「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラのネタバレオンリーです。書籍5巻以降のなろう版との違いを扱っています。

アニメ2期

※完全ネタバレです。自己責任で

※1/8追記

 

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1期最後に登場したヒナタの線が太くて心配しましたが、美しく仕上がっていてホっとした閑話スタート。本格的に始まるのは次週から。

自分の中では2期前半はいよいよ魔王の宴が始まりクレイマンさんと対決!って

いい所で終わりそう。後半は十大魔王からのヒナタ和解。または開国祭に向けての準備!あたりまでと予想。

ずいぶん前に予想した通り書籍5~7巻、いっても8巻冒頭くらいまでと思っています。それだと3期も西方動乱までいきそうなので期待しています。

 

1期でカットになっていた(リムルがイングラシアから戻る頃)までに消化しているはずのイベント、ユーラシア使節団、ドワルゴン、プルムンドとの交流、ヨウム一派にミュウラン加入などがありそうなので、時を戻そう!という感じでまずここらへんから始まってヒナタとの初戦は2回目の終盤になるんじゃないでしょうか。

お気に入りのミュウランとヨウム、グルーシスの話は丁寧に描いて欲しいです。

そしてなによりCVが誰になるのか。追加が異世界3人組以外は発表されていない(1/7現在)。前半だとショウゴ(小林千晃)、キョウヤ(野上翔)キララ(河野ひより)以外の重要キャラはミュウラン、グルーシス(なんと日野智さん!煉獄さぁーんというよりは~ま~ずぅ~らぁ~)、アルビス(PVで喋ってるけど私の浅知識では誰かわかりませんw加隈亜衣さんのようです)、スフィア(大地葉さん)、ラーゼン、そしてフレイとベレッタ。

後半はいよいよギィ、ルミナス、ディーノら魔王、聖騎士が一挙に登場。クラマやアダルマンも。(予想ですけどねw)

鬼滅じゃないですけど、声優って重要って改めて感じますよね。転スラも普段アニメあんま見ない層が見てるみたいなのでハマる声優さんを持ってきて欲しいですね。ぜひルミナスは悠木碧さんで。後は座長の岡崎さんの精神安定のために松岡さんと天崎さんにはぜひ加わって欲しいですね。2人にハマる役はめちゃ多い気がします。

原作同様アニメ2期も、帝国戦が始まった外伝「魔物の国の歩き方」や魔王覚醒が始まった「魔国暮らしのトリニティ」も楽しみましょう。日記もね!

書籍17巻までに立ち位置がなろうと変わった人々 その1(なのか?)

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

17巻までになろうと立場が変わったキャラをまとめてみましょう。当然なろうにも出ていたキャラ限定です。グレンダのように登場しても初出のように設定変わってるキャラも外します(キリがないので・・・w)

 

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ウサギっ娘フラメアさんに(コーラに)酔ってグチるマサユキさん

・勇者マサユキ

今や東の帝国新皇帝です。なろうでは考えられない大出世です。

ガドラの「陛下に似ておる」というなろうと同じ始まりからリムルの「そんな似てるの?」という疑問が「バーニィとジユはなんでマサユキとパーティ組んでた

の?」あたりから確信に変わり魂の本質をヴェルグリ姐さんが見極め確定にいたりました。なろうでは盲目的にマサユキを慕ってるパーティーでしたが、書籍ではマサユキの護衛のために身分を隠して加わっていたバーニィ、ジユ、異世界転移後すぐに仲間になったジンライ、その全員がマサユキが強くない事を知っていた。その事実にマサユキ君は恥ずかしいやらなんやら・・・。帝国戦以降はあまり登場しなかったマサユキ君も書籍では重責を負わされまだまだ活躍の場がありそうです。

 

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・クロエ・オベール

レオンの幼馴染でシズの教え子でかつて勇者だった少女(なんのこっちゃw)。

なろうからの変更は開国祭後にテンペストに移住しリムルの庇護下に入った事。それにより誘拐やヒナタ、レオンと戦うユウキの中盤の見せ場がすっぱりカット。ユウキは間接的に関与してるとはいえ、勇者覚醒やループのいきさつも仕掛けたのはグランベルロッソに変更。なろうに比べてクロエはリムルの元で呑気に過ごす事になりました。帝国戦や妖魔の迷宮進行に参戦するなどクロノアとして戦う場面は増えました。クロエの改編がユウキのモブ化を加速させている感じですかねw

 

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・ルミナス・バレンタイン

なろうと違い主要キャラ入りしたルミナス。最初の魔王達の宴で代役を立てていたり当初から違いがあったキャラ。ヴェルドラとの戯れ(ケンカするほど・・・ね?)も多くなり聖騎士戦での七曜への粛清、開国祭参加。そして音楽交流をリムルに持ち掛けて間接的に中盤最大の見せ場となる西方動乱の引き金を引く形になった。

なろうでは最後のダグリュールとの一戦で獲得する究極スキルもグランベルロッゾ戦で獲得。ヒナタ、クロエの因果もすべて知る人物として描かれている。だいたいダグリュールの因縁もひとつの歴史としてクロエの記憶があるだけだし。

ルミナスの改編もユウキのモブ化に一躍買っている。なにせクロノアの棺盗むの失敗してるし(てか最初の魔王達の宴当時は存在すら知らない、実際盗めるのは西方動乱の時。しかもグランベルロッソにそそのかされて、そしてすぐ手放すことにw)、聖騎士戦も仕掛けたのはグランベルロッソでユウキは無関与。ユウキ・・・。

 

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・皇帝エルメシア・エルリュ・サリオン

ルミナスとともに出番マシマシの彼女。エレンの伯母にあたり、なろうでは開国祭あたりでちょっと登場するモブキャラ。そんな彼女も書籍ではがっつりリムルの理解者として大活躍する。初対面の開国祭にてリムルをロッゾ一族の陰謀から救い、北方の対悪魔戦にリムルの要請で魔法船団を派遣、そのさいに旧知のレオンに助言したり。リムルとともに三賢酔を結成したり、飲み友達としてリムちゃん、エルちゃんと呼び合う仲になったり。かつてはギィとも戦った疑惑もある女帝。リムルの良いお姉さんポジのキャラになっています。

 

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・ガドラ老師

調子の良い食わせ物。強いのか弱いのか(弱くはないか)わからない。なろうではそんなキャラながら情勢を読む力に優れた油断ならない人物という印象でした。

書籍でも性格は同じです、が、現在の書籍での彼の種族は金属性悪魔族、メタルデーモンです。新種の悪魔です。人間ではありません。ここでもシェルさんがやらかしました。眷属としてはディアブロの黒、漆黒のブラックメタルボディのおじいちゃんになりました。

そして究極スキルもお持ちです。「魔道之書」リムルの魔法(シェルさんが管理する魔法)全部貰いのスキルです・・・。リムルは配下のアーツ(技)やスキルを魔法化して獲得してるのでその恩恵は計り知れない・・てかいつの間にか(というよりとっくに)リムルと魂の回路が繋がっていたらしいです。アダルマンといいガドラといい魔法オタクの仙人級の人間は名づけされなくても配下になると自力で魂繋げちゃうんですねwとりあえず書籍のガドラは悪魔公クラスになり迷宮十傑の名にはじない強さを手に入れています。現在はヨウムがおさめるファルメナスにて最終決戦にそなえて待機中。という事はファルメナスも戦場になりそうですね。アダルマン達もここに向かいそうだし。

 

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・蟲女王アピト

なろうより早いミリム来襲以前に書籍で登場したアピト。ゼギオンとともにリムルに助けられ配下に加わった。アピトの外見から「ハチミツ集められる?」「はい!」という会話から名づけされ後に街を救う事になる「ハチミツ」を誕生させた。(もともとハチミツは人が食べる機会なかっただけであったけどねw)。トレイニーの受肉のさいにトレントの集落を訪れたラミリスがアピトとゼギオンの種族に気が付き驚く描写なども加筆されている。書籍では聖人の力を残すヒナタに弟子入りしたり。そんなアピト。クマラに対抗意識があるためなのかリムルに9体の眷属である蟲型魔人たちの名づけをおねだりした。ゼロワン、レイジ、レミ、レヨン、レム、レゴ、レナ、レッパ、レック。

助けられた時にリムルが自分の細胞を分け与えたために早くから魂の回路がつながりシェル(当時ラファエル)さんの魔改造を受けながらゼギオンは成功、アピトは失敗、なんて言われてしまったアピトさんですが蟲女王としての面目躍如となりました。ちなみにアピトの元に足しげく通っているアルノーさん。果たして人間と蟲型魔人の恋の行方は?(恋じゃない?)。

 

他には

・カリオン、フレイが真なる魔王に覚醒。

・カリギュリオは捕虜の間に悪魔公並みの強さを取り戻す。

 

大きく「立場」が変わったキャラに絞りましたが、ほとんどのキャラがなろうとは

違う道を進んでいます。

転スラ 17巻 なろうとの相違点(なのか?)感想(なのか?)

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グレンダさん、おひさー

※完全ネタバレです。自己判断で。

 

いつものノリでタイトルつけましたが、書下ろしなので相違点もなにもありませんw話自体、ミョルマイルは「四か国通商同盟」「三賢酔」(リエガー)の話、ヴェルグリ姐さんは時空間跳躍による並行世界の話、カリギュリさんはマサユキを新皇帝に帝国再建にがんばる話と書籍から加わった設定による物語なのでweb版には元々繋がらない感じの話ばかり。かろうじてレインの話はweb読者にも通じる話だと思いますが、レイン自体が名前変わってましたねwなんでしたっけ?

なのでタイトルはスルーで。

 

・ミョルマイルさんのお話。

予想したアイン以外のキャラが登場。リムル、エルメシアと始めた悪だくみには

ガゼルやドラン(プルムンド国王)、ヨウムも1枚咬んで順調にスタート。ミョルマイルが華麗に掌握して仕切っているという話。

興味深いのはベニマルの年収が金600枚なのが判明。ポイント以外にも金銭が発生してたんですね。年収7000万てとこでしょうか。大国の最高司令なら順当でしょうか。ミョルマイルの裏稼業からもベニマル、ソウエイには毎月金50枚が上納されているらしく別個でおこづかいが年間600万。(物理的にも)怖い2人の妻がいても安心して飲みに行けますね。あとはビットがBランクの冒険者に成長してた事とゴブエモンが予想通り鬼人に進化してた事。テンペストには思った以上に鬼人に進化したゴブリンが大量にいるような感じです。リムル恐ろしい子

 推しキャラの一人グレンダが元気そうでなによりでした。裏社会のボスらしく羽振りのよい暮らしをしてるのにポイントに命を懸けてるとこ変わりませんでしたw

リムルさん、ポイントいっぱい上げて下さい。

 

ゴブエモンさん、いつの間にこんなにカッコ良く・・・

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・ヴェルグリンドさんのお話

ルドラの魂を探すヴェルグリ姐さん。その中のひとつの世界でのお話。石器時代風の世界でルドラのかけらを見つけ時代をすっ飛ばして鉄与えて王国作っちゃたり、導かれるままに出会いと別れを繰り返し、その世界で神話の女神となっていくヴェルグリ姐さん。すべてのルドラを記憶していく、戦艦の館長、詐欺師、科学者・・・。その人生を見届けながら集まったかけらは膨大な量となっていた。そしてたどり着いた日の本。すでに老人になっていたかけら所有者の皇帝、その側近にはあの荒木幻生や近藤も。戦っているのはなんと妖魔。コルムがリーダーとして侵攻してきます。もちろん姐さんが防いでくれます。16巻でコルムがやらかした失敗ってこれだったんですね。邪魔した姐さんに結局瞬殺されるというね・・・wそしてまたひとつ、ルドラのかけらの行く末を見届けるヴェルグリンドであっ・・・。って感じのお話。

妖魔が出てくる時点でリムル達の物語に大きく影響しそうな物語です。ただこの世界も三上がいた世界とは違う(ルドラについた近藤も何人いるんだよ?w)。今回の収録の中で一番長いお話。いや、彼女はほんの一瞬で長い長い時を刻んでいたんですね。しかもそれは多くの人に多大な影響を長らく与え続ける女神伝説のように。最終的に三上のいた世界から戻ってきたのでジーンズだったり言葉使いも現代日本ナイズされてましたねw

 

黒髪もお美しい・・・。

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・カリギュリオさんの話。
ミニッツと95階エルフのお店で前妻との思いで出世欲にまみれた過去を後悔しながら語らうカリギュリさん。もう捕虜じゃないよねw別の席にたまたま居合わせたリムルとマサユキの軽口を華麗にスルーしながら翌日出発する帝国に思いをはせた。
ここからヴェルグリ姐さんの威厳、マサユキクオリティ、的確なテスタロッサの戦略で調略し人心を把握、国民をまとめ上げていく。マサユキも帝国貴族に心の友を見つけ順風なスタートとなった。そしてテスタロッサのやさしさで過去も清算しやり直していくカリギュリオさん。そんなお話。

クリシュナさん久々登場もweb版同様に行き過ぎたリムル信仰者になってましたwザムドもリムルの元で喜々として飛空船の研究にあけくれているらしい。テンペスト移住を希望した帝国軍人は20万人もいたらしく、リムルが闘技場に集めうまい事彼らを説得して帰ってもらった。そして我らのテスタ様。カリギュリさんも認める有能っぷり。そんなテスタ様の粋な計らいで元嫁とやり直す事となったカリギュリさん。まじ有能。カリギュリさん、お幸せに!

 

まぁ諜報はモスががんばったんですけどねw

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・.レインさんのお話

皆様、はじめまして。私はレインと申します。

え?知らない?お前ふざけんなよ。シバくぞ。

 

こんな調子で始まるレインさんの語りはもう言いたい放題。原初で一番目だたなかった原初の青、レインがこんな性格だったとは・・・・。ミザリーとともにギィにケンカを売ってボロ負けし配下に。そして従者のメイドとして働くレイン。

 

ディアブロの事はアホ、ディーノの事はクズ、そして神祖の事まではた迷惑な馬鹿野郎やクソ野郎と(心の中で)堂々と言い放つレインさん。

一方でミリムの強さやダグリュールへの敬意、ルミナスへの賛辞、あのラミリスにさえ一目置く(全盛期を知ってる事と恩もある)。基本、様づけ呼びも本音でしたくないディーノ以外には尊敬の念を持っている。リムルにも。スライム可愛いいし魔王としても有能に見えたらしいwクレイマンに対しては自分より弱いのに魔王名乗ってる事が腹にたったらしいが、少し煽てるとなんでも引き受けてくれたので便利に使ってたらしい・・・w

リムルを呼びに行ったミザリーが帰ってくるなりクレイマン、終わったなと語っていたとか。そしてクロの存在に気が付く。

かつてクロとギィが引き分けた戦いを見ていたレインはクロとは敵対しない事を心に決めたそうだ。

 

最悪です・・・クロと戦う事になりました。どうして私がこんな目に。

日ごろからいい子なのに不思議です。

 

西方動乱でディアブロと対峙する事になったレイン。リムルを認めてる彼女ですが挑発の意味で「雑種の魔王に名づけされたあなたと違うのです」

ドヤ

「は?死にたいのですか?」

って、その目はマジなやつですね。

 

残りの原初3人娘も名づけされ配下になってる事実に絶句するレイン。リムルがレインのヤバい奴リストのダントツ一位になった瞬間でした。ミザリー

「リムル様にはケンカは売らないようにしましょう」「同感です」

そしてリムルの手によって悪魔王に進化するレイン。

 

ヤバイよ、ヤバイよ!

リムル様、マジでヤバいよ!私たちまで進化させちゃいました!

本当ですよ、私は真実を告げちゃう良い子なのです。

 

ディアブロに呼びつけられてギィとやってきた魔国。丁寧にリムルにあいさつされ

 

惚れるよね。

勘違い系の女子のフリしてグイグイ行こうと思ったけど空気読んでやめた。

 

ディアブロとケンカ出来るシオンを感心したり、その2人をたしなめるシュナに只者ではないと思ったり。美味しいケーキのレシピも教わりご満悦のレイン。

テスタロッサ達もいるリムルが自分の力を必要とするか疑問だけど助力が必要ならがんばろうと心に誓うレインであった。

そしてミザリーと戦闘訓練中にギィの支配領域に侵入者が・・・・。

 

面白かった。てかレインやばい。こんなヤツだったのか。ぜひみなさんにも読んで欲しい。そして最後に18巻に繋がるポイントが。

てっきりヴェルザードが暴れると思ってたけど、侵入者だと?ユウキか?ユウキなのか?(たぶん違います)。万が一、操られたレオンかヒナタ(書籍では力を維持してる)だったらギィが本気になれない分、壮絶な事になりそうですがはたして?

 

イチゴのショートケーキに感激のレインさん(幼児化)とミザリー嬢。

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もうすぐ発売 転スラ 17巻

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短編の主役の皆様

もう来週発売ですね。30日に日にち変わった瞬間に電子書籍買えるので徹夜で読み切る所存です。

それにしても短編主役のチョイス!意外過ぎる。期待しかありません。

さっそくそれぞれの話に期待する所を考えてみました。

 

魔国連邦の幹部では珍しくも人間であるミョルマイルが西方諸国で暗躍する
――『ミョルマイルの野望』

期待は「三賢酔」登場。前作でリムルから携帯を与えられたグレンダ。

名前はよく出るけど出番は10巻以来ない状況。ミョルマイルが主役で

この内容ならジラード、アインとともにグレンダも久々に登場が期待出来ます。

あ、もちろんビットとゴブエモンも・・・(遠い目)

愛する人の残滓を求め世界を旅するヴェルグリンドが関わった、とある国の物語
――『遠い記憶』

ヴェルグルリ姐さんが姿を消して戻ってくるまで一瞬(あるいはダブった?)だったけど、いくつもの並行世界で長い時を経てたらしい。最終的に三上悟のいた世界から帰ってきたらいいけど。そのどこかの世界でのお話っぽいですね。ちょっと想像がつきません。


帝国再建に向けて動き出すカリギュリオは、己の過去とも向き合い始める
――『激動の日々』

カリギュリさんが主役なら生き返ったはずなのに出番がないクリシュナ、バサン、レイハも出てくるのかな?レイモンドたちと再会するのも面白そう。一番心境の変化が激しいカリギュリさんだけにひょっとすると覚醒の力が戻ったりして。ミニッツさんもユニークスキルを取り戻したみたいだしカリギュリさんにもワンチャン。

魔王ギィ・クリムゾンのメイドにして原初の青レイン。そんな彼女も周りが異常ならボヤキたくもなるよね
――『青い悪魔のひとり言』

原初の中で一番地味なキャラ。原初の青レインさんの主役回。これが16巻の最後に繋がる話かどうかは分かりませんけど意外に謎なギィの領地の話は興味深いですね。大魔王のくせに配下の名持ちがミザリー、レインの2人っていうのも弱い気がするので最終決戦にむけて他の部下が初登場するかもしれませんね。

 

なんて予想しましたけど、全く違うストーリーかもしれません。せめてグレンダだけでも・・・。

転スラ 書籍とweb版(なろう)との違い16巻までのまとめ 

※完全ネタバレです。自己責任で。

※おそらく2期前半はサブタイ通り魔王覚醒で終わると思います。でも、続きをなろうで読むのはおすすめしません。展開が違ってかえって混乱すると思います。2期後半「魔王達の宴」編からはなろうとは違うストーリーが始まります。読むなら原作(書籍)か書籍を原作にしているコミックをおすすめします。なろうはあくまで原案(プロット)扱いです。

 

書籍もはや16巻。ここまでの流れを振り返りながら、なろうと書籍の違いを大まかに追っていこうと思います。

※赤字部分は書籍での加筆、変更、なろうには無かった内容となっています。

 

・三上悟死亡。スライムに転生。

・ヴェルドラと出会う。リムルテンペストの名を貰う。捕食者によりヴェルドラを捕食。

・ゴブリンと牙狼族の争いに巻き込まれる。和解後、名づけを行い村を起こす。

・ドワルゴンからカイジン他の優秀や職人を獲得する。

・エレンらとともにシズがやってくる。シズの過去の話。

・イフリートと対決。シズ死亡。願いを託され人間に変身出来るようになる。

・オーガ来襲。村を襲った仮面の魔人(フットマン)とリムルが間違われ戦闘に。

戦闘後和解。オーガの話とトレイニーの話によりオークロード出現を確信。

リザードンマンと共闘。ガビルの反乱。魔王に覚醒したオークロードに勝つ。

・オークロードはクレイマン他魔王が画策し、ゲリュミュッドの他にラプラス、フットマンなど 中庸道化連が関与。

・ジュラの森大同盟が結成。ドワルゴンとの同盟を経てジュラ・テンペスト建国。

森でカブトムシとハチを助ける。ハチにハチミツ採取を期待してゼギオン、アピトと名付けして配下に加える

・魔王ミリム来襲。アピトのハチミツで見事に懐柔。マブダチになる。ミリムはしばらく滞在。

町にやってきたカリオン配下の3獣士フォビオの居丈高なふるまいに激怒したミリムが鉄拳制裁。一方的にミリムを恨むようになる。

ヨウム一行、フューズらが訪れる。ヨウムに英雄になるように依頼する。

フォビオのミリムへの怒りを利用し、彼の前に現れたティアとフットマンは彼を依り代に魔王級の怪物カリュブディスを復活させる。

カリュブディスに苦戦するもミリムの加勢で撃破。フォビオも救出。迎えに来た魔王カリオンと友好を誓う。

・ミリム旅立つ。(なろうではこんなに長居しない

ユーザラニアから使節団がやってくる。3獣士のアルビス、スフィア、上位魔人のクルーシスらが訪れ国交を結ぶ。

ヨウムとグルーシスが意気投合する。

ユーザラニアの貿易を犬頭の商人コビーに任せる

外伝「魔国暮らしのトリニティ」の主人公・獣人族のフォス、龍神族のステラ、有翼族のネムが住み着く。フォスは警備隊、ステラは料理人、ネムはシュナを手伝う。(※時系列)

ドワルドン、プルムンドと外交を行いリムルはイングラシアへ向かう。

ファルムスから戻ったヨウム一行にミュウランが加わる

原初の悪魔の設定変更

・ユウキと出会い、シズの心残りである子供達にラミリスの協力で聖霊を下ろし命を救う。そしてテンペストへの帰り道にヒナタに襲われる

(以上1~4巻)

 

ヨウム一行に潜入したミュウランはヨウムらの命を人質にクレイマンより「魔法不能領域」の結界を張るように指示がきた。同時刻に異世界人3人が町で暴れレイヒムを中心に張った「四方印封魔結界」が町をおおった。

・分身体を使いなんとかヒナタから逃げ町に戻ったリムル。町はファルムス王国と西方教会の襲撃をうけ、シオンを含め多数の死者が出た事に落胆する。

・ミリムがユーザラニアを強襲。カリオンは行方不明。

ユーザラニアの知らせはアルビスからベニマルが受けて難民受け入れもベニマルが決める(この時すでにベニマルとアルビスはいい感じだったらしい・・・)

・エレンの助言により魔王に進化すれば死んだ者を生き返らせる可能性があある事を知る。魔王になるためには1万以上の魂の獲得を必要とするため攻め込んでくるファルムス軍と一人で戦う事を決意。ミュウランをクレイマンの呪縛から解放。ベニマルたち配下は弱体結界を破壊。キョウヤら異世界人3人も悲惨な死を遂げる。リムルは国王、ラーゼン、レイヒム以外の全軍を皆殺しにした。リムルは無事に魔王に進化。シオン達も生き返った。アルビス、スフィア、フォビオらユーザラニアの難民が到着。ヴェルドラ復活。

西方教会を探るユウキ一派。そのための「魔王の宴」の発動だったがミリムを手中に収めたクレイマンは真の魔王覚醒と領土拡大を狙い暴走する。

棺は盗まれない。

カリオンとミリムの戦いを見届けたフォビオ、ミュウランの証言から黒幕はクレイマンと確定。ガゼル王、フューズ、サリオンのエラルド、ヨウムらをまじえ今後の方針を検討。クレイマンと戦う事が決定。

ラミリスによって「魔王の宴」発動を知ったリムルは参加を決意。リムルはランガ、シオン。ラミリスはベレッタ、トレイニーを引き連れ向かう。

ドライアド集落にてゼギオン、アピトの見て驚愕するラミリス。

ディアブロヨウム、ミュウラン、グルーシスとともに捕虜を引き連れファルムス攻略に向かう

ユーザラニアにて魔国・獣王国軍とクレイマン軍で開戦。フォビオ、ゲルドはフットマン、ティアらと交戦。スフィアとガビルは嫌々クレイマンに協力している「竜を祀る民」のミッドレイ達と、アルビス、ゴブタはヤムザと対決。ヤムザは無理やりカリュブディスに変化させられベニマルに葬られた。一方、シュナ、ソウエイ、ハクロウはクレイマンの居城を強襲、守護をしていたアダルマン達を撃破。呪縛から解放されたアダルマンたちはリムル傘下に。クレイマン軍との戦いは完全勝利した。

ダグリュールの息子は出てこない。(8巻に登場して同じ道に進む)

ルミナスがメイドに成りすまして登場

「魔王の宴」では強気のクレイマンがリムルを糾弾。4vs4の戦いが始まった。シオンvsクレイマン、ベレッタvsビオラ、ランガvs妖狐(クマラ)、リムルvsミリム。途中でヴェルドラが乱入、ミリムをヴェルドラにまかせ妖狐の呪縛を解放、ベレッタはビオラに圧勝。ミリムは支配せれておらず、カリオンもフレイの助けで生きていた。驚愕の事実の中、シオンにやぶれたクレイマンは絶望の中で魔王に覚醒するもリムルにやぶれ絶命する。

・カリオン、フレイが魔王を辞退。「八星魔王」誕生。ルミナスの正体がヴェルドラによって暴露されるアルビス、スフィア他ユーザラニア難民はしばらくテンペストに滞在フォビオは現地に残って復興を指揮する。クレイマン配下の魔人達も受け入れ。

妖狐(クマラ)、アダルマン、アルベルト、ウェンティがテンペスト合流

(以上5~6巻)

 

なろう(web)の話でなくなった主な設定

ユウキのクロエ誘拐、ユウキのシズやヒナタへの精神干渉、ユウキのクロノアの棺

奪取(ずっとあとで似たようなことはある)、ユウキの勇者覚醒プログラム、レオンvs

ユウキ、クロエの時間旅行でのユウキとの絡みすべて、ヒナタvsクロード、天下一武道会(内容縮小した「武闘大会」として実施。幹部参加はゲルドのみ)など。

レイマンへの精神干渉もなし、クレイマンを操っていたのは近藤。

 

 

7~11巻までのボスキャラはグランベルロッゾ

ルミナスがテンペストと敵対しない事を指示

ヒナタはリムルへ謝罪する事を決める

七曜の暗躍、使者のレイヒムが殺されリムルから届いたメッセージが正しく伝わらなかった。ヒナタは戸惑いの中、謝罪のためにテンペストに一人で向かう。

ヒナタは追ってきた4人の部下とともに街道、旅館をゆっくりと巡ってテンペストに向かいリムルが本気で魔物、人間の共存共栄した世界を目指していると実感、誠心誠意謝り友好する事を誓う。しかし七曜の策略でルベリオスに待機していた聖騎士達が暴走しヒナタが到着する前に開戦してしまう

レナード率いる聖騎士とシオン率いる紫克衆+紅炎衆、リムルvsヒナタ。ベニマルvsアルノー。ソウエイvsリティス。アルビス、スフィアvsバッカス、フリッツ。テンペスト軍圧勝。ヒナタとの和解直前に七曜がヒナタを暗殺。ルミナスが参戦しその場にいた七曜3人を粛清

ソウエイの拷問はない。

同時刻ファルムス王国でも開戦。ディアブロ、ランガ、ハクロウ、ゴブタ、ガビル、ソーカらが参戦

ファルムスでもディアブロが七曜3人を粛清。ヨウム軍が勝利、ヨウム新国王に

ヒナタ、西方教会との全面和解、ルベリオスとの国交樹立。 

詳しくは 

転スラ 7巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

・ルミナス、ヒナタらと今後の打ち合わせ、2日連続の宴会。ヒナタや聖騎士は

改めてリムルや配下たちに頭を下げ謝罪

・開国際準備。ミョルマイルをテンペストに勧誘。奴隷、出稼ぎエルフ失踪などの話を聞く。

・ラミリスも迷宮ごとテンペストに移住する。

闘技場建設の責任者はゲルドではなくゴブキュウ。建設には獣王国の難民が尽力する

トンネル建設に伴い長鼻族の隠里にテンペスト代表としてベニマル、アルビスが向かう。アルビスが同伴した事でいらぬ誤解が生まれる事に・・・

・開国祭開催。ユウキや子供達も参加。「魔物の国の歩き方」主人公兎人族フラメア登場。

開国祭は大幅に内容は変更。詳しくは 

転スラ なろうでは語られなかった物語 開国祭 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラ ラミリスと地下迷宮へようこそ - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

ルミナスとの会談でルベリオスとの音楽交流が決定した

エルメシアは温泉旅館と従業員を買い上げ別荘にした

裏で暗躍していたロッゾの陰謀が失敗

(以上7~9巻)

 

・ユウキが敵と認識するもユウキとは協力体制維持。

子供たちはテンペストに移住、学園設立。

学園長は初期に庇護を求めやってきたゴブリン村の族長が就任。教師は全員人間。聖騎士も持ち周りで講師を務める。学園には多種族の魔物と商人、農民、冒険者など移住した人間の子息達も通う。ケンヤ達の他、クマラも通う事になる

・西方諸国評議会へ。ロッゾ一族の策略が失敗

グレンダがリムル配下に加わる

ミリム、ゴブタ、ランガ、カガリ、自由組合冒険者らとともに古代遺跡調査。マリアベルの襲撃を撃退、ミリムのかつての友達カオスドラゴンを無事復活させる

イフリートが復活。名をカリスと改め合流。唯一のヴェルドラ直轄の配下に

テスタロッサが西方評議会を掌握

音楽交流のためルベリオスへ。遠征隊はリムル、タクトはじめ音楽団、ディアブロ、ランガ、シオン、クマラ、ヴェノム他悪魔100名。子供達。(交戦が始まった後でヴェルドラ、カリス合流)

西方動乱

クロエ勇者覚醒。ユウキが仕込んだ「勇者覚醒プログラム」はザックリなくなり、勇者覚醒を仕組んだのはグランベルロッゾに変更。ヒナタ死亡発動は同じ設定の「時間旅行」の内容も大幅に変更(ユウキが仕組んでないのでの彼の出番なし)。ユウキに負けての下りがなくなり過去に戻る起点の首謀者がリムルに変更

グランベルロッゾとの決着

レオンついにクロエと再会を果たすもウザがられるw

詳しくは

転スラ なろうでは語られなかった物語 対グランベルロッゾ(西方動乱他)その1 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラ なろうでは語られなかった物語 対グランベルロッゾ(西方動乱他)その2 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

テロ組織「緑の使途」ジラードとアインがリムル配下にスカウトされる

ルベリオスから帝国に逃げるユウキ一派をギィが確保。ギィの配下に下る

クロエの勇者覚醒、ヒナタとの時間旅行などの話と今後の対応について、レオン、ルミナスを交えて協議。ギィの乱入でクロエの存在が容認される。ユウキ一派の動向についても知らされる。

ギィ、レオン、ルミナスに原初を配下に加えた事を説明

・シンジ達が迷宮攻略作戦、ガドラとともに寝返る。ガドラはかつての弟子ラーゼンやヨウム、グルーシス、サーレらに説得され原初や古い親友アダルマンが配下に加わってる事も知り寝返る事を決めた

(以上10~12巻)

 

・帝国戦開戦。ミリム領からの援軍も参加

戦闘内容や参加キャラ強化

迷宮内にてバーニィ、ジユが裏切りリムル強襲。ベニマル、クロエが対応する

詳しくは

転スラ 13巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

 

・14巻以降はweb版と大幅に内容が変わっていますので各記事を!

転スラ 14巻 なろうと書籍の相違 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

リムル、エルメシア、ミョルマイルの悪だくみ3人組でで西側諸国を裏で仕切る悪の組織「三堅酔」結成、裏社会を掌握する。表の顔としてリムルの人間の配下、グレンダ、ジラード、アランを抜擢

ラプラス。リムル軍に合流

ユウキと合流しルドラを打つ事が決定

生き返った帝国軍との交流。帝国幹部は今後の作戦会議に参加

ギィと作戦会議。ヴェルドラは姉ヴェルザードと交流(?)。リムルはギィのコマになる事を了承

ヴェルグリンドとルドラの強さがなろうとケタ違い

ユウキと合流するため帝国に向かうも(どこか)に閉じ込められるリムル

転スラ 15巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

ドワルゴン幹部、カリオン、フレイも参戦

カリオン、フレイが真なる魔王へ覚醒。ガドラが新種の悪魔メタルデーモンに進化

・ヴェルグリンドとの決着。

・新たな敵、ルドラ(ミカエル)と妖魔王フェルドウェイ登場

転スラ 16巻 なろうと書籍の相違 その1 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

 ・天使の迷宮侵攻が妖魔に変わって骨組み以外はほぼオリジナル、その中でディーノの裏切り。

戦いには帝国兵、ルミナス配下の超克者、クロエも参戦

ヴェルグリンドとマサユキが合流。マサユキを新皇帝に帝国再建へ

テンペスト・ドワルゴン・帝国で3国協定結ぶ 

帝国にはテスタロッサ、ヴェノム、ドワルゴンにはアゲーラ、フォルメナスにはガドラ、西方諸国にはゾンダ、シエン、グレンダ、ジラード、アインの三賢酔を配置。今後の戦いに備える

・帝国組帰国

・ギィが緊急の魔王達の宴召集

 

web版(なろう)より早く登場してる主なキャラ

ラプラス、フットマン、ティア(1~2巻)

・ゼギオン、アピト(4巻、この時に名づけもしている)

・アダルマン、アルベルト、ウェンディ、クマラ(6巻、クレイマンの配下として登場)

 

web版(なろう)と立ち位置が大きく変化したキャラ。

ユウキ、マサユキ、ヴェルグリンド、カリギュリオ、ルミナス、エリメシア、グレンダ、中庸道化連、カガリ

 

web版でのユウキの代わりに書籍で暗躍する事になったボスキャラ

序盤→近藤(クレイマンの黒幕)、ジャヒル(フットマンを初期から操る道化連の敵)

中盤→マリアベルロッゾ、グランベルロッゾ(実は序盤の事にも大きく関与してる)

終盤→ミカエル、フェルドウェイ

 

 

 こちらもぜひ

17巻までの味方をまとめてみました。

18巻発売前にリムル陣営を整理しよう - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

帝国最大の悪魔被害「紅に染まる湖畔事変」

なろうでも書籍でも語られなかった3つのエピソードその1 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

ルミナスの苦労性が暴露「常夏の国の女神様」

なろうでも書籍でも語られなかった3つのエピソードその2 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

 

17巻は初の閑話集。すべてなろうにはない話ばかりになるようで楽しみですね。

転スラ 17巻 なろうとの相違点(なのか?)感想(なのか?) - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

 

18巻はこちら

転スラ 18巻 なろうと書籍の相違 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラ 18巻 色々感想(その1レインと存在値) - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラ18巻 なろう版(web)との相違点 魔王たちの宴・リムル漫遊記 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

転スラ18巻なろう(web)との違い ユウキと道化連の現在位置 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

 

転スラ 16巻 注目点・感想あれこれ

※完全ネタバレです。自己責任で。

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ギイとルドラ。最終章の主役2人

 

こちらも合わせて読んで下さい。

転スラ 16巻 なろうと書籍の相違 その1 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い

 

まさか転スラ日記もアニメ化するとは思いませんでしたね。2期が合わせて2クールあるのなら7巻までいけるかなぁ・・・。

 

☆祝・数値化。これでクレイマンさんも、うかばれるはず・・・・。

 

過去記事で魔物の強さと格は魔素量の多さで決まるが、経験やスキル、相性も影響するので闘ってそのまま結果になるとは限らない。ある程度の目安としてAランクなどのランク分けされている。そのランクもあてにならないみたいに書きました。リムルあたりはすぐに覚醒後のクレイマンと同等とか覚醒後のクレイマンより上とか、すぐにクレイマンさんを引き合いに出してちょっとまゆつばものでした。そしてついになろう版にもあった存在値なるEXという数値が登場!経験やスキルとは別物らしいのでイコール魔素量と考えていいのでは?これでクレイマンさんも引き合いに出されなくなって草葉の陰で安心でしょう。ちなみにヴェルドラさんは8812万、ヴェルグリ姐さんは7400万。竜種は別物でリムルの868万あたりが魔物の上限。いや?リムルの数値本当かな?そして配下でトップはなんとカレラの701万。次いでディアブロ、ゼギオン、ベニマルの3トップ・・・ん?ディアブロの数値666万.666・・・wいやいやいや、悪魔だからってダミアンみたいなwこれアテになりますかね?ちなみに十二守護王や戦闘系幹部たちは30万~400万あたり。10万以上でAランク、30万越えて特A、40万越えてSランク。予想以上に配下にSクラスが多かったですね。ソウエイ128万(ガビルと同じ、これで魔王の資格ないのか・・・)ハクロウは9万(少なっ)ゴブタなんて2万である。アダルマンは78万と意外に少なく配下のウェンティの89万より少ない。死霊はあんま魔素量関係ないのかな?まぁどっちにしろ数値が登場したのでクレイマンさんの辱めも終わりですね。と最後にステータスなる章が・・・メインキャラの数値やスキルが解りやすく一覧に・・・あれ?いきなり最初の項目が※参考値クレイマン・・・。どんだけクレイマンと比較したいんだよw子安さんだからか?そうなのか?

ちなみにあとがきで作者は数値化したかったけど編集に反対されてたようです。そしてクレイマンさんへの感謝の言葉もあとがきで感じましたwありがとうクレイマンさん!

 

☆マサユキのサクセスストーリー

なろうでは匂わせ程度に終わったマサユキ=ルドラ。書籍では15巻で確定事項となりましたが、なろうからの一番大きな16巻での改編はマサユキが天使以降もガッツリ話に絡むところでしょうか。天使の最初の襲撃、ディーノの裏切りの原因がこのマサユキ=ルドラに変更されました。ラスボスたちに命を狙われる事になったマサユキ君。コルヌの襲撃を受け絶対絶命の状況の中、現実逃避し成長したクロエ(クロノア)に今まで見た中で2番目に美人、1番目は向こうの世界で最後に見た・・・なんて考えてるとエクストラスキル「英雄乃王」獲得。帝国再建へ向けての新皇帝に奉られてしまいました。なろうでは帝国の戦後処理があやふやでしたが、書籍では生き返った帝国軍とリムルたちの交流も多く描かれ、マサユキとヴェルグリンドも関わる事で同盟として再建に向かうイメージが沸いてきました。カリギュリオの心境の変化もしっかり描かれ、書籍から登場のミニッツ、マサユキのかつてのパーティーメンバーのバーニィ、ジユなど側近になるだろうメンバーも伏線をここまで貼ってきた分を綺麗に回収した感じですね。

 

 ☆テスタロッサが今回も優雅で有能。

アルビス、ミュウラン、テスタロッサ。好きなキャラは多いのですが推しを聞かれればこの3人を答えます。

なろうでも終盤登場のわりには出番も多かった彼女。書籍では活躍の場がさらに増えました。3国会議でのリムルに助け舟を再三出しながらの見事な仕切り。秘書2人が会議の妨げになってただけにリムルが秘書になって欲しいと思うのも当然でしょうねw帝国大使館をまかされる上で不安があるとすれば優雅に笑顔でバチバチ感のヴェルグリ姐さんとの関係。帝国の守り神であり今後は実質の支配者になるヴェルグリンドと帝国を領地にしていた悪魔の女王。長い間、けん制し合ってた2人がうまくいくとは思いませんけどねw

 

☆ユウキはどーなるの?

なろうの進行が16巻くらいになってるとラスボスがユウキで確定していた。書籍での変更点が一番強烈なユウキが今後どう絡んでくるのか想像つかない。現在のなろうとの違う状況は

・ルドラがミカエルとしてユウキとは別に存在する。

・クロエがリムルの元にいる。

・余分な敵が増え、天使の設定も変更されている。

・天使系のスキル支配を使うのがユウキではない。

今回はユウキどころかラプラスも登場しませんでした。ここからドンデン返しすれば流石トリックスター!ってなるんですけどね・・・。今のところはただのモブですw

実は上にあげた4つの中にん?って項目が2つあるにはあるんですけどねぇ・・・。

 

☆ギィの話

ギィ誕生秘話からルドラやヴェルザードとの出会い。ミリムの母親も登場する過去話。なろうにありましたっけ?軽くあったようななかったような・・・。

興味深かったのは素のルドラ。こういうキャラだったんですねw書籍ではすでにミカエル化したルドラしか描かれていなかったので新鮮でした。これならマサユキが俺様キャラになったと考えれば納得(何を?)そういえばギィの話って初めてですよね。ミザリー、レインが従者になったいきさつも納得しました。悪魔のルールっていったい・・・

ギィが自分で名づけしたのは知っていましたが、その由来やクリムゾンがついたいきさつなんかは興味深かったです。

 

☆17巻、18巻はどうなる?

17巻は閑話になるようです。リムル以外の視点からの裏話を短編で数話いれるそうです。そして本編は18巻で再開・・・あれ?続きは1年後かな?まぁそれは置いておいて18巻。

流れからヴェルザード姐さんがギィ襲ったのは間違いなさそうですね。なろうではクロエとギィの戦いに乱入でしたけど心の隙をつかれて支配されてるって感じでしょうか。

それ以外はわかりませんwユウキがヴェルダナーヴァ復活を裏で匂わしているとも思えないので(敵の目的がヴェルダナーヴァ復活なら俺がヴェルダ゙だ!なんて名乗れない)ダグリュールが裏切るかも微妙。ディーノもなんかなろうとは違うっぽいですしね。ただ、ただこのすべてがミスリードという可能性もありかも?ディーノの裏切り、天魔大戦のためリムルが招集したなろうと違い、ギィが切迫の中で召集した魔王の宴。ルミナス、レオンの久々の登場は楽しみですね。

最終章は3部作になるようです。20巻完結かな?

 

ついに携帯電話作りましたねw今の所、リムル、エルメシア、ガゼル、グレンダが持ってるようですが念話出来.ない限定なんでしょうね。そういえば名前はよく出てくるグレンダも久々に登場して欲しいですね。

 

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レイマンさん・・・・・

転スラ 16巻 なろうと書籍の相違 その1

※完全ネタバレです。自己責任で。

 

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ガラシャとピコの初ビジュアル公開!ピコはなろうと違いクマラと対決。

 

あ、あけましておめでとうございます・・・・遅い?いや、ネタがなくて・・・。

予定通り16巻発刊しましたね。新たな敵、フェルドウェイ登場で新展開を迎えた15巻。

なろうとは違う形で天魔大戦の最初の一手がはなたれました。

 

・悪魔、精霊とは違う異界の半生命体。妖魔族、蟲魔族、幻獣族について。妖魔はフェルドウェイですが、残りのふたつはゼギオン、アピト、クマラの出自にかかわってきそうですね。ヴェルダナーヴァによって作り出された天使族、その始祖たる七柱「始原の七天使」の一人がフェルドウェイだった。彼と他4人が妖魔族に変異した。

エピローグはヴェルダナーヴァ復活を信じるフェルドウェイとルドラ(ミカエル)の出会いと彼目線からのヴェルドラ確保失敗。

・リムルが帰ってきたので宴会。そこで振り返るヴェルドラが地下迷宮を飛び出した以降にあった迷宮での顛末。フェルドウェイ配下の三妖帥が迷宮に潜入したのだ。

・三妖師ザラリオと配下の5将軍。彼らを迎え撃つのはトレイニー姉妹とカリス(元イフリート)、ゼピュロス、ノトス、ボレアス、エウロスの竜王たち。ザラリオ達の侵入の目的はマサユキの暗殺。差し出せば撤退するという提案をトレイニーが拒否して天使達との最初の戦闘が始まった。

・ラミリスからの連絡で護衛のヴェノムと移動を開始したマサユキ。仲間2人に裏切られジンライとも別れ(ジンライはテンペストのギルド職員になったらしい)側近はヴェノムだけになっていたマサユキの前に三妖師コルムが襲い掛かる。神話級の武具を身にまとうコルムに圧倒されるヴェノム。そこに加勢に駆け付けたのは帝国組のカリギュリオとミニッツだ。ミニッツはユニークスキルが復活している。そして迷宮に研究のため滞在しているルミナス配下の超克者(ヴァンパイア)3人組も参戦。そしてバーニィとジウも駆け付けた(良かったね、3人がまた会えて)。

・管制塔で指揮するラミリス。ヴェルドラ消失により都市部が地上に露呈してしまった。その都市部にガラシャとピコが現れた。彼女たちとの戦闘に向かうのはゲルドとクマラ。管制室は一時の安堵に包まれるがシンジが異変に気が付いた。

・ついにディーノ動く(リムル帰ってくる前に動いてたんだねぇ、ゴメン、なんで動かないんだよと馬鹿にした記事書いて・・・)。ラミリス確保に動く彼にシンジが気づきベレッタが防ぐ。アルファたちがラミリスを保護する中、ディーノが自分は始原の七天使の一柱だと正体を明かす。

 

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魔王の一柱でもあるディーノに当然苦戦するベレッタ。そこの加勢に来たいのはアピト。迷宮内では死なないベレッタ、アピト相手にさすがのディーノも苦戦を余儀なくされる。

・ヴェノムらの連携に苦戦するコルム。その様子を潜んで見ていたフェルドウェイは隙をついてマサユキ暗殺に動く。そこに立ちはだかったのは仮面の勇者クロノア。クロエが参戦した。ここで不完全ながらクロノア(というよりサリエル)をフェルドウェイが精神支配に成功した。(あれ?ほんとにユウキ必要なくね?w)大人になったクロエ(クロノア)に見ほれながらエクストラスキルを獲得しちゃうマサユキ君。

ミニッツたち以外の帝国兵も加勢に加わる。彼らにはすでにマサユキはルドラなのである(!?)。恐ろしい、不死の大軍勢なんて恐ろしい。負けないけど勝てないコルムさんwさらにマサユキと魂の回路をこじ開けちゃった人登場。ヴェルグリンドお姉さまだ。いきなりファーストキスを奪われるDTマサユキ君。

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かくしてコルムはヴェルグリンドに瞬殺された・・・。コルムさん、マサユキ達の茶番に付き合っただけでしたねw

・ベレッタ、アピトに苦戦するディーノはよし、本気出す!とガラにもない事を考えた時に配下最強ゼギオン様登場。冗談はやめてくれと思いつつディーノの目論見は失敗。ラミリスの温情により迷宮外で復活したディーノはゲルド、クマラに足止めされているガレシャ、ピコを引き連れ撤退。

・実力で三妖師筆頭のザラリオ。ザラリオは死なないカリス、トレイニー相手に加減しながら(ラミリスが迷宮外に出て配下の不死性がなくなる)時を待っていた。しかしここにも加勢がやってきた。迷宮70階の妖気な3人組だ。他2人の失敗を悟ったザラリオは撤退を余儀なくされた。

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・とまぁあたしもピンチだったのよさとラミリス。ディーノを引き続き信じる事で話がまとまる。ベレッタの魔王級覚醒も含め個人面談。クロエのキリっとした顔に俺はロリコンではない、単にクロエが超絶・・・とどこかの金髪魔王と同じ発想をしたり、ソウエイに部下を大事にしろと忠告したり(のちにソーカから涙で滲んだ感謝の手紙を貰う)、ガビルが今日も元気だったり、ゴブタとともにまったく出番のなかったランガを慰めたり、クマラにスキルをおねだりされたり、アピトの眷属にも名づけさせられたり、セギオンの崇拝にいたたまれなくなったり、死霊のくせに光属性になってるアダルマンやアルベルト、ウェンティ、アルテミットスキル獲得のガドラの影にシェルさんの魔改造があったり、逆にシオンには手を加えてなかったり、面談順でもめている悪魔たちとか(ディアブロを首にして第二秘書を狙う3人娘)、ほんとはテスタロッサに秘書になって欲しいとリムルは思っていたり、

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アゲーラがハクロウの祖父だと聞いて驚いたり、予定のないヴェルドラ、ラミリスとも強引にさせられて面談終了。

・帝国、ドワルゴン首脳との三国会議。三国同盟成立。マサユキは新皇帝に。帝国に大使館をもうけテスタロッサが着任。(西方評議会はシエンが引き継ぐ)ヴェノムはそのままマサユキの護衛としてついて行く。ザドムが生きていた。「リムル陛下、召集と聞き参上でございます!」ってアンタ今までどこにいたんだい?wイタリアンのコース料理を堪能、帝国組、ドワルゴン勢大絶賛で食レポ。あれ?転スラだよね?異世界食堂じゃないよね?「ハっ?あまりの美味しさにあたしゃあの世に旅立つとこじゃったよ」(ジェーンおばあちゃん談)。

・ドワルゴンにはアゲーラを派遣、西方諸国にはシエンの他にゾンダも派遣。ヨウムのファルメナスにはガドラが滞在。グレンダたち三賢酔も裏から動くように配置。来るべき天使戦に備える。

・今回のクロエのように天使系のアルテミットスキルは支配される危険性がある。ギィ、ルミナス、レオン・・・保有者は多い。

・突然のギィからの召集。「魔王達の宴」開催の知らせ。リムルはディアブロ、シオンを、ラミリスはベレッタ、トレイニーを引き連れむかう事に。そこに迎えにきたレインは傷だらけだった。

 

ここからは表紙でかっこいいギィ様のお話に移ります。ここからもなろうにはなかった完全オリジナルのギィ様過去話が続きます。長いのでこの話は機会があれば。

次回は先に感想を上げます。

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ランガも17巻以降はきっと活躍するでしょう。