「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

転スラ 14巻 感想あれこれ

f:id:harunatan:20190402183211p:plain凛々しいヴェルドラさんとラミリスさん

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

14巻までササっと書いたら書くものがなくなった・・・wで、キャラ別に違いでも

書いていこうかなと思うのですが、その前にせっかくなので14巻の感想でも。

 

「幻の共闘」

リムルとユウキが待ち合わせて帝国の中核に攻め込む。いきなりそんな計画からスタートした本巻。けっきょくそういうワケにはいきませんでしたがw

クーデターもバレてるっぽいのでリムルと一緒に強引に攻め落としちゃえ的な甘い思惑も相手が1枚も2枚もうわてでした。

 

「近藤中尉」

不気味です。精神支配が万能ではない、カザリームに対してのように効果的に使ってこそ。そして冷徹。まぁそれは解るのですが近藤本人の心理描写がほとんどない。皇帝に

忠誠的。でもそれって周りが思ってる印象。本当に今でもそうなのか?何か思惑が別にありそうな気がします。なによりヴェルグリンドなんか情弱過ぎる、ルドラもダムラダが潜らせたバーニィから一番正確な情報を得ていた。情報を巣食う怪物である近藤はなにしてるの?テンペストの戦力など知らないはずがない。情報上げてないのでは?ガドラやダムダラの裏切りすら報告してないようです。唯一報告してるのはユウキのクーデター。なんかやっぱ変だよね?マサユキを邪魔に思ってるふしもあるだけに謎が深まるばかりです。

なろうと違ってユウキが出番も多く心理描写も多いために不気味さがまったくなくなっている現状で(書籍だけ読んでる層にはただのうっとおしい賑やかしにか思われてないしw)ラスボスとまでは言わないけど終盤のカギを握ってる一番の人物である事は間違いなさそう。

 

「魔物の進化」

必要な魂が足りないので(横並びに進化させた方がいい)悪魔3人娘以外の9人の戦闘用幹部達が魔王級に覚醒しました。収穫祭です。ギィから魂をちょろまかしてまだ4人進化出来るので次巻以降に悪魔3人娘とベレッタを魔王級に進化させるでしょう。で、なろうと同じくシオンが変化なし。なのにシオン直下の部下たちにはちゃんと祝福(ギフト)が届きそれぞれ強くなってる。何故なんでしょうね?

魔物の進化って自分の想いが反映されるって描かれています。ソウエイに憧れて力になりたい、そのためには隠密として活動できるような外見が欲しいと願い人間に近くなったソーカ達。強さを求め鱗の堅さにこだわったガビル(まぁモテたいから人間型にしとけば良かったと後悔してるみたいですがw)。ペットを目指したランガ(?)。死霊という立場から雰囲気重視で骨のままのアダルマン。ゴブリンからオーガに憧れ見事オーガに進化した紅炎衆。センスの差はあるが自分の望む姿に進化している。ドラゴン達が名付けで当たり前のように人型になったり(他の者と言葉のコミュニケーションがとりたい、色々な技をお覚えたいという思いから)、蟲型のゼギオン、アピトが人間風になったり。という事はシオンは進化を望まなかったのではないかと。ゴブタもそうだけど今のままで変わらずリムルや仲間と過ごしたい。そんな思いが強く反映された結果なのかなぁと思ってたりします。シオンは単純明快なので・・・。

それはそうと今回、悪魔3人娘を進化させなかったのが悪い方へ出てしまいましたね。3人がかりでヴェルグリンドに手も足も出ませんでした。

 

「帝国チーム」

リムルが生き返った帝国のみなさんを帝国チームと呼び始めましたねw全員がこのままテンペストで働く事を望みました。マサユキのパーティとして9巻で登場以来なにかとリムルに食って掛かる役回りだったバーニィ、あれだけ悪態をついてただけに敬語で理路整然とバーニィが話すたびにリムルが心で(・・って思ったらバーニィだった)(こいつほんとにバーニィか?)と、ツッコミを入れるほど。今までのが素だと知ってホっとするリムル。アピトを辛くも退けたミニッツさんも生き返ってましたね。けっこう気さくなナイスガイです。スキルがなくなってるだけに今後出番があるかは微妙ですが、マサユキやジンライにバーニィ達が謝る機会があるといいですね。

ミニッツとテスタロッサの会話が面白かったです。まさか原初の白と会話する機会があるなんて思いもしてなかったでしょうねwクリシュナはリムル信仰が危ない域に入ってきました。アダルマンと話し合いそうですねwそういえばレイハは無事かなぁ・・・・。

 

「ヴェルドラと2人のお姉さん」

この世に4体しか生まれてない竜種。この世に還元する姿がドラゴンに似てるだけでその正体は滅びることのない精神生命体。神に限りなく近い最上位の存在。ウェンティなどのドラゴンはあくまで魔物としてのドラゴン。竜種とドラゴンはまったく違う定義になっている。チョロいと定評あるヴェルドラさん。タコヤキをはじめ鉄板焼きの腕ばかり上がっているヴェルドラさんに威厳はないが最上位の存在なのは間違いない。そんなヴェルドラさんの姉2人が揃って登場。なろうでは意識的にニアミスだったヴェルザードさんとも無事に再会。迷宮でボロボロになるくらい親交を温めた。もっともヴェルザードはギィとヴェルドラが何度か顔を合わせてるので弟の現況も正しく把握している。問題なのはもう一人。前述の通りヴェルグリンドは情弱。今でも弟は悪いスライムにたぶらかされ本来の力も失ってると。弟を救うくらいの気持ちでいますw

そして迷宮上空にてヴェルドラvsヴェルグリンドは始まるのですが力はヴェルドラが上。魔素量でも圧倒しています。しかし、ルドラや近藤まで現れて事態急変。真のヒロイン、ヴェルドラさんは捕らわれの身に・・・・。

 

「リムルさんの強さ」

正直すでにこの世界で一番強いんじゃないでしょうか?自覚ないだけで。そのリムル様が本気宣言。もう誰にも止められない。

 

「15巻の行方」

リムルさんが圧倒するんじゃないでしょうか?今はどっかに隔離されちゃってますが、リムルなら一瞬で戻って来れるでしょう。ドワルゴンは支配されてる道化達やユウキの部下、覚醒した数体がいるはず。ラプラスが向かいそうですが現状でがんばってもらうんじゃないでしょうか。近衛3~6位4人は数ピッタリでベニマル、ディアブロ、シオン、ソウエイが相手するとしてリムルはルドラ、ヴェルグリンド、近藤3人相手でもいけるんじゃないでしょうか?ゼギオンが収穫祭終えて飛び出してきて近藤の相手するのもありかな。ダムラダの相手はユウキしかいないでしょう。ユウキは支配されてるとは思えませんしねw

あ、ヴェルドラさんがいた。といってもガチ勝負にはならないでしょ。リムルがすぐ開放しちゃうはず。

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「両手に花」状態になったベニマルさん。アルビス推しなので、ちょっとイラっとしました。