転スラ ラミリスと地下迷宮へようこそ
※完全ネタバレです。自己責任で。
地下迷宮探索するウサギっ娘フラメアとエレン達3バカトリオ。
精霊女王であり、この世界ほぼ唯一の妖精であり、古き魔王でもある。
そして勇者に精霊の加護を与える導き手であり、世界の調停者であり傍観者でもある。肩書きが多いい・・・。
アニメ終盤に登場したラミリスは小さくてうるさいお子ちゃま。でも実は凄い??
そんなイメージだったんじゃないでしょうか。
その昔、精霊女王として膨大な力を保持していたが太古にミリムが暴走し止めに入ったギィも苦戦してる中、その暴走を身を挺して止めたのがラミリスだった。
その際に強大な邪気をあび、記憶を持ったまま転生を繰り返す妖精へと堕落し魔王になった。以降はギィやミリムに守られながら地下迷宮に隠れ住んでいた。無職の引きこもりである。しかし実はディーノに同類と思われている無職という点は自身も引っかかっていたらしい。それに元来さみしがり屋である。ミリムにマブダチが出来た事に衝撃を受けた直後に、そのマブダチであるリムルに出会った。それからはリムルが残した護衛のベレッタとともにリムルの作った魔国への移住をもくろむ事になる。
移住を強行しようとしたラミリス一派。
魔王達の宴での協力を経てベレッタ、トレイニーも正式にラミリス配下に。開国祭を前にテンペストへの移住も決定した。ラミリスが作る地下迷宮を冒険者向けのアトラクションとして国の目玉にしたいリムルと思惑が一致したのだ。
しかしこのラミリスのスキル「迷宮創造(チイサナセカイ)」は創造を遥かに越えた有用なチート能力だった。それを今まで誰も、というか本人すら気がついてなかったのだ。無理なく作れるのは100階層という事で地下迷宮は地下100階までに決定。数日で階層を完成させ100階にはヴェルドラがラスボスとして住む事になった。リムル、ヴェルドラ、ミリムとともに各階層をアレンジ。様々な問題をクリアし、開国祭のお披露目を経て「地下迷宮」は通常営業を始めたのだった。
今や地下攻略を仕事にする冒険者まで現れ、数万の冒険者達を街に常駐させるほどの人気になる地下迷宮。テンペストで一番収入があり人を雇う身分にまで登りつめるラミリスの迷宮を覗いてみると・・・
まず「自由組合テンペスト支部」で登録を済ませ初回限定無料の「復活の腕輪」(迷宮内で死んでも外で瞬時に復活し痛みも無い)を貰いチュートリアルへ。そこで説明や戦闘訓練を受けていざ迷宮へ!入り口や中の売店ではラミリスの権能によって作られた必需品の腕輪、「帰還の呼子笛」(瞬時に迷宮を脱出出来る)「事象の記録球」(1回だけ任意の場所でセーブ出来る)のアイテム以外にも武器、防具、回復薬各種、携帯食が販売されている。(装備はレンタルもあり)
迷宮内には様々なトラップがあり、ヴェルドラの魔力開放により発生した魔物達が行く手を阻む。換気機能を使い魔力を分散し上の階ほど弱い魔物が出現し下の進むにつれ魔物が強くなる。通常は人間に害がないように魔素は営業時間外に流れる。そして10階層ごとに階層守護者が用意されている。
冒険者は下に進みながら罠をよけ魔物を倒し宝箱やドロップアイテム、魔物の素材、金貨、魔石などを回収ししていく。最終的に100階層のヴェルドラを倒してクリア(無理)。階層守護者を倒して貰える宝箱は当たり確定品。下に行けばいくほど貰える物もとうぜん豪華になっていく。通常はクロベイの弟子などが作った武器などだが、ヴェルドラの魔素で貴重な一品に変化していたり、クロベイ作の神話級の武器も紛れ込んでいる。特に下層で守護者を倒し貰える宝箱からは、その先の階層で有用な武器、防具を獲得出来るようだ。
各階にはトイレがあり、用を足してる時に魔物に襲われる心配なし。また95階層の迷宮都市内にある冒険者エリアに繋がる扉もあり、男女別のカプセルホテルや普通のホテル、大浴場、食堂などがあり外より割高だが夜はゆっくり休みたい人にはもってこい。商人も常駐しているため迷宮で蓄えたアイテム類を売ることも可能、アイテムやお金を預かる場所もある(受け取りは外でもOK)。また階層守護者との対戦前には無料のセーブポイントがある。またボス戦に限り場外スクリーンでの放送があるが任意で放送するかどうか決められる。放送される場合は放送料が冒険者に支払われる。
迷宮の主はラミリスであり総管理はベレッタとなっている。運営は樹妖精たちが行い管理者として運営からトラブル回避まで請け負う。迷宮内の汚物や魔物の死骸などはスライムなどの下等な生物が基本処理するが罪人が駆り出される事もあるらしい。またルベリオスの回復系魔法を持つ騎士たちが魔法の実践練習のため待機してる場所もある(主に蘇生)。エルフ達はおもに接客を担当。
樹妖精やエルフ達が住み管理している95階層の地下迷宮都市。樹妖精は集落ごとそっくりここへ移住した。またかつては獣王国の難民も仮設住宅もここにあった。
主な迷宮トラップは毒矢、毒沼、方向惑わす回転床、落とし穴、偽宝箱(20F以下)爆発宝箱(これ反則ちゃうの?)、催眠ガス入り宝箱、暗闇階層、天井が超低い階層、精霊がいない区画(精霊が呼べない)、鑑定不能品がドロップ(毒薬が混ざってる)、
そして49階層ではリムル様と同じ種族の皆様が日頃の恨みを込めて冒険者様をおもてなし(合体しての巨大スライム、スライムだらけのプール、スライムが降り続く雨、スライムドール他)。
10階層ごとの守護者はブラックスパイダー(10F・ランクB)、エビルムカデ(20F・ランクB)大鬼の狂王と配下5人衆(30F・ランクB)、嵐蛇(40F・ランクB)。現在、挑戦者を一番阻んでいるのが嵐蛇。アニメ1期OPでリムル様がかっこよく切り刻んでるアイツですね。通路いっぱいの体格と毒の息が行く手を阻んでるようです。守護者達はやられても復活出来るように復活の首輪などが授与されている。
そして50階にはゴズール、メズール。さすがに交代で1体づつ登場。ここを突破したのはマサユキ一行とシンジ一行の2組だけ。チーム緑の乱も実力的に可能だったがリムルの策略で49階で潰された。
51階層からは迷宮十傑の登場。元々は60階層はアダルマンが守っていたが彼が強くなったために昇格。現在はガドラ老師が乗る魔王の守護巨像がまかされている。今だに60階層突破組みは現れていない。マサユキたちは戦争準備のためボス戦の前に一時中断した。しかし今はパーティーが解散状態のため今後は不明。なおこの階層のどこかにリムル、ミリム、ラミリス、ヴェルドラが迷宮用に作ったアバターでもあるユニークモンスターが自動で現れる場合がある。出会ったら最後だ。
61階層から魔王級の登場だ。70階を守るのは死霊の王アダルマンと死霊騎士アルベルト、ウェンティ(デスドラゴン)。61階層からは死霊系との戦いだ。剣の達人アルベルトがいるため剣自慢のハクロウやアゲーラ、聖騎士たちが集まり修行場のようになっていたりもする。
71階からは虫、虫、虫。蟲型魔獣の世界。79階には蟲をすべる女王、アピト。80階には蟲の王、ゼギオン。2層続けて守護者が存在する恐ろしい階層だ。
ちなみに聖騎士のナイスガイ、アルノーは修行のためヒナタの弟子でもあるアピトの元に足しげく通っている。リムルからは何かに目覚めたのでは?と疑われている。
81階からは魔獣の楽園。その魔獣の女王クマラが90階を守護する。
そして、魔王級を次々に倒した最強勇者クラスのアナタはつかの間のひととき95階へ。通常の階から行く所とは違い、エルフのお店もある高級区画に入れるのだ。ここまで来たアナタなら大儲けしてるので高級な旅館もレストランも思いのまま。
疲れが取れた所で次は96階。ちなみに91階~94階はアトラクションには使わず、鉄鉱石の保管倉(91)魔鋼の工場(92)花畑(93)アピトのハチミツ工場(94)などがある。また、95階の立ち入り禁止区域には研究施設があり、ベスターやカイジンを中心にドワルゴン、サリオン、ルベリオスの研究者達が日夜研究に励んでいる。ヴェルドラも研究にやってくる。ここから魔道列車などが生まれた。ラミリスの研究室もありシンジ達異世界人5人が部下として研究を手伝っている。なお、魔王ディーノはこの階か最下層の研究室でラミリスかベスターを手伝っている。
96階~99階はラスボスへの露払いのごとくドラゴンロード。地、風、氷、炎の竜王達が待ち構えるエリア。
そして100階には我らのヴェルドラさんがラスボスとして君臨する。この階には人間体用のヴェルドラの部屋やリムルの開発室、迷宮守護者の会議室、精霊迷宮(リムルが最初に行った迷宮)への入り口がある。
このように魅力的なアトラクションだが、戦時中は防衛拠点にも軍事拠点にもなる。
帝国軍100万が攻め込んできた時は、
ジュラの森の住民をすべて首都リムルに避難させ、首都ごと迷宮内に避難させた。
反則だ。人から建物、道までもまとめてそのまま避難である。空があり夜にもなるらしい。ラミリスの能力底知れない・・・・。
地下迷宮では半数の50万もの帝国兵が命を落とされました。。
帝国兵の屍に座るリムル配下最強のゼギオン。転スラ日記の最新話でエレン達とともにイングラシアに向かうリムルをアピトと見送っていた彼の面影はもうない。 (アピトもだけどね)
転スラ アニメのOP登場でアニメに登場しなかったキャラ
※完全ネタバレです。自己責任で
書籍勢はアニメ2話で初めて見たオープニングで「おいおい、そこまで話進むのかい」と驚いたことでしょう。コミックスですら登場してないキャラが堂々とリムルと戦っているのですから・・・w
カッコ良く登場したのに出番なし。ヒナタ率いる十大聖人のみなさん。
上左から見切れた大男は犬嫌いの現ファルメナスでヨウム護衛につくグレゴリー。
現在はリムル配下の「三賢酔」の頭ボス、グレンダ。
見切れた白髪はディアブロに負け現ファルメナスでヨウム護衛につくサーレ。
2枚目左からいつの間にか七曜に殺され入れ替わられてたギャルド、活躍なしw
ソウエイのストーカー化するリティス。(実際はストーカー出来てない)
聖騎士の副隊長アルノー、ヒナタの後ろにいるバッカス。(スマン)
いい味出してる若手騎士フリッツ、見切れたイケメン風がレナード。
ヒナタ以外は2期の後半に登場します。
なんとこの2人も出ていた。最古で最強の魔王、元原初の赤ギィクリムゾンと
書籍14巻で初登場したヴェルドラの姉の1人、ヴェルザード。
ギィは2期登場は確実ですがヴェルザードさんも魔王の宴に出ないかなぁ・・・
リムルが顔がミリムそっくりのJKと印象を受けただけに早く見たいですね。
2回目のOPに登場した獣王国のみなさん。カリオンの両横にいるのがスフィアと我が推しのアルビスさん。グルーシスさんはいないんですよねぇ・・・・。
後方左からダグリュール、ギィ、ディーノ、バレンタイン、ルミナス。
そして右のボッチがレオン。らしい感じ・・・w
魔王は全員2期に登場します。
乞うご期待!
転スラ 魔物の強さの基準
渋さ独り占めハクロウ師匠。娘モミジには甘甘です。
※2020年5/14 加筆(加筆分は記事最後)
※完全ネタバレです。自己責任で。
アニメ勢でこのブログを読んでいただいてる方も少なからずいるようです。そんな方々にとってアニメに登場済みの配下たちは思いいれあるキャラたちです。なのに記事を読むと知らないキャラが強者の配下として扱われています。魔王級が12体。ベニマル、シオンはいいとして、ソウエイは?ハクロウは?ゴブタは?なんでいないの?そんなに強くならないの?と、疑問(不安?)に感じるのではないでしょうか。そこでこの世界での魔物の強さを少し整理しようと思います。
まず、よくアニメにも出てくるAとかBとかランクと呼ばれるもの。これは自由組合が人間から見た魔物の脅威度をランク分けしたものです。とはいえ魔物の世界の格の違いとも遠からず同じなので魔物達もこのランクを許容し乗っかってる形になっています。
そのランクを上から・・・(キャラ名は14巻までの内容から主な例)
・特S(天災級・カタストロフ)
リムル。ギィ、ミリム、ヴェルドラ、ヴェルグリンド、ヴェルザード
・S級(災渦級・ディザスター)
ダグリュール、レオン、ルミナス、ラミリス、ディーノ、ディアブロ、ベニマル、シオン、ゼギオン、クマラ、アダルマン、ゲルド、ガビル、ランガ、テスタロッサ、ウルティマ、カレラ、ミザリー、レイン、カリオン、フレイ、クレイマン、ベレッタ(※魔王級に進化した場合)。オークロード。
・特A級(災悪級・カラミティ)
ソウエイ、ハクロウ、エスプリ、ヴェノム他数名のリムル配下、各魔王配下、カリブディス。ミュウラン、ラプラスなどの一部上位魔人、上位悪魔。
・A(災害級)
ゴブタ、ソーカ他リムル配下多数。上位精霊、一部を除く悪魔族。ドラゴン(魔物)
・B
オーガ、長鼻族、リザードマン他、ペガサスなど
・C
オーク、牙狼族他
・D
ゴブリン他
・E
タクト、戦闘能力がほぼない魔物。
なお、ドワーフやエルフは亜人として人間扱いだが、国家に属さず森などに隠れ人間と敵対する者はエルフでも魔物扱い。厳密に言うとゴブリン、オーガなども亜人。要は人間と敵対するかどうかで魔物扱いになる。
なんだろ。Sランクにリムル配下がゴロゴロいるのですが気のせいでしょうか?
ざっとランクについて書きましたが、あくまで人間から見た脅威度ランク。
魔物の強さの基準は体内の魔素量。強さ(格)=魔素量なのだ。これが意外に人間の作ったランクと遠からずなので魔物たちもAランクなどの言葉を使う場合がある。
魔素量は種族ごとに(器)が違う。その器をいっぱいにするかどうかで個人差が出る。
その量は名づけや経験で上位種族に進化、覚醒すると増える。しかしこれにも個人差があり上限に達してる者や種族によっては進化も覚醒もしない。ガビルがそうだったように名づけした親の強さでも左右される。ゲルミュッドに名づけされてもリザードマンのままだったがリムルの上書きで龍人族に進化した。ゲルミュッドは本人の魔素量が少ないので分け与える量が少なくて当然(スキルかなにかで分け与える量を調整できたんでしょうね。そうでなければ弱いゲルミュッドがあんなにバンバン名付け出来ないしw)
ゴブリンはホブゴブリンになってEからDに。オークはハイオークになってDからCに。オーガは鬼人になってBからAに。単純にはそんな感じにランクが進化しました。
ただ、リザードマンから龍人族になったガビルはBからAになったが。ソーカやガビルの部下はBのままだったり個人差はここでも出たりする(最終的に全員Aになってるけど)。ガビルやっぱ最初からお強かったんですね・・・。
魔素量の格は絶対越えられない魔物の掟みたいな所もありますが、実際は強さはそれだけじゃない。ディアブロの項で悪魔族は古い順に強いと書きましたが序列がないだけで強さは魔物も同じです。
生まれたて、進化したて、覚醒したて、受肉したては弱い。魔物は年数で経験やスキル、アーツ(技術)が磨かれる。なので「成り立て」は何事も弱いのだ。
オークロードがリムルにあっさり負けたのはちゃんと理由があった。リムルが規格外だった事もあるけど(といってもこの時点では覚醒前のクレイマンにも勝てないレベル)、オークロードがゲルミュッドに名づけされ、そのゲルミュッドを食べて覚醒したのだから強さが中途半端だったんでしょうね。まぁスキルのおかげでオークロードらしくはなってましたが。ベニマルは心情的に「誰に名付けされてもいいってわけじゃない」とおっしゃってましたが、こういう実害的な事も起こるんですねぇ。
カリブディスは魔王級と言われてましたが復活したてだったので特A扱いのようです。あの硬いウロコで物理も魔法もはじきAランク以下の魔物たちでは歯がたちません。スキルだけなら間違いなくSクラスです。おそらく当時は同格の特Aクラスだったリムルがなんとか太刀打ちできたくらい。それも「超速再生」なんてスキルをお持ちで回復してしまう。そんな中、ミリムはワンパンで退ける。これも復活したてと古き魔王の差が出たという事でしょう。このくらい差があるのです。
ここまでで解かる通り、同じレベルでもスキル、魔法、持って生まれた特質、そして経験と技術で大きな差が出る。ランクはあくまで目安であり同じランク同士ならこの個人差が大きく出る(開国祭でゴズメズが闘った時にスキルの差でゴズールが勝ったように)。
いきなり最初に戻しますが、ソウエイ。ベニマル、シオンに比べて魔素量の上限が少ない。それはもうどうしようもない事です。他の上位種族に進化する機会があれば別ですが今の時点では魔王級に進化する資格がありません。といっても弱いわけでも強くなってないわけでもありません。諜報に能力を前フリしてるとはいえSランク一歩手前にいるんじゃないでしょうか。ただ、ソウエイは存在自体を隠していてジュラの森同盟以前の仲間を除くと幹部以外には名前も顔も知られていないようです。あらためて目立った事はしないんじゃないかなと思います。
続いてハクロウ。悲しいかな鬼人から妖鬼に進化した時点で進化限界に達しました。魔王級への資格は今後一切獲得出来ません。唯一の望みはリムルが進化して貰える祝福(ギフト)でしょうが、実はリムルも魔王に覚醒した時点で進化限界になったようです。なので魔物としても強さはここまでです。といっても技術はさらに磨けますし、奥義なんかも習得出来るはず。本当の強さはこれからでしょう。
ちなみにシュナももともと魔素量が少ない。ただ優れたスキルを持ち魔法の研究に余念がないので魔素量以上に強い。
そして天才ゴブタ。元々ランクDのゴブリンです。名前もらってホブゴブリンになってやっとCランクです。もうあとは経験と修行あるのみです。そして天才、ひらめきます。そして試して成功します・・・。実は裏がありました。大賢者(智慧之王)大先生が秘かにチョッカイを出してたようです。もちろん本人のセンスと忠誠心も大きかったと思います。魔物は役職とか職業を与えると能力が上がる(その役割に合わせて)ようですが、ゴブタもゴブリンライダー隊隊長、第一軍団隊長などの重責を担います。とはいえ魔素量の少ないホブゴブリン。ここまでがんばってもAランク止まり。悲しい種族の壁です。それでも異例のランクアップだと思います・・・ただ、リムルの元にはリグルドやリグル、ゴブエモン、紫克衆などAランクを越えたホブゴブリンが多数いたりしますwゴブアのようにオーガにクラスチェンジして鬼人になった者もいます。リムルの周りだけは異例ではないんですねぇ・・・・。もっとも魔王級に覚醒したランガと合体出来るのだから(それすなわちゴブタも魔王級)問題ないんですけどね・・・。
このように魔物のランクは信用性はあるけどすべてではない。リムルがよく○○より強い、○○と同等みたく考えますが、その基準も実際まゆつばですよねw
ただ、魔王級に進化した幹部達とそうでない幹部達の戦闘力の差が歴然としたのは間違いありません。
魔物にはランク(格)があるのですが人間にもあります。魔物と同じく自由組合が定めた冒険者ランク。厳しい試験を受けて合格すると与えられるランク(ちなみにリムルはBランク冒険者資格あり)。でも冒険者に限らずこのランクは傭兵、軍隊、騎士などにも使われています。まぁ解かり易くするためでしょうけど何基準なんでしょうか?w
勇者は別格として聖人ヒナタやサーレ、全盛期のシズさん、近藤やダムラダはA+、聖騎士からヨウムまで幅広くAという感じでしょうか。あのカバルやギドも魔法使えない縛りがなければAランクらしいです(エレンはB)。魔物に置き換えると勇者クロエはS、ヒナタが特Aくらいでしょうか。噂ではシズさんも全盛期なら魔王級だったとか。だとしたらディアブロと会った時はすでに衰えはじめてたんですかね?
それに魔物以上にスキルや魔法、武器、防具に左右される部分も大きい。帝国の近衛が強いのは皇帝からスキルを貸し与えられてた事や武器、防具は神話級で固めている事なども要因にある。それさえあればミニッツももっと強かったはず。ミニッツ可哀想・・・wヒナタの7回切られると死ぬ剣もわけわからないwヒナタになら7回切られる前に普通は死にますよ・・・。聖騎士の装備にも神聖魔法の付与がありましたね。
そんな装備も着せられてるだけじゃダメ。使えこなせる技量があってこそ剣に認められて効果が発揮出来る。どこぞの死神のように・・・。
リムル配下の戦闘用の人間といえば三堅酔をまかせた3人。グレンダはソウエイいわくソーカ(当時A越え)よりずっと強いと語っていた事とルベリオス時代は聖人と呼ばれていたのでギリ特Aなのかもしれない。ジラードの強さは今イチわからないが、アインは悪魔公を意図的とはいえイングラシアの街中に遠隔召喚したくらいなので確実にA+ではないでしょうか。
なんか強さの話しただけで、どんだけリムルの戦力膨大なんだよと改めて気がつかされますね。
※2020/5/13加筆分
16巻にてEPなる魔素量数値(存在値)が登場しました。
~1000(E)、~3000(D),~6000(C),~8000(B),
~10000(A-),10000~(A+・災害級)、
100000~(特A・災厄級),400000~(S・災渦級),
800000~(特S・天災級)
リムル868万(+228万・特S)
ヴェルドラ8812万(特?)
ヴェルグリンド7435万(特?)
主なリムル、ラミリス、ヴェルドラ配下
カレラ701万(特S),ベニマル439万(特S)、ガビル126万(特S)、
ランガ434万(特S)、ゲルド237万(特S)、クマラ189万(特S)、
ゼギオン498万(特S)、アダルマン87万(特S)、シオン422万(特S)、
ウルティマ266万(特S)、
モス107万(特S)、シエン28万(特A)、ゾンダ30万(特A)、
アルベルト68万(S)、ウェンティ98万(特S)、ソウエイ128万(特S)、ヴェノム40万(S)、ソーカ26万(特A)、ヴェイロン88万(特S)、
アピト77万(S)、アゲーラ77万(S)、エスプリ55万(S)、
ハクロウ9万(A+)、ゴブタ2万(-A)
ベレッタ197万(特S)、トレイニー60万(S・※宿した精霊王は100万)、
カリス(70万・S)、アルファ姉妹15万(特A)、
番外・ディーノ300万(特S)、
人間
シンジ、マーク、シン12万(特A)、ミニッツ1万(A+・※武器装具で大幅増)、
カリギュリオ40万(S)、
ハクロウ9万は思った以上に少ないですね。ゴブタが2万という事はホブゴブリンやハイオークはほとんど2万くらいなんでしょうね。とはいえ人間には2万程度の軍団でも充分脅威ですね。ミニッツが1万なんだから・・・w
カレンは垂れ流してるので700万は納得ですが、ディアブロの666万666・・・はツッコミどころ満載ですねwテスタロッサがちょうど半分の333万というのも眉唾ですけどw
実はエルフであるエレン。冒険者としてはBランク。
転スラ キャラ別なろうと書籍の相違点 シオン・シュナ
シュナ、かわいいです。
※完全ネタバレです。自己責任で。
リムルまで書いてしまうと後がなくなり間が空きましたw今回はあえて変更点が少ないシュナとシオンについて書いてみます。主として絶対的な忠誠と信頼をすべての配下や関わった者たちから受けるリムル様。性別がないというてい(実はそんな事はない)で話が進んでるのでハーレムにならない中で正妻戦争を繰り広げる二人。それに加わるとしたらクロエ、ミリム、ラミリスくらい。なのでアニメでも見られた軽い奪い合い程度で最後まで進みます。といっても配下は別。初期はヨウムとミュウランの種族を越えた2人が一手に引き受けていた役割はベニマルに移行。モミジが登場し露骨なアルビスとの奪い合いを始めるとゴブア以外にもトーカ他多くの女性陣がひっそり参戦。男性陣も「吾輩もモテたい」(ガビル)「ハーレムっすね」(ゴブタ)「ベニマル殿が誰を選ぶのか・・・」(ゲルド)と興味津々。「女なんて勝手についてくる、女聖騎士(リティス)につきまとわれ困ってる」(ソウエイ)「リムル様一筋」(ディアブロ)とモテ男二人も含め恋愛談義に花が咲きます。この流れも実はシュナとシオンがベニマルにサッサと相手を決めろと追い込んだ結果だったりしますw(特にシュナ)。
現在、コミックス版では異世界人の襲撃がちょうど描かれていますが、キララのでっちあげを見抜き異世界人3人を追い込む。この場にシュナとシオン、ゴブタもいる。楽勝に見えたが2重の結界によって魔法無効、魔物弱体が発生しシオンはじめ多くの住民がショーゴ達異世界人に殺されてしまう。リムルが魔王に覚醒するきっかけのお話。
シオンとシュナはテンペストの人気者です。時にはシオン派とシュナ派の間で論争が起こります。強いものに惹かれる魔人や魔物にシオンが人気があり、亜人や人間にシュナが人気があるようです。
リムル魔王覚醒の祝福(ギフト)の影響でシュナをはじめ配下達が中央広場で眠りにつき、結界などの影響で建物内に避難していたヨウムやカイジン達が広場でその光景に驚くと、グルーシスやミュウランが状況を説明。こうなることが予想され建物に多数の布団が用意されていたので皆を運ばなければという時にカバル、ギド、カイジン、ドワーフ3兄弟が誰がシュナを運ぶかでモメ出した。お前ら全員シュナ狙いかと明るみに出た瞬間だったw
一方シオンも「シオン親衛隊」を結成。シオンファンの数万の魔人達を従える事になる。「リムル様の親衛隊です!」「いや、お前のだろw」。
対クレイマン戦時、シオンは「魔王達の宴」で大活躍だったが、シュナもソウエイ、ハクロウとともにクレイマンの居城に潜入。守護していたアダルマンと対峙する。アダルマンの「電子崩壊」を暴走させることで浄化に成功。クレイマンの呪縛からアダルマンらを解放した。のちにリムル配下として魔王級の覚醒するアダルマン、迷宮十傑で活躍するアルベルト、リムルにウェンティと名付けられるデスドラゴンを仲間にする功績を残した。
対聖騎士ではシオンはレナード他を圧倒、シュナは和解した聖騎士やルミナス達を手料理でもてなした。
開国祭ではタクト達音楽隊のコンサートに参加。シュナはピアノ、シオンはヴァイオリンで観客を魅了した。驚くリムルにベニマルが巫女姫として元々音楽に精通していたシュナ、シオンは音感が良くヴァイオリンと相性が良かったと説明した。
シュナは現在の種族は妖鬼。職業は鬼姫(まんまやんけ)。役割はリムルの補佐官。
ユニークスキル解析者(サトルモノ)創作者(ウミダスモノ)を持ち、魔力感知や威厳など多くのエクストラスキルを持つ。魔素量は少なく戦闘向きではないが有能なスキル活かし実戦でも高い戦闘力を誇る。魔物ながら神聖魔法を使えるのもスキルのおかげだ。料理、装飾、接客など文化向上の立役者である。
シオンの種族は悪鬼。シュナと進化した種族が違った。職業は武士(もののふ)。一度死んだ事で半生命体になりエクストラスキル「完全記憶」にて不死身に近い存在になった。また復活した時に料理がうまくなりたいという願いが強くユニークスキル「料理人」(サバクモノ)を獲得。自分の望む結果に対象を上書きする恐ろしいスキル。よって美味しいコンニャクのような見た目と食感のケーキが出来たりするwもちろん魔法、事象、法則も書き換えられ戦闘でも有能な能力である。ラズルとの戦いで獲得した「闘神化」は接近戦で無類の強さを誇る。「闘神王」の称号を授かり魔王級に覚醒した。
ちなみに料理にも大剣「剛力丸・改」を使っていたためリムルから包丁などを使うように提言されたが、「私は浮気しません」と拒否。しかしリムルの「包丁をプレゼントしようと思った」という発言にすぐ「気が変りました。剛力丸も少しの浮気は許してくれます」と態度を変えた。今後は見た目もよくなるかも。ちなみに幹部用食堂の厨房にはゴブイチ専用の隣にシオン専用の厨房が存在する。
しかし結果だけがOKの能力は米が黒くなってしまうこの世界で白米作りに役に立っている。とはいえこの世界は黒米の方が人気あるので白米はリムル専用になっている。
シュナは西方評議会で乱入してきたガイを扇子で一蹴。
シオンはジスターブ遺跡探索中にマリアベルに襲撃され、ユウキにあっさり負けてしまった。そして西方動乱へ。
シオンは帝国戦時は壊滅戦で紫克衆と親衛隊を引き連れ参戦した。
そしてリムルらとともに帝国へ・・・。
リムルを戦闘で助けるシオンと内政で支えるシュナ。2人の正妻戦は長命なだけにノンビリ続くのでしょうね。
シオンはベニマルを呼び捨てにしています。本気でベニマルがシオンを1度怒らせたんですよねぇ。w
シオン、凛々しい。
転スラ キャラ別 なろうと書籍の相違点 リムル様
イングラシアでショッピング。なろうでもあったシーン。
※完全ネタバレです。自己責任で。
今回はアニメ2期冒頭になるであろう5巻から、なるべく時系列通りに我らのリムル様の足跡を(周りで起こった事象)を絡めて追ってみました。
・イングラシア王都近郊にてヒナタに襲われ、分身体を使ってなんとか敗走する。
(首都リムルでファルムス国の異世界人3人との戦いが始まったが、2つの結界などによって弱体化した魔物たちはシオンをはじめ100名の犠牲者を出す。ファルムスはジュラの森への侵攻を宣戦布告)
(ユーザラニアに突然ミリムが現れカリオンを倒し首都が壊滅)
・偶然居合わせたミョルマイル他、プルムンドや近郊の商人、冒険者たちを転移魔法で安全に送ったあと、シオンらの死に自分の決めたルール(人間を傷つけてはいけない)が要因のひとつだったこともあり数日間を一人悲嘆にくれた。
・知らせを聞いて駆けつけたエレンから自国に伝わる「ある少女(ミリム)が魔王になった」話を聞かされる。その中に魔王になれば死者が生き返る可能性がある事を知る。
リムルは魔王になる事を決め、魔王覚醒に必要な大量の魂を獲得するため一人でファルムス軍を壊滅させる事を決意。二度と戦争にならないようヨウムにファルムスの国王を目指すように希望し快諾を受けるとリムルはファルムス2万の兵士を虐殺した。
(生き残ったラーゼン達の捕獲のために悪魔、のちのディアブロを召喚。弱体化結界を張った装置はベニマルらによって破壊。省吾ら異世界人3人も死亡)
・魔王に覚醒。大賢者が智彗之王(ラファエル)に進化。死んだシオンらが生き返る。
・大賢者が進化した事により「無限牢獄」の解析が終了。ヴェルドラが復活。
(獣王国より避難民が到着する)
・ドワルゴン、プルムンド、サリオン、ユーザラニアら関係各国との会談。当面はファルムス侵攻やミリムの獣王国壊滅に関わる魔王クレイマン打倒を目指す事になった。
・会議中にラミリスがベレッタとともに乱入。魔王が集まる「魔王たちの宴」の開催が決定し、新しく魔王を名乗ったリムルへの対処も議題に上がっていると忠告に来たのだ。リムルはラミリスに自ら参加を希望し承諾を受ける。そして、ユーザラニアに侵攻するクレイマン軍をテンペスト・獣王国連合で迎え撃ち、秘密裏に手薄になったクレイマンの居城の陥落を決定する。連合軍を見送り、ファルムス攻略にディアブロ、ヨウムらが旅立った後にリムルはラミリスと従者(シオン、ランガ、ベレッタ、トレイニー)とともに「魔王達の宴」へ。
・「魔王達の宴」にてクレイマンによって支配(されてるフリ)のミリムと対峙。途中で乱入してきたヴェルドラにミリムの相手を任せる。リムルは土壇場で覚醒したクレイマンをあっさり倒す。生死不明だったカリオンも無事、ミリムも洗脳されておらずユーザラニアでも勝利、クレイマンの居城も陥落、リムル軍の大勝利となった。
・クレイマン死亡、カリオン、フレイの魔王辞退で8人になった魔王はリムルを含め「八星魔王」と名乗り世界へ発表された。(命名はリムルw)
・ヒナタとの和解。詳しくは 「対聖騎士戦」参照
・リムル、ルミナス、ヒナタで協定を結ぶ。これにより西方教会と和解。
・ラミリスのテンペスト移住が確定。地下100階層にヴェルドラが住む事になった。
・ミョルマイルを財務担当にスカウト。
・お祭り騒ぎ!詳しくは 「開国祭」参照。
・マサユキも加わり地下迷宮本格始動。
・ヴェルドラ、ミリム、ラミリスと地下迷宮用に憑依出来るアバターモンスターを作成。正直反則。
・イングラシアにて西方諸国評議会に参加。ロッゾ一族のミューゼ侯爵がイングラシアのエルリック王子をそそのかして小国を買収。テンペストの参加を否決させる企ても自然に過半数突破で参加が可決され軍権も移譲される。思惑と違い怒ったエルリックは騎士団団長ライナーと書籍ではお馴染みのお騒がせ男ガイを呼び込む。しかしライナーはヒナタ、ガイはシュナの女性勢に一蹴された。ミューゼはさらにマリアベルの命令によりエルリック暗殺を実行、罪をリムルに擦り付ける手はずだったが失敗。暗殺実行し失敗したグレンダをソウエイが捕獲。事情聴取中にグレンダにかかった呪縛を解除して仲間に。ロッゾ一族の情報を聞き出す。
・ミリムやカガリらとジスターヴの遺跡探索へ。順調に探索中にマリアベルや彼女に操られた(ふりの)ユウキ、ミリムのかつての友達カオスドラゴンらが襲ってきた。リムルはマリアベルとともに襲ってきた魔人化したガイを一蹴し、ユウキも退けた。逃げるマリアベルを正気に戻った(ふりの)ユウキに任せ(結果マリアベルはユウキに殺される)ミリムとともに暴走するカオスドラゴンを犠似魂(ミュウランを助けたときにも使用)に魂を移し小さいドラゴンとして生まれ変わらせ暴走を止めた。リムルがガイヤと名づける。ガイヤにとってミリムは母、父親はもちろんリムル。
・魔王ディーノが居候に転がり込む。ラミリスの下でベスターの手伝いをする。
・テスタロッサ、カレラ、ウルティマ合流。テンペストが戦力で間違いなく世界一になった瞬間。
・中盤最大のクライマックス!詳しくは 「西方動乱」その1.その2参照。
・クロエ、ヒナタを囲んでレオン、ルミナスと情報の共有、今後の事を会議。ギィが途中で乱入してくる。のちにラミリス、ディーノも現れ6人の魔王が揃った。※ヴェルドラもいる。
・ギィが東に逃げるユウキ一派を捕獲。手コマとして帝国で地位を築きクーデターを起こすと約束したと告げる。ギィはロッゾ一族が滅びた西側をリムルに託した。
・西の裏の組織「三賢酔」をエルメシア、ミョルマイルと結成。表の頭ボスにグレンダ就任。他の2人は元緑の使途ジラードとアイン。
・ガドラと弟子であるシンジたち帝国側の異世界人3人がテンペストに亡命。
・帝国戦開始。司令室でベニマルとともに観戦。最終殲滅戦に参加部隊を送り込んでベニマルと2人になった所をバーニィとジウが裏切り襲い掛かってきた。ベニマルとクロエがそれぞれを討ち取った。 帝国戦はこちらも参照。
転スラ 13巻 なろうと書籍の相違点 - 「転生したらスライムだった件」なろう版と書籍版の違い
・死亡した帝国軍94万中70万を蘇らせる。
・配下9体を自分と同格の魔王級に覚醒させる。
・ギィから魂を貰う(奪う?)ミザリー、レインを魔王級に覚醒させる。
・今度はこちらから攻撃とばかりにクーデターに乗じてユウキと合流し帝国本体を叩く作戦を決定するも、ユウキの腹心であるラムダラが国王側のスパイと判明、帝国にヴェルグリンドがいる事も解かり頓挫。ユウキと計画の見直しをするため会う事にしてラプラスが案内役に再び現れる。ラプラスとともにユウキの元に向かうメンバーも決め、残りはドワルゴン東側で待機しているユウキの兵6万と合流し帝国に向かう手はずだった。
・ラプラスが慌てて現れユウキたちが帝国近衛の襲撃を受けたとティアから連絡があったと告げた。続けてドワルゴンのアンディエッタから東にヴェルグリンドが現れユウキの兵とヴェルグリンドの戦闘が始まったと連絡が入った。モニターでドワルゴン東を映す。そこにはなすすべなくヴェルグリンドに蹂躙されていくユウキの兵士たちの姿が。
そして近藤に支配されたティアやフットマン達も仲間に攻撃している。さらにカガリも自我を失い魔王カザリームの真骨頂、禁術「妖死冥生」を行っていた。ラプラス達を作り上げた術法、遺体から上位魔人を作る術だ。その光景を見たラプラスは「ワイの仲間はもう終わりや」と肩を落とす。「お前だけでも無事でよかったじゃん」とリムル。「カガリさんも死んだわけじゃない、ユウキも戦ってるだろう。さっさと助けに行こうぜ」。リムルや因縁浅からぬベニマルたちに「ボスや会長たちを助けたいんや。ワイを手伝って下さい。」深々と頭を下げるラプラス。予定通り帝国に向かうことになった。
・ラプラスの転移魔法がルドラによって干渉され別空間へ。目の前にルドラとヴェルグリンド。ヴェルグリンドは能力によって自分を3体同時に出現出来た。1体はドワルゴン東で悪魔3人娘らを圧倒。もう1体は地下迷宮を破壊しヴェルドラを誘い出す事に成功していた。ルドラはリムルたちをこの空間に残し消えた。テンペストには分身体を戻し本来の姿になったヴェルグリンドに近藤、ルドラまでもが現れヴェルドラすら敵の支配下に落ちていった。
リムル様激おこで14巻が終りました。14巻のラプラスとの幹部用食堂での下りは大好きです。いつも責任転嫁、丸投げ、仲間を信用せず現実逃避、それでいて結果オーライのまさにダメ人間のリムル様が時たま見せるカッコ良さ。そんなシーンでした。たまに見せるからカッコ良く感じてしまうのかもですね。一冊に二回くらいはありますよねw魔王級に覚醒し精霊に近い生命体に進化したベニマルが食欲もあり睡眠欲もあり、さらに性欲もあると聞いて驚愕するリムル様も素敵です。
それと道化連。なろうでは生き残ったラプラス、ティアだけが仲間になり(一派では生き残ったのはマイだけ)番外編で3人とも活躍しますが、書籍ではうまくいくとカガリを含め全員が合流する可能性がありますね。カガリさんはどう支配されても「レオン憎し」は今さら感感じるほど心境が変化してますし、ユウキに精神への干渉はされてないし、なにより、主人公が助けるって約束しましたからね。。近衛に囲まれ仲間を助けられない絶望の中で近藤に支配されちゃったカガリさん、傷をおった実直な大男のトルネオットを見た目は幼女のアリアが担いで必至に逃げる。なんかユウキ一派がどんどん愛しくなってきました。なろうみたいな結末はちょっと嫌ですかね。
問題の近藤中尉。まずこの人どうにかしないと話が進みませんねw