「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

転スラ ラミリスと地下迷宮へようこそ

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

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地下迷宮探索するウサギっ娘フラメアとエレン達3バカトリオ。

 

精霊女王であり、この世界ほぼ唯一の妖精であり、古き魔王でもある。

そして勇者に精霊の加護を与える導き手であり、世界の調停者であり傍観者でもある。肩書きが多いい・・・。

アニメ終盤に登場したラミリスは小さくてうるさいお子ちゃま。でも実は凄い??

そんなイメージだったんじゃないでしょうか。

 

その昔、精霊女王として膨大な力を保持していたが太古にミリムが暴走し止めに入ったギィも苦戦してる中、その暴走を身を挺して止めたのがラミリスだった。

その際に強大な邪気をあび、記憶を持ったまま転生を繰り返す妖精へと堕落し魔王になった。以降はギィやミリムに守られながら地下迷宮に隠れ住んでいた。無職の引きこもりである。しかし実はディーノに同類と思われている無職という点は自身も引っかかっていたらしい。それに元来さみしがり屋である。ミリムにマブダチが出来た事に衝撃を受けた直後に、そのマブダチであるリムルに出会った。それからはリムルが残した護衛のベレッタとともにリムルの作った魔国への移住をもくろむ事になる。

 

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移住を強行しようとしたラミリス一派。

 

 魔王達の宴での協力を経てベレッタ、トレイニーも正式にラミリス配下に。開国祭を前にテンペストへの移住も決定した。ラミリスが作る地下迷宮を冒険者向けのアトラクションとして国の目玉にしたいリムルと思惑が一致したのだ。

しかしこのラミリスのスキル「迷宮創造(チイサナセカイ)」は創造を遥かに越えた有用なチート能力だった。それを今まで誰も、というか本人すら気がついてなかったのだ。無理なく作れるのは100階層という事で地下迷宮は地下100階までに決定。数日で階層を完成させ100階にはヴェルドラがラスボスとして住む事になった。リムル、ヴェルドラ、ミリムとともに各階層をアレンジ。様々な問題をクリアし、開国祭のお披露目を経て「地下迷宮」は通常営業を始めたのだった。

 

今や地下攻略を仕事にする冒険者まで現れ、数万の冒険者達を街に常駐させるほどの人気になる地下迷宮。テンペストで一番収入があり人を雇う身分にまで登りつめるラミリスの迷宮を覗いてみると・・・

 

まず「自由組合テンペスト支部」で登録を済ませ初回限定無料の「復活の腕輪」(迷宮内で死んでも外で瞬時に復活し痛みも無い)を貰いチュートリアルへ。そこで説明や戦闘訓練を受けていざ迷宮へ!入り口や中の売店ではラミリスの権能によって作られた必需品の腕輪、「帰還の呼子笛」(瞬時に迷宮を脱出出来る)「事象の記録球」(1回だけ任意の場所でセーブ出来る)のアイテム以外にも武器、防具、回復薬各種、携帯食が販売されている。(装備はレンタルもあり)

迷宮内には様々なトラップがあり、ヴェルドラの魔力開放により発生した魔物達が行く手を阻む。換気機能を使い魔力を分散し上の階ほど弱い魔物が出現し下の進むにつれ魔物が強くなる。通常は人間に害がないように魔素は営業時間外に流れる。そして10階層ごとに階層守護者が用意されている。

冒険者は下に進みながら罠をよけ魔物を倒し宝箱やドロップアイテム、魔物の素材、金貨、魔石などを回収ししていく。最終的に100階層のヴェルドラを倒してクリア(無理)。階層守護者を倒して貰える宝箱は当たり確定品。下に行けばいくほど貰える物もとうぜん豪華になっていく。通常はクロベイの弟子などが作った武器などだが、ヴェルドラの魔素で貴重な一品に変化していたり、クロベイ作の神話級の武器も紛れ込んでいる。特に下層で守護者を倒し貰える宝箱からは、その先の階層で有用な武器、防具を獲得出来るようだ。

各階にはトイレがあり、用を足してる時に魔物に襲われる心配なし。また95階層の迷宮都市内にある冒険者エリアに繋がる扉もあり、男女別のカプセルホテルや普通のホテル、大浴場、食堂などがあり外より割高だが夜はゆっくり休みたい人にはもってこい。商人も常駐しているため迷宮で蓄えたアイテム類を売ることも可能、アイテムやお金を預かる場所もある(受け取りは外でもOK)。また階層守護者との対戦前には無料のセーブポイントがある。またボス戦に限り場外スクリーンでの放送があるが任意で放送するかどうか決められる。放送される場合は放送料が冒険者に支払われる。

 

迷宮の主はラミリスであり総管理はベレッタとなっている。運営は樹妖精たちが行い管理者として運営からトラブル回避まで請け負う。迷宮内の汚物や魔物の死骸などはスライムなどの下等な生物が基本処理するが罪人が駆り出される事もあるらしい。またルベリオスの回復系魔法を持つ騎士たちが魔法の実践練習のため待機してる場所もある(主に蘇生)。エルフ達はおもに接客を担当。

 

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樹妖精やエルフ達が住み管理している95階層の地下迷宮都市。樹妖精は集落ごとそっくりここへ移住した。またかつては獣王国の難民も仮設住宅もここにあった。

 

 主な迷宮トラップは毒矢、毒沼、方向惑わす回転床、落とし穴、偽宝箱(20F以下)爆発宝箱(これ反則ちゃうの?)、催眠ガス入り宝箱、暗闇階層、天井が超低い階層、精霊がいない区画(精霊が呼べない)、鑑定不能品がドロップ(毒薬が混ざってる)、

そして49階層ではリムル様と同じ種族の皆様が日頃の恨みを込めて冒険者様をおもてなし(合体しての巨大スライム、スライムだらけのプール、スライムが降り続く雨、スライムドール他)。

10階層ごとの守護者はブラックスパイダー(10F・ランクB)、エビルムカデ(20F・ランクB)大鬼の狂王と配下5人衆(30F・ランクB)、嵐蛇(40F・ランクB)。現在、挑戦者を一番阻んでいるのが嵐蛇。アニメ1期OPでリムル様がかっこよく切り刻んでるアイツですね。通路いっぱいの体格と毒の息が行く手を阻んでるようです。守護者達はやられても復活出来るように復活の首輪などが授与されている。

そして50階にはゴズール、メズール。さすがに交代で1体づつ登場。ここを突破したのはマサユキ一行とシンジ一行の2組だけ。チーム緑の乱も実力的に可能だったがリムルの策略で49階で潰された。

51階層からは迷宮十傑の登場。元々は60階層はアダルマンが守っていたが彼が強くなったために昇格。現在はガドラ老師が乗る魔王の守護巨像がまかされている。今だに60階層突破組みは現れていない。マサユキたちは戦争準備のためボス戦の前に一時中断した。しかし今はパーティーが解散状態のため今後は不明。なおこの階層のどこかにリムル、ミリム、ラミリス、ヴェルドラが迷宮用に作ったアバターでもあるユニークモンスターが自動で現れる場合がある。出会ったら最後だ。

61階層から魔王級の登場だ。70階を守るのは死霊の王アダルマンと死霊騎士アルベルト、ウェンティ(デスドラゴン)。61階層からは死霊系との戦いだ。剣の達人アルベルトがいるため剣自慢のハクロウやアゲーラ、聖騎士たちが集まり修行場のようになっていたりもする。

71階からは虫、虫、虫。蟲型魔獣の世界。79階には蟲をすべる女王、アピト。80階には蟲の王、ゼギオン。2層続けて守護者が存在する恐ろしい階層だ。

ちなみに聖騎士のナイスガイ、アルノーは修行のためヒナタの弟子でもあるアピトの元に足しげく通っている。リムルからは何かに目覚めたのでは?と疑われている。

81階からは魔獣の楽園。その魔獣の女王クマラが90階を守護する。

そして、魔王級を次々に倒した最強勇者クラスのアナタはつかの間のひととき95階へ。通常の階から行く所とは違い、エルフのお店もある高級区画に入れるのだ。ここまで来たアナタなら大儲けしてるので高級な旅館もレストランも思いのまま。

疲れが取れた所で次は96階。ちなみに91階~94階はアトラクションには使わず、鉄鉱石の保管倉(91)魔鋼の工場(92)花畑(93)アピトのハチミツ工場(94)などがある。また、95階の立ち入り禁止区域には研究施設があり、ベスターやカイジンを中心にドワルゴン、サリオン、ルベリオスの研究者達が日夜研究に励んでいる。ヴェルドラも研究にやってくる。ここから魔道列車などが生まれた。ラミリスの研究室もありシンジ達異世界人5人が部下として研究を手伝っている。なお、魔王ディーノはこの階か最下層の研究室でラミリスかベスターを手伝っている。

96階~99階はラスボスへの露払いのごとくドラゴンロード。地、風、氷、炎の竜王達が待ち構えるエリア。

そして100階には我らのヴェルドラさんがラスボスとして君臨する。この階には人間体用のヴェルドラの部屋やリムルの開発室、迷宮守護者の会議室、精霊迷宮(リムルが最初に行った迷宮)への入り口がある。

 

このように魅力的なアトラクションだが、戦時中は防衛拠点にも軍事拠点にもなる。

帝国軍100万が攻め込んできた時は、

ジュラの森の住民をすべて首都リムルに避難させ、首都ごと迷宮内に避難させた。

反則だ。人から建物、道までもまとめてそのまま避難である。空があり夜にもなるらしい。ラミリスの能力底知れない・・・・。

地下迷宮では半数の50万もの帝国兵が命を落とされました。。

 

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帝国兵の屍に座るリムル配下最強のゼギオン。転スラ日記の最新話でエレン達とともにイングラシアに向かうリムルをアピトと見送っていた彼の面影はもうない。 (アピトもだけどね)