転スラ 書籍とweb版(なろう)との違い16巻までのまとめ
※完全ネタバレです。自己責任で。
※おそらく2期前半はサブタイ通り魔王覚醒で終わると思います。でも、続きをなろうで読むのはおすすめしません。展開が違ってかえって混乱すると思います。2期後半「魔王達の宴」編からはなろうとは違うストーリーが始まります。読むなら原作(書籍)か書籍を原作にしているコミックをおすすめします。なろうはあくまで原案(プロット)扱いです。
書籍もはや16巻。ここまでの流れを振り返りながら、なろうと書籍の違いを大まかに追っていこうと思います。
※赤字部分は書籍での加筆、変更、なろうには無かった内容となっています。
・三上悟死亡。スライムに転生。
・ヴェルドラと出会う。リムルテンペストの名を貰う。捕食者によりヴェルドラを捕食。
・ゴブリンと牙狼族の争いに巻き込まれる。和解後、名づけを行い村を起こす。
・ドワルゴンからカイジン他の優秀や職人を獲得する。
・エレンらとともにシズがやってくる。シズの過去の話。
・イフリートと対決。シズ死亡。願いを託され人間に変身出来るようになる。
・オーガ来襲。村を襲った仮面の魔人(フットマン)とリムルが間違われ戦闘に。
戦闘後和解。オーガの話とトレイニーの話によりオークロード出現を確信。
・リザードンマンと共闘。ガビルの反乱。魔王に覚醒したオークロードに勝つ。
・オークロードはクレイマン他魔王が画策し、ゲリュミュッドの他にラプラス、フットマンなど 中庸道化連が関与。
・ジュラの森大同盟が結成。ドワルゴンとの同盟を経てジュラ・テンペスト建国。
・森でカブトムシとハチを助ける。ハチにハチミツ採取を期待してゼギオン、アピトと名付けして配下に加える
・魔王ミリム来襲。アピトのハチミツで見事に懐柔。マブダチになる。ミリムはしばらく滞在。
・町にやってきたカリオン配下の3獣士フォビオの居丈高なふるまいに激怒したミリムが鉄拳制裁。一方的にミリムを恨むようになる。
・ヨウム一行、フューズらが訪れる。ヨウムに英雄になるように依頼する。
・フォビオのミリムへの怒りを利用し、彼の前に現れたティアとフットマンは彼を依り代に魔王級の怪物カリュブディスを復活させる。
・カリュブディスに苦戦するもミリムの加勢で撃破。フォビオも救出。迎えに来た魔王カリオンと友好を誓う。
・ミリム旅立つ。(なろうではこんなに長居しない)
・ユーザラニアから使節団がやってくる。3獣士のアルビス、スフィア、上位魔人のクルーシスらが訪れ国交を結ぶ。
・ヨウムとグルーシスが意気投合する。
・ユーザラニアの貿易を犬頭の商人コビーに任せる。
・外伝「魔国暮らしのトリニティ」の主人公・獣人族のフォス、龍神族のステラ、有翼族のネムが住み着く。フォスは警備隊、ステラは料理人、ネムはシュナを手伝う。(※時系列)
・ドワルドン、プルムンドと外交を行いリムルはイングラシアへ向かう。
・ファルムスから戻ったヨウム一行にミュウランが加わる。
・原初の悪魔の設定変更。
・ユウキと出会い、シズの心残りである子供達にラミリスの協力で聖霊を下ろし命を救う。そしてテンペストへの帰り道にヒナタに襲われる
(以上1~4巻)
・ヨウム一行に潜入したミュウランはヨウムらの命を人質にクレイマンより「魔法不能領域」の結界を張るように指示がきた。同時刻に異世界人3人が町で暴れ、レイヒムを中心に張った「四方印封魔結界」が町をおおった。
・分身体を使いなんとかヒナタから逃げ町に戻ったリムル。町はファルムス王国と西方教会の襲撃をうけ、シオンを含め多数の死者が出た事に落胆する。
・ミリムがユーザラニアを強襲。カリオンは行方不明。
・ユーザラニアの知らせはアルビスからベニマルが受けて難民受け入れもベニマルが決める(この時すでにベニマルとアルビスはいい感じだったらしい・・・)。
・エレンの助言により魔王に進化すれば死んだ者を生き返らせる可能性があある事を知る。魔王になるためには1万以上の魂の獲得を必要とするため攻め込んでくるファルムス軍と一人で戦う事を決意。ミュウランをクレイマンの呪縛から解放。ベニマルたち配下は弱体結界を破壊。キョウヤら異世界人3人も悲惨な死を遂げる。リムルは国王、ラーゼン、レイヒム以外の全軍を皆殺しにした。リムルは無事に魔王に進化。シオン達も生き返った。アルビス、スフィア、フォビオらユーザラニアの難民が到着。ヴェルドラ復活。
・西方教会を探るユウキ一派。そのための「魔王の宴」の発動だったがミリムを手中に収めたクレイマンは真の魔王覚醒と領土拡大を狙い暴走する。
・棺は盗まれない。
・カリオンとミリムの戦いを見届けたフォビオ、ミュウランの証言から黒幕はクレイマンと確定。ガゼル王、フューズ、サリオンのエラルド、ヨウムらをまじえ今後の方針を検討。クレイマンと戦う事が決定。
・ラミリスによって「魔王の宴」発動を知ったリムルは参加を決意。リムルはランガ、シオン。ラミリスはベレッタ、トレイニーを引き連れ向かう。
・ドライアド集落にてゼギオン、アピトの見て驚愕するラミリス。
・ディアブロはヨウム、ミュウラン、グルーシスとともに捕虜を引き連れファルムス攻略に向かう。
・ユーザラニアにて魔国・獣王国軍とクレイマン軍で開戦。フォビオ、ゲルドはフットマン、ティアらと交戦。スフィアとガビルは嫌々クレイマンに協力している「竜を祀る民」のミッドレイ達と、アルビス、ゴブタはヤムザと対決。ヤムザは無理やりカリュブディスに変化させられベニマルに葬られた。一方、シュナ、ソウエイ、ハクロウはクレイマンの居城を強襲、守護をしていたアダルマン達を撃破。呪縛から解放されたアダルマンたちはリムル傘下に。クレイマン軍との戦いは完全勝利した。
・ダグリュールの息子は出てこない。(8巻に登場して同じ道に進む)
・ルミナスがメイドに成りすまして登場。
・「魔王の宴」では強気のクレイマンがリムルを糾弾。4vs4の戦いが始まった。シオンvsクレイマン、ベレッタvsビオラ、ランガvs妖狐(クマラ)、リムルvsミリム。途中でヴェルドラが乱入、ミリムをヴェルドラにまかせ妖狐の呪縛を解放、ベレッタはビオラに圧勝。ミリムは支配せれておらず、カリオンもフレイの助けで生きていた。驚愕の事実の中、シオンにやぶれたクレイマンは絶望の中で魔王に覚醒するもリムルにやぶれ絶命する。
・カリオン、フレイが魔王を辞退。「八星魔王」誕生。ルミナスの正体がヴェルドラによって暴露される。アルビス、スフィア他ユーザラニア難民はしばらくテンペストに滞在。フォビオは現地に残って復興を指揮する。クレイマン配下の魔人達も受け入れ。
・妖狐(クマラ)、アダルマン、アルベルト、ウェンティがテンペスト合流
(以上5~6巻)
なろう(web)の話でなくなった主な設定
ユウキのクロエ誘拐、ユウキのシズやヒナタへの精神干渉、ユウキのクロノアの棺
奪取(ずっとあとで似たようなことはある)、ユウキの勇者覚醒プログラム、レオンvs
ユウキ、クロエの時間旅行でのユウキとの絡みすべて、ヒナタvsクロード、天下一武道会(内容縮小した「武闘大会」として実施。幹部参加はゲルドのみ)など。
クレイマンへの精神干渉もなし、クレイマンを操っていたのは近藤。
・7~11巻までのボスキャラはグランベルロッゾ
・ルミナスがテンペストと敵対しない事を指示。
・ヒナタはリムルへ謝罪する事を決める。
・七曜の暗躍、使者のレイヒムが殺されリムルから届いたメッセージが正しく伝わらなかった。ヒナタは戸惑いの中、謝罪のためにテンペストに一人で向かう。
・ヒナタは追ってきた4人の部下とともに街道、旅館をゆっくりと巡ってテンペストに向かいリムルが本気で魔物、人間の共存共栄した世界を目指していると実感、誠心誠意謝り友好する事を誓う。しかし七曜の策略でルベリオスに待機していた聖騎士達が暴走しヒナタが到着する前に開戦してしまう。
・レナード率いる聖騎士とシオン率いる紫克衆+紅炎衆、リムルvsヒナタ。ベニマルvsアルノー。ソウエイvsリティス。アルビス、スフィアvsバッカス、フリッツ。テンペスト軍圧勝。ヒナタとの和解直前に七曜がヒナタを暗殺。ルミナスが参戦しその場にいた七曜3人を粛清。
・ソウエイの拷問はない。
・同時刻ファルムス王国でも開戦。ディアブロ、ランガ、ハクロウ、ゴブタ、ガビル、ソーカらが参戦。
・ファルムスでもディアブロが七曜3人を粛清。ヨウム軍が勝利、ヨウム新国王に。
・ヒナタ、西方教会との全面和解、ルベリオスとの国交樹立。
詳しくは
転スラ 7巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・ルミナス、ヒナタらと今後の打ち合わせ、2日連続の宴会。ヒナタや聖騎士は
改めてリムルや配下たちに頭を下げ謝罪。
・開国際準備。ミョルマイルをテンペストに勧誘。奴隷、出稼ぎエルフ失踪などの話を聞く。
・ラミリスも迷宮ごとテンペストに移住する。
・闘技場建設の責任者はゲルドではなくゴブキュウ。建設には獣王国の難民が尽力する。
・トンネル建設に伴い長鼻族の隠里にテンペスト代表としてベニマル、アルビスが向かう。アルビスが同伴した事でいらぬ誤解が生まれる事に・・・
・開国祭開催。ユウキや子供達も参加。「魔物の国の歩き方」主人公兎人族フラメア登場。
開国祭は大幅に内容は変更。詳しくは
転スラ なろうでは語られなかった物語 開国祭 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
転スラ ラミリスと地下迷宮へようこそ - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・ルミナスとの会談でルベリオスとの音楽交流が決定した。
・エルメシアは温泉旅館と従業員を買い上げ別荘にした。
・裏で暗躍していたロッゾの陰謀が失敗。
(以上7~9巻)
・ユウキが敵と認識するもユウキとは協力体制維持。
・子供たちはテンペストに移住、学園設立。
・学園長は初期に庇護を求めやってきたゴブリン村の族長が就任。教師は全員人間。聖騎士も持ち周りで講師を務める。学園には多種族の魔物と商人、農民、冒険者など移住した人間の子息達も通う。ケンヤ達の他、クマラも通う事になる。
・西方諸国評議会へ。ロッゾ一族の策略が失敗。
・グレンダがリムル配下に加わる。
・ミリム、ゴブタ、ランガ、カガリ、自由組合冒険者らとともに古代遺跡調査。マリアベルの襲撃を撃退、ミリムのかつての友達カオスドラゴンを無事復活させる。
・イフリートが復活。名をカリスと改め合流。唯一のヴェルドラ直轄の配下に。
・テスタロッサが西方評議会を掌握
・音楽交流のためルベリオスへ。遠征隊はリムル、タクトはじめ音楽団、ディアブロ、ランガ、シオン、クマラ、ヴェノム他悪魔100名。子供達。(交戦が始まった後でヴェルドラ、カリス合流)。
・西方動乱。
・クロエ勇者覚醒。ユウキが仕込んだ「勇者覚醒プログラム」はザックリなくなり、勇者覚醒を仕組んだのはグランベルロッゾに変更。ヒナタ死亡発動は同じ設定の「時間旅行」の内容も大幅に変更(ユウキが仕組んでないのでの彼の出番なし)。ユウキに負けての下りがなくなり過去に戻る起点の首謀者がリムルに変更。
・グランベルロッゾとの決着
・レオンついにクロエと再会を果たすもウザがられるw
詳しくは
転スラ なろうでは語られなかった物語 対グランベルロッゾ(西方動乱他)その1 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
転スラ なろうでは語られなかった物語 対グランベルロッゾ(西方動乱他)その2 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・テロ組織「緑の使途」ジラードとアインがリムル配下にスカウトされる。
・ルベリオスから帝国に逃げるユウキ一派をギィが確保。ギィの配下に下る。
・クロエの勇者覚醒、ヒナタとの時間旅行などの話と今後の対応について、レオン、ルミナスを交えて協議。ギィの乱入でクロエの存在が容認される。ユウキ一派の動向についても知らされる。
・ギィ、レオン、ルミナスに原初を配下に加えた事を説明。
・シンジ達が迷宮攻略作戦、ガドラとともに寝返る。ガドラはかつての弟子ラーゼンやヨウム、グルーシス、サーレらに説得され原初や古い親友アダルマンが配下に加わってる事も知り寝返る事を決めた。
(以上10~12巻)
・帝国戦開戦。ミリム領からの援軍も参加。
・戦闘内容や参加キャラ強化
・迷宮内にてバーニィ、ジユが裏切りリムル強襲。ベニマル、クロエが対応する。
詳しくは
転スラ 13巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・14巻以降はweb版と大幅に内容が変わっていますので各記事を!
転スラ 14巻 なろうと書籍の相違 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・リムル、エルメシア、ミョルマイルの悪だくみ3人組でで西側諸国を裏で仕切る悪の組織「三堅酔」結成、裏社会を掌握する。表の顔としてリムルの人間の配下、グレンダ、ジラード、アランを抜擢。
・ラプラス。リムル軍に合流。
・ユウキと合流しルドラを打つ事が決定。
・生き返った帝国軍との交流。帝国幹部は今後の作戦会議に参加。
・ギィと作戦会議。ヴェルドラは姉ヴェルザードと交流(?)。リムルはギィのコマになる事を了承。
・ヴェルグリンドとルドラの強さがなろうとケタ違い。
・ユウキと合流するため帝国に向かうも(どこか)に閉じ込められるリムル。
転スラ 15巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・ドワルゴン幹部、カリオン、フレイも参戦。
・カリオン、フレイが真なる魔王へ覚醒。ガドラが新種の悪魔メタルデーモンに進化。
・ヴェルグリンドとの決着。
・新たな敵、ルドラ(ミカエル)と妖魔王フェルドウェイ登場。
転スラ 16巻 なろうと書籍の相違 その1 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・天使の迷宮侵攻が妖魔に変わって骨組み以外はほぼオリジナル、その中でディーノの裏切り。
・戦いには帝国兵、ルミナス配下の超克者、クロエも参戦。
・ヴェルグリンドとマサユキが合流。マサユキを新皇帝に帝国再建へ。
・テンペスト・ドワルゴン・帝国で3国協定結ぶ。
・帝国にはテスタロッサ、ヴェノム、ドワルゴンにはアゲーラ、フォルメナスにはガドラ、西方諸国にはゾンダ、シエン、グレンダ、ジラード、アインの三賢酔を配置。今後の戦いに備える。
・帝国組帰国
・ギィが緊急の魔王達の宴召集。
web版(なろう)より早く登場してる主なキャラ
・ラプラス、フットマン、ティア(1~2巻)
・ゼギオン、アピト(4巻、この時に名づけもしている)
・アダルマン、アルベルト、ウェンディ、クマラ(6巻、クレイマンの配下として登場)
web版(なろう)と立ち位置が大きく変化したキャラ。
ユウキ、マサユキ、ヴェルグリンド、カリギュリオ、ルミナス、エリメシア、グレンダ、中庸道化連、カガリ
web版でのユウキの代わりに書籍で暗躍する事になったボスキャラ
序盤→近藤(クレイマンの黒幕)、ジャヒル(フットマンを初期から操る道化連の敵)
中盤→マリアベルロッゾ、グランベルロッゾ(実は序盤の事にも大きく関与してる)
終盤→ミカエル、フェルドウェイ
こちらもぜひ
17巻までの味方をまとめてみました。
18巻発売前にリムル陣営を整理しよう - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
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17巻は初の閑話集。すべてなろうにはない話ばかりになるようで楽しみですね。
転スラ 17巻 なろうとの相違点(なのか?)感想(なのか?) - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
18巻はこちら
転スラ 18巻 なろうと書籍の相違 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
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転スラ18巻 なろう版(web)との相違点 魔王たちの宴・リムル漫遊記 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
転スラ18巻なろう(web)との違い ユウキと道化連の現在位置 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い