論む。

・ルドラ、ヴェルグリンド、近藤による「紅蓮の粛清」開始。

・マイ、トルネオット、アリア、オルカがここでユウキの部下として初登場。

・反乱分子を天使の受肉先という設定は出ていない。

・色々あってユウキ、カガリも含めラプラス以外のユウキ一派が近藤の精神支配下に。

・ドワルゴンの寡黙なお姉さん、アンディエッタついに愚痴をこぼす。

ラプラス、首都リムルを堪能する。主に食事と温泉。

・リムル、帝国に出発。同行はベニマル、シオン、ディアブロ、ソウエイ、ラプラス

・ルドラ、ヴェルグリンドと対峙するリムル。その頃テンペストでは恐ろしい展開が。

・ドワルゴンでも激突開始。

・クレイマンを先導するなどすべての黒幕は近藤。精神支配が引き起こした。

ラプラスが語る道化たちの物語。誕生秘話、目的、考え方などリムルをはじめテンペスト勢を前に詳細に語られていく。

カガリがカザリームと知ってもカガリさんと呼ぶリムル。

・ルドラ、ヴェルグリンド、近藤のヤバさがなろうとケタ違い。特にヴェルグリンドのスキルがチート。

・ルドラ=マサユキが現実味をおびてきた。マサユキの護衛にヴェノムがつく。

 

リムルはどうなる?ユウキは?ヴェルドラは?・・・・快進撃から一転、大ピンチです。みんなボロボロです。「紅蓮の粛清」以降の戦いの内容は伏せました。書籍で確認下さい。近藤がバケモノになっている。カレラがタイマンで勝てるような相手ではなくなっています。3人娘が束になっても無理では?

ドワルゴン付近での戦いが一番深刻、悪魔3人娘、ガビル、ハクロウらが援軍に行ってるがどうなってしまうのか心配ですね。帝国進軍以降はなろうではまったく出番のなかったガゼルが最前線に出ます。今後も出番ありそうで良かったですね。

なろうでは噛ませ犬的な扱いだったルドラとヴェルグリンドが絶望的に強くなっています。16巻あたりで終わるのかなと思ってましたが18巻もありかなと思える展開ですね。

それとミーシャがなろう通り殺害されます(なろうではミランダ)。書籍では出番も多く人間臭い良いキャラだったので残念です。ただ最後充分に見せ場がありました。

最後にひとつだけ・・・シレっとラプラスが仲間になってます。敵を前にリムル、その左右にベニマル、ディアブロ。真後ろにシオン、その横にソウエイ・・・この配下黄金ガードフォーメーションに自分のポジションを自力で見つけるラプラス

 

4巻以降はなろうとはまったく別の作品になってきましたが、今回もまったく別の作品って言ってもいいほどの変更具合でした。ハッキリ言って15巻がまったく予想できませんwどーなるんだろう・・・・。

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ちょっと良い雰囲気だった2人の邪魔に入るミリムさん

転スラ 13巻 なろうと書籍の相違点

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※完全ネタバレです。自己責任で。

 

表紙は悪魔3人娘です。いよいよ帝国戦です。100万の軍勢で攻めてきました。

戦車も空挺もたくさん来ました。銃器もお持ちです。怖いですね。でもこの世界は量より質です。テンペスト圧勝です。

なろうとのシンクロ率50%。加筆分でしょうか。

 

◆今回は流れをそのままに。

・ドワルゴン正門前攻防。

テンペスト軍」ゴブタ、ランガ(狼鬼兵部隊)ガビル(飛竜衆)ハクロウ(緑色軍団)テスタロッサウルティマ

「ドワルゴン軍」ペガサスナイト他。

2時間で帝国24万人全滅。

ドワルゴン方面「帝国魔道戦車師団」指揮官ガスターの元にランガに乗ったテスタロッサが最後通告におとずれ、通告を無視し帝国軍が前進した事により開戦。

ゴブタ、ランガ達は戦車隊、ガビル、ウルティマたちは空挺、ハクロウらは歩兵を次々に殲滅、テスタロッサが司令部を壊滅し決着。

 

・地下迷宮攻防戦。

テンペスト軍」ラミリス、ヴェルドラ、ベレッタ、迷宮十傑(ゼギオン、アピト、クマラ、アダルマン、アルベルト、ガドラ、竜王4体)、デスドラゴン、ゴズール、メズール、他迷宮の魔物のみなさま。

約10日で帝国軍上位100名含む帝国50万人全滅。(実質3日、ヴェルドラ、ベレッタは出番なし)

※トレイニーはプルムンド近郊でラプラスと単独で対峙。

※クマラは里を滅ぼし自分をクレイマンに売ったカタキであるカンザスを撃破。

※ルキウスとレイモンドは死なないままガドラやシンジが説得。

※ゴズール、メズールは30階層で敗走兵を担当。

※各階層での戦いが詳細に描かれた。

※上位100名の中の隊長格、ミニッツ(なろうでは未登場)はアピトの元に単独で送られた。最終的にゼギオンの元に送られたのはミニッツ、クリシュナ、レイハ、バサンの4人。レイハがんばれ。

 

・最終壊滅戦。

テンペスト軍」モミジ(紅炎衆)、ゲルド(黄色軍団)、シオン(紫克衆、親衛隊)、カレラ、アゲーラ、エスプリ、ディアブロ

「ミリム領」アルビス他(獣王戦士団)。

短時間で帝国20万人全滅。

アゲーラが総大将カリギュリオの元に最終通告に訪れ、最後まで戦う意思を帝国が見せ開戦。カレラの核撃魔法で後方部隊を壊滅、ゲルドたちが壁になって行く手をはばむとシオンたちとアルビスたちが帝国軍を左右から挟み撃ち。狂乱する帝国兵にモミジの大魔法が降り注ぎ全滅。残ったカリギュリオはじめ司令部をディアブロが強襲し終了。

 

※迷宮広場にてバーニィ、ジウが裏切りベニマル、クロエが迎え撃つ。

ラプラスは単にバーニィ、ジウの裏切りを知らせに来ていた。ダムラダがユウキを裏切ってることが確定。ラプラスは意図せずリムルから爆笑を取る事に成功。

・死亡した帝国兵94万人中70万をリムルが生き返らせる。

テンペスト軍犠牲者なし

・マサユキのパーティー全員がマサユキの実力を知っていた。

・ガビルが女心のわかる男になっていた。

 

今回一番印象に残ったのはラミリスの恐ろしさ。能力がチートなのは知っていましたが迷宮内のルールを瞬時に変えたり、兵士1000人単位で別の階層に飛ばすとか、特定の人物を特定の場所に飛ばすとかもう魔王ってなんでもありなんだなと納得。首都リムルを街ごと迷宮101階に隔離避難させ、空も見えるので住民は移動した事すら気が付かないとか恐ろしすぎる・・・。ベニマルさえ「一番敵に回したくない」と驚愕してましたし。

一人でも多くの帝国兵を迷宮に誘い込んでくれというリムルの指令に半数の50万を誘い込んで壊滅。迷宮内はラミリスにおまかせでリムルどころかベニマルも口出ししなかった。抜群の信頼度である。味方でよかった、ラミリスさん。

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迷宮内決戦を前に気合の入る地下迷宮の総大将ラミリスさん。 

 

転スラ 12巻 なろうと書籍の相違

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※完全ネタバレです。自己責任で。

 

表紙が人間体のチョロゴンさんです。

帝国戦前の準備。日常回です。

なろうとのシンクロ率40%。

 

◆なろうからの主な変更点、加筆。

・アニメのニコ生コメで気になってた一番の件。クロエが引き止めてヒナタと合わないというバットルートは語られていない。あそこが分岐になったかは描かれていないのだ。ただし、現在の正解ルート以外はすべてリムルは死んでるらしいので間違ってはいないとは思いますが・・・・。

・東に逃げるユウキ一行をギィがゲット。帝国でクーデターを起こす約束をする。

・クロエ、ヒナタを囲んで情報のすり合わせ会議、協力関係の強化を確認。(参加魔王はリムル、レオン、ルミナス)

・レオンさん、自重してください。

・のちにギィ乱入、ユウキの動向を確認。会議にディーノ、ラミリスも合流。

・リムル、配下に原初の悪魔が4人いる事に初めて気がつくw

・クロエは自由に大人にも子供にもなれる。ギィはじめ魔王達から勇者として受入れられる。ユウキが誘拐なんて事はなさそう。

・レオンさん、自重してください。

・シンジ達の迷宮挑戦でほぼ初登場だったゼギオン、アピト(3巻~)アダルマン、クマラ(6巻~)はすでに登場済みで活躍している。

・ガドラ、かつての弟子ラーゼンに会いにファルメナスへ。ラーゼン、ヨウムらの説得によりテンペストに寝返る事を決意。

・ガドラとユウキも親密。それも踏まえユウキとの連絡役も兼ねてガドラ受入れ。

・ガドラ、帝国に戻りユウキも巻き込み暗躍。しかし暗殺される。(実際は「死ぬかと思いましたぞ~」っと元気に暗殺されたとリムルに報告、のちに13巻でユウキにも無事と犯人が誰かを連絡)

・ちなみにヨウムとミュウランに娘誕生。グルーシスは人間のヨウムが寿命で死んだ後に父親になるらしい・・・w

・レオンさん、自重してください。

 

この12巻だけで1年くらい時が流れます。

印象的なのは引き続きダメダメなレオンさんとダメダメになりかけてるルミナスさん。ディーノさんとラミリスさんは元々ダメダメな上にギィさんまでディアブロさん相手に翻弄されっぱなし。魔王っていったい・・・・・。

今回、ガドラが仲間になった事が対帝国に向けて大きな収穫に。

魔王から承認される勇者ってなんだろう・・・・・。

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カッコ良かったレオンも遠い昔・・・・

転スラ 11巻 なろうと書籍の相違

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※完全ネタバレです。自己責任で。

勇者爆誕回です。中盤のクライマックスでしょうか。

なろうとのシンクロ率20%。

 

◆なろうからの主な変更点、加筆。

 

・グランベルロッゾ最後の陰謀。ユウキすら利用される。

・樹妖精100体も悪魔達とともに受肉

・音楽交流のため、ルベリオスへ。そして「西方動乱」勃発。

・交流会遠征メンバー(リムル、シオン、ディアブロ、ランガ、クマラ、ヴェノムと配下アークデーモン100体、子供達、タクト率いる音楽隊)

・大聖堂前にてリムル、レオン、ヴェルドラ、カリス、ヒナタ、聖騎士vsグランベル、異世界人、クロノア。シオン、ランガ、ディアブロvsラズル。ルイvsラプラス。ギュンターvsフットマン。ルミナスvsマリア。ディアブロは途中で乱入したレインとギィの対応。ヴェノムとクマラは楽団員、子供達の護衛。

・カリス(元イフリート)が元主のレオンと再会。シズと分かり合えなかった事を謝罪。

・西方評議会での陰謀はテスタロッサが華麗に解決。かっこいい。

・北方の戦線はシエンとサリオンからの援軍で撃退。

・そして時間旅行を経て勇者爆誕

・レオン、クロエに「超絶美少女」「俺の忠誠をお前に捧げよう」発言。

・レオンさん、自重してください。

 

自我のない無双中のクロノアの相手をしていたユウキがレオンにクロノアをなすりつけるシーンと、ディアブロとギィのやり取り、テスタロッサの活躍、ヴェルドラが勇者に見とれて負けた疑惑、ヴェルドラが封印された時のヒナタの鬼畜っぷり、レオンのロリコンっぷりが見所です。

たぶんアニメ3期なんて事になったら8巻から11巻までじゃないでしょうか?

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原初の2人。格上のギィの方がディアブロのご機嫌取り。

転スラ 10巻 なろうと書籍の相違点

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※完全ネタバレです。自己責任で。

 

表紙はロッゾ一族の秘蔵っこマリアベルロッゾです。開国祭にシレっと一人で前夜祭から参加してたらしいです。ロッゾ一族なのでなろうには登場しません。今巻のラスボスです。

したがってなろうとのシンクロ率20%。西方評議会にリムル達が初参加した話くらいでしょうか、その内容もけっこう違いますけど。地下迷宮運営会議も同じですかね。

 

◆なろうからの変更点、加筆。

・ダムダラと中央道化連の動き。

・謎のパーティー「緑乱」が迷宮で快進撃。下層帯がヒナタ他聖騎士達の訓練で機能してなかったため、仮想アバターにリムル、ミリム、ラミリス、ヴェルドラが憑依して妨害(てか、このメンバー反則だよねw)。「緑乱」の女リーダー精霊使役者アインは11巻にて反逆罪で捕まった際に実力を買われ司法取引でリムル配下に。藍闇衆で活躍。

・マリアベルの物語

・ロッゾ一族の陰謀として西方評議会から招待状。リムル参加。暗殺などの陰謀も阻止。

・ソウエイに捕らわれた暗殺者グレンダ、あっさりリムル側へ。ソウエイ直下に。

・ジフターヴの遺跡探索(リムル、ミリム、ゴブタ、ランガ、シオン、自由組合冒険者カガリ

・ミリム魔王覚醒の原因であるカオスドラゴンをマリアベルが復活させる。大決戦へ。

・リムルvsガイ、マリアベル。シオンvsユウキ(マリアベルの干渉)。ゴブタvsラーマ。ミリムvsカオスドラゴン。ハクロウ、ソーカ、ガビルvs血影狂乱。

・遺跡最下層で逃亡するマリアベルをユウキが殺害。

 

見所はシオンvsユウキ。なんとあのシオンを蹴りで一蹴。恐るべきユウキ。そしてラファエルさんの非情な一面が。リムルはマリアベルを殺せない判断して、あえてユウキに追わせるとは。自我を持ったラファエルさんこわっ。

マリアベルは生まれ変わったらリムルと分かり合えるかなと言ってましたね・・・。

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シュナお手製の探検隊服のリムル、ミリム、ゴブタ