「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

転スラ 16巻 なろうと書籍の相違 その1

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

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ガラシャとピコの初ビジュアル公開!ピコはなろうと違いクマラと対決。

 

あ、あけましておめでとうございます・・・・遅い?いや、ネタがなくて・・・。

予定通り16巻発刊しましたね。新たな敵、フェルドウェイ登場で新展開を迎えた15巻。

なろうとは違う形で天魔大戦の最初の一手がはなたれました。

 

・悪魔、精霊とは違う異界の半生命体。妖魔族、蟲魔族、幻獣族について。妖魔はフェルドウェイですが、残りのふたつはゼギオン、アピト、クマラの出自にかかわってきそうですね。ヴェルダナーヴァによって作り出された天使族、その始祖たる七柱「始原の七天使」の一人がフェルドウェイだった。彼と他4人が妖魔族に変異した。

エピローグはヴェルダナーヴァ復活を信じるフェルドウェイとルドラ(ミカエル)の出会いと彼目線からのヴェルドラ確保失敗。

・リムルが帰ってきたので宴会。そこで振り返るヴェルドラが地下迷宮を飛び出した以降にあった迷宮での顛末。フェルドウェイ配下の三妖帥が迷宮に潜入したのだ。

・三妖師ザラリオと配下の5将軍。彼らを迎え撃つのはトレイニー姉妹とカリス(元イフリート)、ゼピュロス、ノトス、ボレアス、エウロスの竜王たち。ザラリオ達の侵入の目的はマサユキの暗殺。差し出せば撤退するという提案をトレイニーが拒否して天使達との最初の戦闘が始まった。

・ラミリスからの連絡で護衛のヴェノムと移動を開始したマサユキ。仲間2人に裏切られジンライとも別れ(ジンライはテンペストのギルド職員になったらしい)側近はヴェノムだけになっていたマサユキの前に三妖師コルムが襲い掛かる。神話級の武具を身にまとうコルムに圧倒されるヴェノム。そこに加勢に駆け付けたのは帝国組のカリギュリオとミニッツだ。ミニッツはユニークスキルが復活している。そして迷宮に研究のため滞在しているルミナス配下の超克者(ヴァンパイア)3人組も参戦。そしてバーニィとジウも駆け付けた(良かったね、3人がまた会えて)。

・管制塔で指揮するラミリス。ヴェルドラ消失により都市部が地上に露呈してしまった。その都市部にガラシャとピコが現れた。彼女たちとの戦闘に向かうのはゲルドとクマラ。管制室は一時の安堵に包まれるがシンジが異変に気が付いた。

・ついにディーノ動く(リムル帰ってくる前に動いてたんだねぇ、ゴメン、なんで動かないんだよと馬鹿にした記事書いて・・・)。ラミリス確保に動く彼にシンジが気づきベレッタが防ぐ。アルファたちがラミリスを保護する中、ディーノが自分は始原の七天使の一柱だと正体を明かす。

 

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魔王の一柱でもあるディーノに当然苦戦するベレッタ。そこの加勢に来たいのはアピト。迷宮内では死なないベレッタ、アピト相手にさすがのディーノも苦戦を余儀なくされる。

・ヴェノムらの連携に苦戦するコルム。その様子を潜んで見ていたフェルドウェイは隙をついてマサユキ暗殺に動く。そこに立ちはだかったのは仮面の勇者クロノア。クロエが参戦した。ここで不完全ながらクロノア(というよりサリエル)をフェルドウェイが精神支配に成功した。(あれ?ほんとにユウキ必要なくね?w)大人になったクロエ(クロノア)に見ほれながらエクストラスキルを獲得しちゃうマサユキ君。

ミニッツたち以外の帝国兵も加勢に加わる。彼らにはすでにマサユキはルドラなのである(!?)。恐ろしい、不死の大軍勢なんて恐ろしい。負けないけど勝てないコルムさんwさらにマサユキと魂の回路をこじ開けちゃった人登場。ヴェルグリンドお姉さまだ。いきなりファーストキスを奪われるDTマサユキ君。

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かくしてコルムはヴェルグリンドに瞬殺された・・・。コルムさん、マサユキ達の茶番に付き合っただけでしたねw

・ベレッタ、アピトに苦戦するディーノはよし、本気出す!とガラにもない事を考えた時に配下最強ゼギオン様登場。冗談はやめてくれと思いつつディーノの目論見は失敗。ラミリスの温情により迷宮外で復活したディーノはゲルド、クマラに足止めされているガレシャ、ピコを引き連れ撤退。

・実力で三妖師筆頭のザラリオ。ザラリオは死なないカリス、トレイニー相手に加減しながら(ラミリスが迷宮外に出て配下の不死性がなくなる)時を待っていた。しかしここにも加勢がやってきた。迷宮70階の妖気な3人組だ。他2人の失敗を悟ったザラリオは撤退を余儀なくされた。

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・とまぁあたしもピンチだったのよさとラミリス。ディーノを引き続き信じる事で話がまとまる。ベレッタの魔王級覚醒も含め個人面談。クロエのキリっとした顔に俺はロリコンではない、単にクロエが超絶・・・とどこかの金髪魔王と同じ発想をしたり、ソウエイに部下を大事にしろと忠告したり(のちにソーカから涙で滲んだ感謝の手紙を貰う)、ガビルが今日も元気だったり、ゴブタとともにまったく出番のなかったランガを慰めたり、クマラにスキルをおねだりされたり、アピトの眷属にも名づけさせられたり、セギオンの崇拝にいたたまれなくなったり、死霊のくせに光属性になってるアダルマンやアルベルト、ウェンティ、アルテミットスキル獲得のガドラの影にシェルさんの魔改造があったり、逆にシオンには手を加えてなかったり、面談順でもめている悪魔たちとか(ディアブロを首にして第二秘書を狙う3人娘)、ほんとはテスタロッサに秘書になって欲しいとリムルは思っていたり、

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アゲーラがハクロウの祖父だと聞いて驚いたり、予定のないヴェルドラ、ラミリスとも強引にさせられて面談終了。

・帝国、ドワルゴン首脳との三国会議。三国同盟成立。マサユキは新皇帝に。帝国に大使館をもうけテスタロッサが着任。(西方評議会はシエンが引き継ぐ)ヴェノムはそのままマサユキの護衛としてついて行く。ザドムが生きていた。「リムル陛下、召集と聞き参上でございます!」ってアンタ今までどこにいたんだい?wイタリアンのコース料理を堪能、帝国組、ドワルゴン勢大絶賛で食レポ。あれ?転スラだよね?異世界食堂じゃないよね?「ハっ?あまりの美味しさにあたしゃあの世に旅立つとこじゃったよ」(ジェーンおばあちゃん談)。

・ドワルゴンにはアゲーラを派遣、西方諸国にはシエンの他にゾンダも派遣。ヨウムのファルメナスにはガドラが滞在。グレンダたち三賢酔も裏から動くように配置。来るべき天使戦に備える。

・今回のクロエのように天使系のアルテミットスキルは支配される危険性がある。ギィ、ルミナス、レオン・・・保有者は多い。

・突然のギィからの召集。「魔王達の宴」開催の知らせ。リムルはディアブロ、シオンを、ラミリスはベレッタ、トレイニーを引き連れむかう事に。そこに迎えにきたレインは傷だらけだった。

 

ここからは表紙でかっこいいギィ様のお話に移ります。ここからもなろうにはなかった完全オリジナルのギィ様過去話が続きます。長いのでこの話は機会があれば。

次回は先に感想を上げます。

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ランガも17巻以降はきっと活躍するでしょう。